保育の学び

【3月の指導計画(月案)】文例とフォーマット<3歳児クラス>

2022年度版、【3月の指導計画(月案)】<3歳児クラス>となります。

 前月の子どもの姿、保育目標、「ねらい」「環境・構成」「予想される子どもの活動」「配慮事項」を養護と教育(五領域)毎に記載。食育、健康安全、家庭や地域との連携など、さまざまな例を見ながら、自分なりの計画が作れる参考文例・フォーマットをご紹介!

前月の子どもの姿

進級を楽しみにする姿ある。友達と一緒に遊んだり、関わったりし楽しく過ごす。

保育目標

進級に向けて自分のことは自分で行う。 
友達の気持ちを考え楽しく一緒に遊ぶ。

養護・教育(五領域)

ねらい

体調を崩さないように一人一人の健康観察をしっかり行う。
友だちや保育者と一緒に遊ぶ中で、遊びを発展させたり、自分の気持ちを相手に伝える大切さを感じる。
衣服の着脱をしっかり行い、暖かい春の季節も自分で気温などを考えて過ごせるようにする。
遊びの中でルールを守り遊び、友だちの気持ちをしっかり考える。
ひな祭り制作を楽しみ、ひな祭りの話や由来を知る。
絵本や図鑑をとしてひらがなに興味を持ったり、友だちと話をすることを楽しむ。
ひな祭り制作を楽しみ、友だちや保育者に完成をした作品を見せ喜ぶ。

環境・構成

寒い時はジャンパーを着て遊ぶように伝える。
遊ぶ時間をしっかりとり、好きな遊びを深めていけるようにする。
日頃から自分で着脱が行うことができるように声をかけたり、暑い時はジャンパーなどは脱いでよいことなどを伝える。
鬼ごっこなどルールのある遊びを行いつつ、ルールを守ると楽しく遊ぶことができることを伝える。
みんなでひな祭りの制作を行い、はさみの使い方などを覚え自分で作る。
絵本などを読み言葉や意味について知ろうとする。
本物のひな人形や写真を見せて、自分の好きなように作ることができるようにする。

予想される子どもの活動

一人でジャンパーを着ることができず保育者にやってもらおうとする姿がある。
自分から友達に混ぜてと声をかけて遊びに参加する姿がある。
保育者の話をしっかりと聞き、自分でジャンパーなどの着脱をしっかり行う。
友だちと思いや考えを伝えあいごっこ遊びや、鬼ごっこなどをして遊ぶ。
本物のひな人形を見て興味を持ち意欲的に作る。
絵本のイメージを友達や保育者に話たり、自由遊びの時に自分で読んだり、読んでもらう姿がある。
ひな人形を見て嬉しそうに作ったり、本物と同じように作る姿がある。

配慮事項

一人一人の遊ぶ姿を見て暑そうなときにはジャンパーを脱いで遊んで良いことを伝える。
遊びの中で自分の思い通りにいかずに友だちともめてしまう子もいるので、見守り時には仲立ちする。
一人で行えない子は援助するが、なるべく自分で行えるように声をかけたり、やり方を教えて自分の力で行えるようにする。
子どもたちの思いや考えをしっかりと聞き受け止め、みんなが仲良く遊べるように関わる。
一人一人のペースを大事にしながら、見守りつつ最後まで作れた時は甥に褒め認める。
感情をこめて絵本を読み子どもたちが絵本に興味を持てるようにする。
できた作品を飾り、友だちの作品にも興味を持てるようにする。

食育

箸を使って食べるようになる。
落ち着いて食べられるようにし、進級に向けて箸を使用して食べることができるようにする。
箸を使うことが難しくスプーンやフォークを使って食べようとする。
箸の持ち方や使い方などを伝え、飽きないように見守りつつ一緒に食べる。

健康・安全

手洗いうがいをきちんと行うようにし、アルコール消毒を行い感染症対策もしっかり行う。

保護者支援

進級に向けて不安なことがあったら話してもらえるように、園での様子を伝え話をできる雰囲気を作る。

今月のポイント

行事

ひな祭り
卒園式
春分の日

手遊び・お歌

製作・折り紙

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すぐに使える月案【3月・3歳児クラス】
22年3月月案3歳児

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その他の参考ノート