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【2025年度8月の指導計画(月案)】文例とフォーマット<4歳児クラス>

2025年度版、【8月の指導計画(月案)】<4歳児クラス>です。
前月の子どもの姿、保育目標、「ねらい」「環境・構成」「予想される子どもの活動」「配慮事項」を養護と教育(五領域)毎に記載。食育、健康安全、保護者支援など、さまざまな例を見ながら、自分なりの計画が作れる参考文例・フォーマットをご紹介!

保育目標

  • 夏に健康に過ごすための生活習慣がわかり、自ら水分補給や休息を取って元気に過ごす。
  • 夏の自然や生き物に関心を深め、夏ならではの遊びを全力で楽しむ。

子どもの姿

  • 汗をかいたらタオルで拭く、顔を洗うなど自分で考えて体調管理を行う。
  • 水遊びや泥遊びでは、全身を使って全力で楽しむ。

ねらい

教育

健康

  • ルールを守ってプール遊びを楽しむ。
  • 夏バテしないように休息を取りながら過ごす。

人間関係

  • 友だちの様子の変化に気づき、声かけをする。
  • 家族と楽しい時間を過ごし、夏の思い出をつくる。

環境

  • 夏の生き物を飼育し、命の大切さに触れる。
  • 夏野菜の世話を継続的に行い、収穫を楽しむ。

言語

  • 季節の絵本を通して季節感を感じる。
  • 暑すぎる日は室内で絵本を読んだり、ことば遊びを楽しむ。

表現

  • 夏の思い出を経験画として自由に描く。
  • 夏の歌やダンス、盆踊りを楽しむ。

環境・構成

  • 少しずつ水の量を増やしながらプール遊びを行う。
  • 水筒を持ち歩き、外遊びでもいつでも水分補給ができるようにする。
  • 汗をかいたり、顔が真っ赤になっている子は休憩をするよう全体に伝えていく。
  • 生き物の飼育環境を整えて、暑さで亡くなることのないよう配慮していく。
  • 季節にあった絵本や図鑑を用意し、子どもたちが自由に見れるようにする。
  • それぞれの家庭での夏の思い出を発表したり、聞いたりする時間を設ける。

食育

  • 夏野菜の収穫をなるべく長期間できるよう畑の世話を欠かさず行う。
  • 野菜に親しみを持てるような図鑑や絵本を準備する。

予想される子どもの活動

教育

健康

  • プール遊びに夢中になりすぎて、自分の体調の変化に気づけない子がいる。
  • 水分補給が続き、水筒の中身が空になる子がいる。

人間関係

  • 友だちの様子の変化を保育者に知らせることができる。
  • それぞれの家庭での夏休みを満喫し、その思い出話を園で披露する。

環境

  • 夏の生き物に夢中になる子がいる。
  • 夏野菜の収穫に慣れてくる。

言語

  • 夏といえば〇〇をイメージできるようになる。
  • 室内遊びでは身体を動かし足りない子がいる。

表現

  • 経験した事を絵で表現できるようになる。
  • 歌詞を理解しながら歌える。

食育

  • 野菜の収穫に慣れ、ありがたみが薄くなってくる。
  • 野菜を食べららたことに自信を持つ。

配慮事項

教育

健康

  • プール遊びではどんどん水の量を増やして、身体が浮く感覚を楽しんだり、頭まで水に浸かって遊べるようにしていく。

人間関係

  • 友だち同士でお互いの体調の変化や様子の違いに気づけるようにクラス全体で声かけをする。
  • 家庭ごとの夏の思い出を発表する機会を作り、共感したり反応を示す。

環境

  • 夏の生き物をなるべく確保し、保育室で飼育できるようにする。
  • 夏野菜の収穫を最後まで責任持って行えるようにする。

言語

  • 夏といえば何かな?など、ことば遊びの練習として会話の中でイメージを膨らませていく。
  • 雨の日や暑すぎる日でも室内で十分に楽しめるように、言葉遊びや絵本を準備しておく。

表現

  • 経験画を認めていくことで、子どもたちの表現する力を育む。
  • 歌詞を理解できるよう説明しながら歌を教えていく。

食育

  • 野菜の収穫に慣れてきたら、野菜スタンプをしたり初めての野菜に触れられる機会を作り、なるべくいろんな種類の野菜を食べられるように配慮していく。

健康・安全

  • 保育室内の温度、湿度、換気などを常に管理し、熱中症にならないよう気をつける。
  • プール遊びでは慣れてきたら思い切り遊ぶ姿が見られるため、怪我や事故がないよう注意して見守る。

保護者支援

  • 各家庭での夏休みの長さが違うため、長期休みになっても生活リズムが大きく崩れないよう注意を促す。
  • 排便後の後始末(おしりを拭く)の仕方を家庭でも確認して、自分で行えるよう連携を取りながら練習する。

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この記事を書いた人

鈴木美都

鈴木美都

保育士

現在浜松市で保育士として活躍中。 子どもの頃から夢だった、自身が卒園した幼稚園型認定子ども園で勤務した後、結婚で浜松市へ移転したことを機に、新たに保育園で全力取り組み中! 「子どもたちの成長の為、常にヒントを探していた自分」と同じ悩みを抱えている誰かの役に少しでも立ちたい!という思いを抱き、 子どもたちの無限の可能性を引き出すために、今日も何かを食べ歩きながらアイデアを考えてくれている。

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