子どもが大好きで色んな場面で活躍する「お歌」や「手遊び」。保育士や幼稚園教諭の皆さんはたくさん知っておききたいですよね!今回はその中からまな&ゆうの二人が「手をたたきましょう」を実演してくれます。ぜひ動画でチェックしてみてください。
実演のポイント
「手をたたきましょう」は、シンプルなリズムに合わせて感情表現を遊びながら取り入れる手遊び歌です。
始めは「たんたんたん…」と手拍子でリズムを感じ、「あしぶみしましょう」では足踏みで体全体を動かします。
「わらいましょう」「おこりましょう」「なきましょう」では、子どもにも表情をつけてもらい、「あっはっは」「ぷんぷん」「えーん」と声と表情で盛り上げましょう。
表情の切り替えを面白がりながら歌うことで、模倣力・リズム感・感情理解が同時に育ちます。大げさな表情と明快な抑揚で演じる保育者の姿を見せると、子どもたちも自然と参加したくなります。
実演:まな&ゆう
ゆっくりのテンポなので振りも付けやすいとおもいます。「笑う、怒る、泣く、の表現についてどんな表現の仕方で歌おうか」と、子どもたちとお話ししてから歌うのもいいかもしれません♪
対象年齢
0歳児/1歳児/2歳児/3歳児
テンポがゆっくりで動作が簡単なため、0〜2歳児の保育でも安心して導入でき、3歳児になると表情の変化や感情表現遊びがより楽しめます。
年齢別の「ねらい」
⚫︎0歳児:
手拍子・足踏みの心地よいリズム体験と視覚的模倣の第一歩を促す。
⚫︎1歳児:
動作と言葉を組み合わせ、リズム感と簡単な感情表現を楽しむ。
⚫︎2歳児:
「笑う」「怒る」「泣く」の表現を手と声で体験し、感情理解を深める。
⚫︎3歳児:
表情や声の変化を意識しながら、自己表現の幅を広げる。
年齢別の「導入の仕方」
⚫︎0歳児:
「たんたんたんって手をたたこうね」とリズムを繰り返しながら優しく誘う。
⚫︎1歳児:
「足もトントンしよう」「次は笑ってみよう」と動作と感情を交互に促す。
⚫︎2歳児:
「今度は怒ってみようか?」と問いかけ、顔で「ぷんぷん」を誘導。
⚫︎3歳児:
「どんな顔が怒り顔かな?思い切ってやってみよう」と表現を自由に促す。
「手をたたきましょう」について
小さなお子様も一緒に楽しめると思います♪笑ったり怒ったり泣いたり、少し大袈裟に表情を作ってにらめっこしてみるのもいいですね♪
シンプルな「手をたたきましょう」「足踏みしましょう」などの動作と、「笑う」「怒る」「泣く」といった感情パートの繰り返しで、子どもたちが自然にリズムと感情表現を身につけられます。
乳児保育にも向くゆったりしたリズム構成と、表情を変える展開は集団での手遊びの導入や切り替え、朝の会などに適しています。動きと感情を遊びとして体験しながら、模倣力・リズム感・情緒理解を育む点が魅力です。
おすすめの季節や月
通年使用可
特に 朝の会や自由遊びの切り替え時、気持ちの整え遊び導入として効果的です。0~3歳クラスではリズムや感情表現の導入にも最適。
歌詞
上記「まなゆうチャンネル」の動画、もしくは外部サイトにてご確認ください。
作詞・作曲
作詞:小林純一
作曲:チェコ民謡