家族以外で育児の相談をしたり、気軽に話ができる存在の「ママ友」は、子育てをしていると貴重な存在です。子どもの話をしたり、たまにパートナーに対する愚痴をもらしたりと、息抜きできる相手がいると嬉しいですよね。
「ママ友作りは難しそう」「仲良くできるかと不安」という方に、今回は良好なママ友作りのポイントをご紹介していきます。
目次
>ママ友は必要?
>どこでママ友を作る?
>良好なママ友作りのポイント
>まとめ
●ママ友は必要?
そもそもママ友は必要なのか、疑問に思う方もいるのではないでしょうか。初対面でも「育児」という共通点から友達になる「ママ友」は、気の合う人と出会うことができれば「いてくれてよかった!」と思えるほど貴重な存在になりますよ。
大前提として、ママ友は無理に作らなくても良い
ママ友作りのポイントをお話ししていきますが、正直なところ「ママ友は無理に作らなくても良い」と感じている人が多くいます。本当に気が合って、子どものことを抜きにしても気軽に話ができるママ友と出会えるのは、ごく少数です。
無理に関係を築いて疲れてしまう人や、トラブルが起きて困っている人もいるのが現実なので「気の合うママ友ができたらラッキーだな」という心持ちでいましょう。
ママ友がいると育児の相談や世間話ができる
子育てをしているとあっという間に時間が経ち、子どもとしか話せず1日が終わるという日も少なくありません。自分の感じていることや、興味のあることの話を聞いてもらう相手がいないと、育児ばかりしている気持ちになり、次第に疲れやストレスが溜まってしまいますよね。
そんな時に同じような思いをしている「ママ友」がいれば共感しあったり、励まし合うことができ、リフレッシュすることができます。
いざという時、助け合いができる
気の合うママ友ができ、住んでいる地域が同じだったり近所の場合は、いざという時に助け合うことができます。例えば育児中に体調が悪く、病院に行きたいけれど夫が出張中で子どもを見る人がいないといった状況になったとき、頼ることができるママ友がいれば、少しの間子どもをお願いして病院を受診するということもできます。
反対に、何か困っているママ友の助けをできる場合もあるので、いると安心できる存在とも言えますよ。
●どこでママ友を作る?
育児の相談や、いざという時の助け合いができる「ママ友」はどこで作るのでしょうか。やはりママ友の共通点は「育児」なので、子どもに関する場所での出会いが多いようです。
子育てサロンや支援センター
地域の子育てサロンや支援センターは、施設内を開放しているので、子どもたちを遊ばせることができます。保育士在中で、親と子どもが一緒に室内で遊ぶ場なので、子ども同士が同月齢だと自然と話をする機会があります。何回か足を運ぶことで顔見知りになり、連絡先を交換して「ママ友」になる流れが自然です。
公園
公園では子ども同士が自然と一緒に遊び出したり、砂場で道具の貸し借りをする場面が見られます。子どもと一緒に遊ぶ中で、ママ同士が「お子さん何歳ですか?」といったように声をかけたのをきっかけに、公園で顔を合わせるたびに仲良くなったというパターンが多いです。
自宅近くの馴染みの公園でママ友ができると、同じく近くに住んでいる人が多いので、何かと助け合うことができますよ。
SNSを通して知り合う
今では誰もが利用したことがあるSNSは、ママ友作りの場所ともなっています。育児の悩み相談をしたことをきっかけに仲良くなったり、住んでいる地域が近い人を探して、SNS上で交流することもできます。
気軽にママ友作りをできる場でもありますが、顔が見えなかったり、子どもの写真を悪用されるというトラブルもあるので個人情報やSNSに載せる写真には注意が必要になってきます。
●良好なママ友作りのポイント
いろいろな場で知り合うことができる「ママ友」ですが、良好な関係を築くためにはどうしたら良いのでしょうか。ママ友とのトラブル話を耳にすることもある現代ですが、お互いの気持ちを大切にして適度なお付き合いを心がけていきましょう。
初対面で、深い個人的な話はしない
ママ友とは育児の話がトークの中心となりますが、初対面や数回あった程度のときは深い個人的な話をしないようにしましょう。
あまり仲良くなっていないのに「旦那さんの職業は?」「普段どこで買い物してる?」「2人目考えてる?」など、答えに困る質問はタブーです。連絡先を交換して、子育てサロンなど関係なしに遊びに誘える仲になってから、個人的な話を深めていきましょう。
感謝の気持ちを忘れず、相手にお礼をする
ママ友とは育児の相談や、夫に対するちょっとした愚痴などを聞いてもらうことが多くなるかもしれません。体調不良のときに、助けてもらうこともありますよね。そういったときに、お世話になったら感謝の気持ちを忘れず、相手にしっかりお礼をしましょう。
また、自分ばかり相手に頼るのではなく「何か困ったことがあれば相談してね」と一言添えることが大事です。
あくまでも「子ども中心」で遊ぶ
ママ友と遊ぶときは、ついついおしゃべりに夢中になってしまいがちですが、子ども同伴の場合は「子ども中心」で動くことを心がけましょう。話が長くなってしまって子どもが飽きてぐずっているのに、話を切り上げないとなると相手も困ってしまいます。
ママ友だけでなく、ママ友の子どもも大切に接することが良好な関係作りのポイントです。
個人情報の取り扱いに注意する
SNSを通して知り合ったママ友や、お互いのSNSを知っている場合、個人情報の取り扱いには十分注意しましょう。
勝手に相手の子どもの写真を撮らないのは勿論のこと、許可を得て一緒に写真を撮ったとしても、勝手にSNSに写真や会話を上げるのは禁止です。子どもの顔出しを嫌がるママ友は多く、一度ネット上に上がってしまったものは、取り消し不可能な場合もあるので細心の注意をはらいましょう。
●まとめ
良好なママ友作りのポイントをお話ししてきました。ママ友作りは難しいのでは?と感じる人も多いですが、子どもと触れ合う中で自然と気の合う人と出会えるかもしれません。無理にママ友を作る必要はありませんが、家族以外に育児の相談をしたり助けてもらえる存在がいるのは心強いですよね。
相手のことを思いやりながら、人として最低限の礼儀をもって接していけば、素敵な出会いがあるはずですよ!