子どもが大好きで色んな場面で活躍する「お歌」や「手遊び」。保育士や幼稚園教諭の皆さんはたくさん知っておききたいですよね!今回はその中からまな&ゆうの二人が「あまだれぽったん」を実演してくれます。ぜひ動画でチェックしてみてください。
実演のポイント
「あまだれぽったん」は、梅雨の雨粒を模した優しいリズムの手遊び歌です。
「ポッタン ポッタンタン」のフレーズでは、両手でリズムよく胸を軽くたたきながら、雨粒が落ちる感覚を表現。
「つぎつぎ ならんで」は手を交互に叩く動きでリズムを続け、「ポッタン コロコロ どこへいく」の部分では、手を軽くころがすようなジェスチャーを加えると視覚効果が高まります。
繰り返しの中でリズム感・模倣力・集中力・季節感を育む導入歌で、スピードを調節しながら遊ぶことで子どもたちの反応がさらに活性化します。保育者が胸でリズムを感じながら軽やかに見本を見せれば、小さな手にも参加意欲が広がります。
実演:まな&ゆう
ゆっくりのテンポで歌えるので小さなお子様から歌っていただけると思います♪慣れてきたらみんなで手を叩きながら楽しく歌ってみてください♪
対象年齢
1歳児/2歳児/3歳児
ゆったりしたリズムと単純な手拍子構成で、1歳児から安心して参加できる内容です。2〜3歳児になると、リズムの継続やスピード遊び、簡単な歌詞の理解が深まります。
年齢別の「ねらい」
⚫︎1歳児:
手で胸をトントンしながらリズム遊び、音と身体反応の一致感を楽しむ。
⚫︎2歳児:
リズムの変化に合わせて手拍子やころがす動きを模倣し、集中力と聴覚認識を育む。
⚫︎3歳児:
速さを少しずつ上げながら、反応速度やリズム感、遊びへの参加意欲を高める。
年齢別の「導入の仕方」
⚫︎1歳児:
「ぽったんって優しく胸をトントンしようね」とゆったり声かけ。
⚫︎2歳児:
「ポッタンタンってどんなリズム?」と問いかけながら一緒に叩いてみる。
⚫︎3歳児:
「今度は速くやってみよう!できるかな?」とチャレンジ誘導。
「あまだれぽったん」について
「あまだれぽったん」は、雨の日の情景をやさしく表現したわらべうた風の手遊び歌です。
「ポッタン ポッタンタン」「つぎつぎ ならんで」と、雨だれが次々と落ちる様子をリズムだけで伝える単純で心地よい構成。
保育現場では、胸でリズムを感じ、歌いながら季節感を味わう導入歌として梅雨時期によく使われます。振り付きの動画や実演素材とも組み合わせて、集中力・感覚遊び・身体表現を育むための活動にぴったりです。
おすすめの季節や月
梅雨(6月)
雨の日が多い6月にぴったりで、室内遊びや感覚遊びの導入、雨の自然観察活動とセットに最適です。
歌詞
上記「まなゆうチャンネル」の動画、もしくは外部サイトにてご確認ください。
作詞・作曲
作詞:一宮道子
作曲:一宮道子