保育の学び

【12月の指導計画(月案)】文例とフォーマット<5歳児クラス>

2021年度版、【12月の指導計画(月案)】<5歳児クラス>となります。

 前月の子どもの姿、保育目標、「ねらい」「環境・構成」「予想される子どもの活動」「配慮事項」を養護と教育(五領域)毎に記載。食育、健康安全、家庭や地域との連携など、さまざまな例を見ながら、自分なりの計画が作れる参考文例・フォーマットをご紹介!

前月の子どもの姿

困ったことがあっても、自分たちで解決しようとしている。
集団の中で、自分の役割を理解し、目的を達成しようとしている。

保育目標

困ったことがあっても、自分たちで解決しようとしている。

養護・教育(五領域)

ねらい

衣服の調節や、手洗い・うがいの大切さを改めて知り、自分の健康に関心を持つ。
年中児との発表会のリハーサルを行い、年下の子どもたちからの憧れの眼差しに応えて発表する。
戸外で十分に体を動かし、大勢の友だちとルールを考えながら遊ぶ。
友だちからの刺激を受け、自分から挑戦したい気持ちを持ち、自分の役割を果たそうとする。
年末の大掃除に取り組み、新年を迎えることを知る。
意見を出し合って、発表会をより良いものにしようとする。
発表会に向けて、友だちと協力し合いながら、表現活動や演奏に取り組む。

環境・構成

冬の感染症について朝の会などで話し、予防法について改めて問いかけて、自分から考えられるきっかけを作る。
園の中で一番お兄さん・お姉さんであることを話し、自信を持って年中児に発表できるような言葉をかける。
子どもたちが中心となって遊びを進めていけるように、時間や場所を配慮する。
子ども同士で良い刺激になるように、遊びや生活、表現活動など、様々な場面でそれぞれの良いところを積極的に褒めることを意識する。
年末年始について話し、使った場所を綺麗にしておく気持ち良さを伝える。
子どもたちからの話を盛り上げながら楽しめるように、保育士からの提案は状況に応じて話していく。
ひとりひとりの表現や意欲を大切にし、協力し合う様子を見守る。

予想される子どもの活動

予防することの大切さを実感しながら、自分から行動している。
自信を持って取り組んでいる。
遊びによって友だちの輪が広がっていくことを楽しみ、それぞれの良いところを認め合いながら話し合っている。
特に発表会の練習で、少し難しいことでも積極的に挑戦し、最後までやり抜こうとしている。
みんなで協力すると、隅々まで綺麗な環境になることを喜び、気持ち良さを味わっている。
時には意見の違いから、ぶつかり合いが起こることもあるが、違う視点を知って、考えを擦り合わせようとしている。
友だちの表現を見たり、認めている。

配慮事項

家庭でも健康についての話をする機会を持てるよう、おたよりで知らせる。
園生活で最後の大きな行事であることを知らせ、本番に一番素敵な姿を保護者の方に見てもらうことを目標にする。
保育士も遊びの仲間に入り、ルールを確かめたり、一緒に楽しむことで喜びを共有する。
友だちの良いところについて、子どもたちがお互いに発言する機会を持つ。
家庭でも大掃除をする事を知らせ、手伝いが積極的に出来るような言葉をかける。
子どもたちの意見を尊重しながら、良いものを作り上げていく。
練習風景の写真を掲示するなどして、保護者の方にも期待感を持っていただけるようにする。

食育

クリスマス会の会食では、会話を楽しみながら食事をし、いつもとは違う特別感を味わう。
絵本や、クリスマス会などでサンタについての期待感を十分に育て、楽しめるようにする。
クリスマスの話で盛り上がりながら、友だちと喜び合っている。
保育士も話の中に入り、楽しく食事ができる雰囲気をつくる。

健康・安全

行事が沢山あることに加え、冬の感染症も流行りやすい時期であるので、子どもたちの体調の変化をよく観察し、子どもからの不調の訴えにもすぐに対応できるようにしておく。

保護者支援

健康について話す機会や、年末年始に向けての大掃除など、家庭でも協力していただけるよう、おたよりなどで知らせていき、親子で考えるきっかけを作る。

今月のポイント

行事

文化の日
勤労感謝の日

手遊び・お歌

製作・折り紙

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すぐに使える月案【12月・5歳児クラス】

【ほいくnote】月案_5歳児_2021年12月

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その他の参考ノート