秋になり少しずつ肌寒い日が増えてきましたよね。季節の変わり目は子どもたちも体調を崩しやすく、注意しなくてはいけない時期です。その中でも多いトラブルが「子どもの肌」に関するトラブルです。
大人でも乾燥しやすい時期なので、子どもも同じようにお肌がかさつきやすいといえます。今回は子どもの肌トラブルに関して予防策や対応方法をお教えしていきます!
目次
>季節の変わり目は肌トラブルが多い
>子どもの肌を守るために出来ること
>肌トラブルが起きたときの対応方法
>まとめ
●季節の変わり目は肌トラブルが多い
季節の変わり目になると気温差が激しくなり、色んなトラブルが起きやすいですよね。子どもの肌は大人よりも繊細でちょっとしたことで荒れてしまいます。
寒さで肌が乾燥する
どんなに防寒していても肌が露出している頬や耳が冷たい風にさらされてしまい、乾燥しやすくなります。今の時期ではマスクをしている子どもも多いので、耳の裏などかさついて荒れてしまう子も多いようです。
強い風が吹いている時や気温が低い日は、しっかりと防寒して肌の露出を最小限にしましょう。
着込みすぎて汗をかき汗疹になる
秋冬の季節で意外と多いのが「汗疹」です。汗疹といえば夏が多いイメージですが、寒くなってきたからと厚手の服を着込み、結果的に汗をかいてしまい汗疹になるという子も多いです。子どもは大人よりも体温が高いので、衣類を着込みすぎると暑くなってしまいます。自分で「暑い!」と主張できる年齢なら心配ないのですが、乳児期は汗をかいていないか確認する必要があります。
花粉やダニ、ホコリなどの影響を受けやすい
季節の変わり目になると花粉やダニ、ホコリなどに敏感になり、肌荒れとして症状が出ることもあります。保湿に気をつけていても肌がかさかさしていたり痒がっている場合は乾燥が理由ではなくダニやホコリが原因の可能性もあると考えて良いでしょう。
●子どもの肌を守るために出来ること
季節の変わり目は乾燥や汗疹など肌トラブルが多いことが分かりましたが、どのように予防するのが良いのか知っておきたいですよね。子どもの肌を守るために、いくつかの予防策を覚えておきましょう。
保湿を心がける
乾燥しやすい子には「保湿」することが大事です。保湿クリームを適量塗ってあげることで、肌の乾燥を防ぎます。また、室内の湿度も確認しておくと、乾燥していると感じた時に加湿器で湿度を調節してあげると良いですね。
汗をかいたら着替えやタオルで拭く
戸外でも室内でも子どもたちは動き回って遊ぶと汗をかきます。寒い季節だと汗をかいたまま遊ぶと体が冷えて体調を崩す原因にもなりますよね。活動している中で汗をかいているのが確認できたらタオルで拭いたり、着替えをして清潔を保ちましょう。
室内を清潔にする
季節の変わり目は乾燥したり、汗をかきやすいことにプラスして前述した通り、気温差によって「ダニ」や「ホコリ」の影響を受け、肌が荒れてしまうこともあります。
普段なら大丈夫なものでも、季節の変わり目で免疫力が下がっていると肌荒れとして体に症状が出ることもあるので、掃除はこまめに行い清潔な環境を心がけてください。
●肌トラブルが起きたときの対応方法
どんなに気をつけていても季節の変わり目は肌トラブルは起きやすいので、肌が荒れてしまった時の対応方法も知っておきましょう。
市販のクリームで様子を見る
肌の状態を見て、軽い肌荒れであれば市販のクリームを塗って様子を見ることも可能です。ドラッグストアや赤ちゃん用品店には必ず保湿クリームや肌荒れ用のクリームが売っているのでも、もしもの場合に用意しておくと安心できますよ。
皮膚科を受診して薬をもらう
肌荒れが酷くなり子どもが痒がって掻いてしまったり、湿疹が広がってきた場合は皮膚科を受診して薬をもらいましょう。専門医に診てもらうと、こういった場合はどうしたら良いのかやクリームの塗り方など疑問に思っていることを聞けるので、気になることがあれば質問してみると安心できます。
●まとめ
季節の変わり目に起きやすい肌トラブルに関してお話ししてきました。肌トラブルと言っても、乾燥や湿疹などその時によって状態が変わってきます。繊細な子どもの肌を守るためにも、予防できることはしっかりと行い、もしも肌荒れをしてしまった時には早めに対処することで酷くなるのを防ぐことができます。
体調を崩しやすい時期でもあるので、子どもの変化に目を光らせ、過ごしていけると良いですね。