子どもが大好きで色んな場面で活躍する「お歌」や「手遊び」。保育士や幼稚園教諭の皆さんはたくさん知っておききたいですよね!今回はその中からまな&ゆうの二人が「おべんとうばこのうた」を実演してくれます。ぜひ動画でチェックしてみてください。
実演のポイント
「おべんとうばこのうた」は、食べ物の名前と手遊びが組み合わさった人気の歌です。
実演では、歌詞に登場する食材をひとつひとつ丁寧に表現し、食べる楽しさを伝えることがポイントです。
「これくらいの おべんとうばこに〜」の部分では、両手でサイズ感を示したり、具材の名前ごとに簡単な動作をつけると、子どもが内容をイメージしやすくなります。
食育の導入や食事の時間の雰囲気づくりにも効果的で、表情豊かに演じることで、より一層親しみやすくなります。
実演:まなゆう
1番から3番までありますが2番はゾウさんバージョン、3番はアリさんバージョンです!テンポもそれぞれのキャラクターによって違うので、そこに注目しながらなりきって歌ってみてください♬
対象年齢
2歳児/3歳児/4歳児/5歳児
食べ物に対する興味が高まる時期にぴったりの歌で、2歳児以降の子どもたちが食材の名前を覚えたり、動作と一緒に楽しめる内容です。年齢に応じて食育やごっこ遊び、歌詞の理解など多角的に発展できます。
年齢別の「ねらい」
・2歳児
食べ物の名前を覚えたり、手の動きをまねする力を育てる。
・3歳児
食べ物への興味を広げながら、言葉と動作の一致を楽しむ。
・4歳児
おべんとうの中身を想像したり、自分の好きな具材を発表する遊びへと展開。
・5歳児
ごっこ遊びや創作活動へと発展させて、言葉の表現や構成力を育む。
年齢別の「導入の仕方」
・2歳児
「これなーんだ?」と絵や実物を使いながら食材に親しむ導入にする。
・3歳児
おべんとうを持ってくる設定で「何が入ってるかな?」と問いかけながら始める。
・4歳児
「好きなおかずはなに?」と子どもの経験に結びつけて想像をふくらませる導入に。
・5歳児
「自分だけのおべんとうを作ろう」と創作的な導入で歌や遊びへ発展させる。
「おべんとうばこのうた」について
「おべんとうばこのうた」は、手遊びをしながらお弁当を詰めていく楽しい歌です。
「これくらいの~おべんとばこに~」というフレーズに始まり、「にんじんさん」「さくらんぼさん」など、子どもたちに馴染みのある食材がリズミカルに登場します。
手で四角いお弁当箱をつくったり、食材を入れるしぐさをしたりすることで、視覚・聴覚・触覚が連動した学びが生まれます。
また、食材に「さん」付けすることで、食べ物への親しみや感謝の気持ちを自然に育む表現にもなっています。
歌を通して、食事やお弁当作りに興味を持ったり、「これ食べてみようかな」と思うきっかけにもなるため、食育の導入として非常に有効な一曲です。
おすすめの季節や月
新生活が始まる4月〜5月や、遠足が多い秋(10月〜11月)に特におすすめです。
お弁当に親しみがわく季節との相性が良く、生活の一部として自然に取り入れられます。
歌詞
上記「まなゆうチャンネル」の動画、もしくは外部サイトにてご確認ください。
作詞・作曲
作詞:香山美子
作曲:小森昭宏