保育ネタ

【外遊び】パラバルーン遊び<イラスト付き>

今回は【パラバルーン遊び】を『あらたうがこ』のイラストとともにご紹介します!
遊びを考えるうえで大切なことは、その遊びはいったいどういうねらいがあって今後の活動にどう繋がっていくのか。また、どうバリエーションを広げていくのかだと思います。特にバリエーションという部分でいうと、ワンパターンで終わらないようにと思ったら難しく考えてしまうかもしれません。
でも大丈夫!考え方次第で遊びは無限に広がります!

パラバルーン遊び とは

パラシュートとバルーンをかけ合わせた言葉で、丸くて大きな布の縁を子どもが複数人で持ち、波を作ったり膨らませたりとさまざまな技を表現できる遊びです。

保育園の運動会やレクリエーションなどで活用すると見映えが良いです。また、乳児と行う時は保護者や大人と一緒に行うと楽しめます。

ねらい

音楽を聴きながらタイミングを合わせて動き、リズム感を養う
演技や遊びを通して協調性を育む
友だちと協力し合うことで一体感を味わう

用紙する道具・材料

パラバルーン
デッキ

対象年齢

3歳〜

遊びパターン

大きな波、小さな波

パラバルーンの縁を持ちながら、縦に揺らして波立たせる技です。大波は全身を使って激しく動かし、小波は腕を使って小刻みに揺らすとよいでしょう。なお、この技は立っても座っても行うことができるので、みんなで息を合わせなくても楽しめます。
大波、小波

横にゆらゆら

パラバルーンの縁を持ちながら、体ごと左右に動かす技です。互いに引っ張り合いにならないよう、最初に左右どちらへ動かすのか決めるとよいでしょう。立っても座っても行うことができますが、みんなで息を合わせて一定のリズムで動かすことがポイントです。

飛行機

子どもが同じ手でパラバルーンの縁を持ち、布をぴんと張ります。みんなで同じ方向を向いて回りながら歩き、空いているほうの手を横に伸ばして飛行機の羽根に見立てましょう。

メリーゴーランド

子どもたちは飛行機の技を行います。保育士さんがパラバルーンの中に入って中央部分を高く押し上げると、まるでメリーゴーランドのような形になります。

パラバルーンの縁を持ちながら立ち、息を合わせてパラバルーンを下から上へ勢いよく持ち上げます。中央に空気を溜めながら、握っているバルーンの縁を地面につけましょう。中心の空気が漏れないよう縁に座れば、まるで山のような形を表現できます。

風船

みんなでパラバルーンの縁を持ち上げたら、手を離さずに円の中央へ向かって歩きましょう。中に空気が入るので、まるで風船のようにパラバルーンが丸くふくらみます。

花火

ポンポンがまるで花火のように勢いよく宙に飛ぶという大技です。パラバルーンの中央に、いろいろな色のポンポンを複数個入れましょう。
合図でパラバルーンを上に持ち上げたあと、一斉にしゃがみます。すると、パラバルーンの動きの反動を受けて、ポンポンが宙へ舞い上がります。子ども同士のタイミングを合わせることが大切なので、高く飛ばすことができるように練習を重ねましょう。

ポップコーン

パラバルーンで波を表現し、保育士さんがパラバルーンの中央にボールをいくつか投げ入れます。波の大きさを変えるとボールが変化をつけて跳ねるので、よりポップコーンのような動きに近づけることができるかもしれません。

ポイント

遊びパターンの技を組み合わせて、曲に合わせて色々と遊んでください!