保育の学び

【2月の指導計画(月案)】文例とフォーマット<3歳児クラス>

2022年度版、【2月の指導計画(月案)】<3歳児クラス>となります。

 前月の子どもの姿、保育目標、「ねらい」「環境・構成」「予想される子どもの活動」「配慮事項」を養護と教育(五領域)毎に記載。食育、健康安全、家庭や地域との連携など、さまざまな例を見ながら、自分なりの計画が作れる参考文例・フォーマットをご紹介!

前月の子どもの姿

正月遊びを通して、友だちと一緒に遊ぶことを楽しんでいる。

保育目標

進級に向けてひとりひとりの課題を見出し、自分のイメージする年中児を目指そうとする。
節分の豆まきを異年齢児と楽しむ。

養護・教育(五領域)

ねらい

自分のイメージする年中児を目指し、様々なことに意欲的に取り組む。
ひとりひとりが自分から好きな遊びを見つけ、落ち着いて過ごす。
保育士の補助により、前転に取り組もうとする。
遊びの中でルールや順番を守ることを知ろうとする。
節分の豆まきを異年齢児と楽しむ。
絵本や紙芝居の場面を遊びに取り入れようとする。
節分のおめんやマス作りわを楽しむ。

環境・構成

「かっこいい年中さん」をテーマに話し合う機会をつくる。
子どもたちの興味・関心に合わせてコーナー遊びを用意する。
前転を行う時の頭の付く位置を、子どもたちと確認しておく。
しっぽ取りや鬼ごっこなど、簡単なルールを確認して遊ぶ。
おめんやマスを準備し、豆まきを楽しめるようにする。
絵本を読み、繰り返しの言葉の掛け合いをして、共通のイメージを持てるようにする。
鬼が出てくる絵本など用意しておき、自分だけの表現する鬼を作れるようにする。

予想される子どもの活動

自分のイメージした年中児の姿から、憧れと期待の気持ちを持っている。
コーナー遊びや自由遊びの際に、自分から好きな遊びを選択して遊んでいる。
保育士の補助により、前転をやってみようとする。
友だちとルールを確認しながら遊ぼうとする。
鬼へ豆を投げ、楽しんでいる。 友だちと一緒にやることで、鬼に立ち向かおうとする。
友だちと誘い合って絵本のイメージを再現した遊びをしている。
絵本を見て、様々な色の鬼がいることを知り、思い思いに作ろうとしている。

配慮事項

ひとりひとりの課題を明確にし、言葉がけによって何でもやってみようとする気持ちを育て、見守る。
いつも同じ場所に玩具を片付けておくことで、安心して遊びこめるよう配慮する。
首に気をつけながら、改めて補助の仕方を保育士間で確認しておく。
子どもたちのアイデアを生かしたルールを取り入れるなど、場に応じて対応する。
少し興奮気味の子もいるので、午睡時にはオルゴールの曲を流して、落ち着いて入眠できるようにする。
イメージが膨らみやすいよう、遊びに必要な小道具など用意しておく。
出来た作品を飾り、それぞれの表現をお互いに認め合えるような言葉をかける。

食育

節分の由来を聞き、歳の数だけ豆を食べることを知る。
豆を落ち着いて食べられるよう、個包装にして自宅に持ち帰ることを、おたより等で知らせておく。
豆を食べることを心待ちにしている。
豆による事故を防ぐため、食べる際は必ず目を離さないよう呼びかけておく。

健康・安全

自分で出来た喜びを味わえるよう、防寒着は動きやすく脱ぎ着のしやすい物の準備をお願いする。

保護者支援

節分の豆の持ち帰りについて、事前におたより等で知らせ、豆による事故のないようにする。

今月のポイント

行事

節分
建国記念の日
天皇誕生日

手遊び・お歌

製作・折り紙

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すぐに使える月案【2月・3歳児クラス】
月案22年2月3歳児

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その他の参考ノート