保育の学び

保育園や幼稚園で使える【2月の年齢別おたより文例集】

 2月に入ると、寒さもグッと強まり室内で過ごすことも多くなりますが、寒い時期だからこその子どもたちの姿をしっかりと伝えていきたいですよね。節分やバレンタインデーなど、ワクワクドキドキするイベントもあるので、ご紹介する文例から季節を感じられる「おたより」を制作してみてください!

0歳児クラス お便り文例

気温が一段と低くなり、子どもたちの頬と鼻が赤く染まる時期になりました。時折吹く冷たい風に身体をぎゅっと縮こませる姿も見られますが、暖かい服装で短時間のお散歩タイムを楽しんでいます!

いよいよ冬本番!子どもたちはチラチラと降る雪に興味津々で、雪を掴もうと必死に手を伸ばしている可愛らしい姿が見られます。これから雪が積もれば、園庭での雪遊びも楽しめることでしょう。雪遊びができるような格好の準備をお願いします。

寒さが厳しい時期ですが、保育園では子どもたちの元気な声とニコニコの笑顔が溢れています。感染症が流行りやすい時期なので、子どもの体調変化に十分注意しながら、今月も元気に過ごしていきたいと思います。

1歳児クラス お便り文例

節分にちなんで「まめまき」の歌がクラスでは大人気です!パラっ♪パラっ♪と豆の音の部分は子どもたちがニコニコ笑顔で、手をくるくると回しながら歌っています。まだ「鬼」の存在にはピンときていないようで、節分当日の子どもたちの反応が楽しみですね。

厳しい冬の寒さを肌で感じながら、冷たい空気に触れても元気いっぱいの子どもたち。雪の上を歩くたび「ぎゅっ」と鳴る音が楽しいのか、何度も足踏みして楽しんでいる姿が見られます。

寒い時期は室内で過ごすことも多いため、どうしても運動量が減りがちです。気温が低く、外遊びが難しい時はホールで追いかけっこをしたり、ボール遊びを楽しんでいます。寒さに負けない強い身体作りのためにも早寝早起き、適切な睡眠量を心がけたいですね。

2歳児クラス お便り文例

節分に向けて豆まきの練習をしたり、豆入れの製作をしました。鬼がちょっぴり怖い様子の子どもたちからは「まめをポイ!したら大丈夫?」と声が上がっており「怖かったら先生と一緒にまめをポイ!ってしようね」と伝えると、一生懸命豆まきの練習をしていました。

まだまだ寒い季節が続きますが、〇〇組の子どもたちは元気いっぱい!外が晴れているとわかると、窓を見ながら「早くお外に行きたい!」とたくさんの声が上がります。外遊びが大好きなので、いつもより準備も早く時間いっぱい楽しんでいますよ。

気温が下がり、寒くなったことで冬はトイレトレーニングの失敗が比較的多い時期とも言えます。寒さから排泄の間隔が短くなったことでタイミングが合わず、失敗してしまうこともありますが、保育園では焦らずゆっくり進めていこうと思います。

3歳児クラス お便り文例

保育園では遊びの中でも「鬼は外!福は内!」と賑やかな声が広がっています。節分製作として鬼のお面を作り、豆まきも気合十分の〇〇組さん。鬼の登場に少しドキドキしつつも、節分当日を楽しみにしていますよ。

今月はバレンタインがあることから、段ボールや空き箱を使ってパティシエさながらの「チョコレート屋さんごっこ」が流行っています。子どもたち特製のチョコレートは、カラフルでどれも可愛らしいものばかり。お家でチョコレートを作る機会があれば、一緒に溶かしたり型に流したりと、真剣に作ること間違い無しですね。

寒い日でもお友達と一緒に雪遊びや、そり滑りを楽しんでいます。大きな雪玉を2つ作って雪だるまを作ったり、仲良しのお友達に「一緒にそり滑りしよう!」と声をかけている姿が見られますよ。

4歳児クラス お便り文例

室内で過ごす日はクラス全体で作る「合同製作」を進めています。一つのテーマを設けて、そのテーマにあったものを折り紙や画用紙、空き箱などを使って真剣に作っている子どもたち。中には「ここどうしたら良いかな?」と子どもたちだけで考えて行動する場面も見られ、成長を感じました。

気温の低い日が続いていますが、時折暖かさを感じる時間があると「少しずつ春に近づいているんだな」と感じられます。子どもたちも、もう少しで大きい組さんになるのを意識しているようで、小さなお友達にも優しく声をかけている姿が見受けられますよ。残り2ヶ月の〇〇組ですが、最後まで笑顔で駆け抜けていきます!

〇〇組は雪遊びが大好きです。雪が降り始めた時期は「早く積もらないかなぁ」と思いを馳せていましたが、遊べるほど雪が積もったらダイナミックな遊びを楽しんでいます。水溜りが凍り、表面が薄い氷になっているのに気づいた子どもたちは恐る恐る指でツンツンして、パリッと割れると大笑いしていました。

5歳児クラス お便り文例

〇〇組も残り2ヶ月となりました。今のクラスで過ごす日々が少しずつ減っていくのがとても寂しいですが、子どもたちは今月も元気に過ごしています。クラスでの楽しい時間が増えるよう、室内では子どもたちが大好きなゲームや制作を楽しんでいます。

小学校就学へ向けて、午睡時間が無くなり、その分静かに絵本を読んだり、ひらがなの練習をする時間が増えました。子どもたちは「小学校ってどんなところ?」と少し不安な気持ちもありつつ、お勉強には興味があるようでキラキラとした目で鉛筆を握っています。家庭でも「小学校のここが楽しいよ」という点をお話ししてあげてください。

5歳児クラスにもなると節分に鬼が来るとわかっていても怖がっていない様で、クラスで「どうやったら鬼退治ができるか」の作戦会議をしています。怖がる小さいクラスの子にも優しく声をかけ、頼もしい〇〇組さんです。

園だより お便り文例

もうすぐ立春。暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続きそうです。肌がピリッとする寒い朝でも、子どもたちは元気いっぱい「おはようございます!」と登園してくれています。寒さに負けず、今月も元気に過ごしていきましょう。

節分当日が近づくにつれ「鬼にしっかり豆を投げれるかな?」「鬼は外!福は内!って練習しよう」とソワソワした様子の子どもたち。各クラス節分製作を楽しみ、残りは豆まきのみとなりました。ちょっぴり怖い気持ちもありながら精一杯豆まきを行いたいと思います。

その他(保健便り、給食便り等)の文例

感染症が流行りやすい時期です。園では登園時、外遊び後、給食前などこまめに手洗いうがいを行っています。家庭でも体調の変化に注意し、規則正しい生活を心がける様にしてください。

寒い時期になると室温を気にしがちですが、湿度にも注意しましょう。冬の最適な湿度は40〜60%で、40%を切るとインフルエンザ等のウイルスが活性化しやすく感染症にかかりやすくなります。園では加湿器を使い、適切な湿度を保つ様に気をつけています。

豆まきで使う「大豆」には、たくさんの栄養が含まれています。豆腐、納豆、味噌など1日に1回は大豆食品を食べた方が良いと言われています。風邪に負けない身体を作るためにも、栄養たっぷりの食事を楽しみたいですね。