保育の学び

【6月の指導計画(月案)】文例とフォーマット<4歳児クラス><2025年版>

2025年度版、【6月の指導計画(月案)】<4歳児クラス>となります。

 保育目標、「ねらい」「環境・構成」「予想される子どもの活動」「配慮事項」を養護と教育(五領域)毎に記載。食育、健康安全、保護者支援など、さまざまな例を見ながら、自分なりの計画が作れる参考文例・フォーマットをご紹介!

 

保育目標
  • 水遊びや泥遊びのルールを知り、友だちや先生とのびのび経験する
  • 梅雨の季節を感じながら、小動物や植物に触れたり製作を楽しむ
養護・教育

らい

健康
  • 雨の日も雨具を着て元気に登園する
  • 暑い日は水遊びや泥遊びを楽しむ
人間関係
  • 友だちと協力して砂の山を作り、仲を深める
  • 当番活動を通して班の友だちと関わりを深める
環境
  • かえるやカタツムリなどを飼育し、観察する
  • わからないことは絵本や図鑑を見て調べる
言語
  • 嫌なことや困ったことを保育者に伝える
  • 絵本の読み聞かせを集中して聞く
表現
  • 自分のことを大きな声で発表する
  • 季節の歌に合わせて身体を動かしたり、リズム体操を行う
食育
  • 夏野菜の成長を観察したり、年長児と協力してお世話を経験する

環境・構成

  • 濡れた雨具の始末を自分でできるようにスペースを確保しておく
  • プール遊びへ行く時の導線を確認し、子どもたちが怪我なく歩けるようにする
  • 泥遊びで汚れた衣服は、軽く水洗いしてビニール袋に入れ、しっかり口を縛って持ち帰れるよう始末をする
  • 戸外で遊んだあとはゆっくりできる時間を作り、室内でのびのびできるようスペースを確保する
  • 雨の日でも体を動かせるようにホールや保育室を広く確保する

予想される子どもの行動

健康
  • 雨の日の登園を渋る子がいる
  • 水遊びや泥遊びに不安を感じる子がいる
人間関係
  • 友だちと協力して遊ぶようになる
  • 責任感が芽生え、当番活動の他に保育者の手伝いをしたがったり、友だちのお世話をする子がいる
環境
  • 生き物を大切にする気持ちが芽生え、掃除をしたりエサをあげる
  • 絵本に関心を持ち、図鑑代わりにできる
言語
  • 自分の思いを言語化することが少しずつできるようになっている
  • 友だちと深く関わる中で揉め事も増える
表現
  • クラスに慣れ、大きな声で発言出来たり自分らしさを出せるようになっている
食育
  • 来年はどんな野菜を育てたいか想像したり、育てた野菜を食べてみたい!と思うようになる

配慮事項

健康
  • 雨の日でも室内で楽しく過ごせるように保育を設定しておく
  • 水遊びや泥遊びをする前は、集中できる環境でしっかり話をして約束事を確認する
人間関係
  • 友だち同士の関わりを深められるよう促し、なかなか輪に入れない子には寄り添いながら一緒に遊べるようすすめていく
環境
  • 季節に合わせて小動物を飼育し、子どもたちが常に観察できるような環境を整える
  • 飼育動物に合わせた絵本や図鑑を準備しておく
言語
  • トラブルになった時は、子ども同士でどうしても解決できない時に手助けできるよう見守る
  • 絵本の読み聞かせを継続的に行い、集中して絵本の世界に入り込めるようすすめていく
表現
  • 自分らしさを出せるように発表の機会を作ったり、子どもの言動を認めていく
  • 雨の日の室内遊びでは、リトミックやリズム体操など身体を動かせるような内容を考えておく
食育
  • 野菜を育てるためにお世話が必要なことや、一生懸命育てた野菜の美味しさ、季節によって様々な野菜ができることなどを伝えていく
健康・安全
  • 気温に応じて自分で水分補給ができるようこまめに声かけをする
  • プールの安全点検、消毒を毎日行い、入水中は見守りを徹底する
保護者支援
  • 虫歯予防デーに合わせて歯磨きの仕方や歯医者の定期点検の重要性を伝えていき、親子で改めて考えるきっかけとなるよう促す
  • プール遊びの日は必ず健康チェック表の提出をお願いすると共に、送迎時に変わったことがないか口頭で確認を行う
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すぐに使える月案【6月・4歳児クラス】

 

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