
ひらがなや言葉遊びに興味を持ち出す時期にぴったりな遊びの1つ、【言葉探しゲーム】について紹介します♪
「ひらがな」を組み合わせたら「ことば」が出来る事に気づくと、言葉遊びやお話しする事が楽しくなってきますね。子どもたちの関心に寄り添い、遊びを通して言葉遊びに親しみましょう♪
遊び方やルールについて、あらたうがこさんのイラストを使ってでお伝えしていきます。
1.言葉探しゲームとは
【言葉探しゲーム】とは、ひらがな1文字が書かれたカードを組み合わせて、「ことば」を作るゲームです!
50音の中からなるべく沢山の「ことば」を見つけましょう♪
準備物
・ひらがなカード(10人につき1セット程度)
⭐︎作り方⭐︎
1.画用紙を、直径10センチほどの円に切ります。50枚は最低でも必要です。
2.切った円形の画用紙に、ひらがなを1文字ずつ書いていきましょう。50音にプラスして、濁音や半濁音、拗音なども足すと作れる単語が増えて面白いです。
対象年齢
5歳児
必要な知識・経験
- ひらがなが読める
2.遊びのねらい
様々な言葉に遊びながら触れることで文字や数に関心を持ったり、正しい言葉の発音を身につける事が期待できます。また、文字を組み合わせたり、探したりすることから考える力も培います。
ねらい
- 様々な言葉に親しみ、関心を持つ。
- 文字を組み合わせたり、探すことで考える力を培う。
期待される姿
- 文字を組み合わせると言葉ができる事を知り、友だちが作った言葉に触れて新たな発見をする。
- どの文字を組み合わせたらどんな言葉ができるか、頭で考えながら遊ぶ。
3.事前準備
- ひらがなカードは、どの方向から見てもわかるようにバラバラに配置しましょう。なるべく重ならないように置き、パッと見てひらがながわかるようにします。
- 文字や数字に苦手意識を持っている子も少なからずいます。保育者が寄り添い、サポートしながら進めていきましょう。また、絵が付いたひらがなカードを使用することで頭文字を想像して遊べる子もいます。「は」だったら、「歯ブラシ」の絵を描くなど工夫してみるのも良いでしょう。
4.注意点と対策
- ひらがなカードの扱い方について注意、約束をしておきましょう。引っ張ったり、雑に扱うと破れてしまいます。「みんなの物だから大切に使おうね」と一言伝えてくださいね。
5.言葉探しゲームの遊び方・ルール
1.
ひらがなカードを重ならないように並べて置きます。子どもたちはその周りに座りましょう。

2.
スタートの合図でカードの文字を並べて、なるべく多くの「ことば」を作ります。※「たべる」「おいしい」「あおいとり」など、名詞じゃなくても構いません。
3.
1人1つ以上「ことば」を作れたら、保育者が終了の合図をします。それぞれどんな「ことば」が出来たのか発表したり、保育者が一人一人の完成した「ことば」を見て、認めてあげましょう。

6.遊びを成立させるポイント
- 解答を否定したり間違いを指摘するだけでは自信を無くし、文字に拒否反応を示すようになる恐れがあります。
たとえ間違っていたとしても「2つも作れたね!」「長いことばが作れたね!」等、認めるべきところをみつけ、声かけをしていきましょう。
7.遊びの展開方法
【チームで競う】
言葉探しゲームに慣れてくると、勝敗を付けたがるのが子どもたちです!
チームに1つひらがなカードを準備して、チーム戦を行いましょう♪1チーム5〜6人程度が相談しやすくスムーズに進行できます。
- 時間内で最も多くの「ことば」を作れたチームの勝ち
- 5文字の「ことば」を早く作れたチームの勝ち
- 3文字の「ことば」を沢山作れたチームの勝ち
- しりとりをなるべく沢山繋げたチームの勝ち
など、様々なルールを設定して遊ぶことができます。子どもたちの発達に合わせた遊び方で遊びましょう。
8,言葉を使った別の遊び
- しりとり
- マジカルバナナ