保育の学び

【幼児食インストラクターとは?】保育士が気になる人気資格を解説

 幼児は食事中、食べなかったり、むら食いをしたりしてしまいますよね。どうしてうちの子は食べないのだろう、どうしたら食べてくれるのか、など子育て中のお母さんやお父さんたちは悩んでいる方が多いはずです。

 幼児食インストラクターとは、そんな悩みを抱えている方たちに、専門的なアドバイスをしてくれます。幼児インストラクター資格を得る講座では、食の基礎知識や幼児食の知識、むら食いをしたり食べなかったりする子の心理を学んだり、どうやって調理をしたら良いのかの調理方法などたくさんのことを学べます。「学んだことを子どものために」「家族のために活かしてみたい」そんな人は最後まで読み進めましょう。

目次
費用について
取得にかかる時間
資格説明
合格難易度
受けられる場所(オンラインは可能?)
まとめ

幼児食インストラクターの資格を得るためにかかる費用について

 受験料は5,600円です。幼児食インストラクター資格取得講座料は28,600円合わせて、合計34,200円になります。

 また、上級幼児食インストラクターの資格を取得したいという方はプラス28,600円かかかります。分割払いでも、一括払いでも良いです。1歳〜5歳くらいまでの正しい栄養や食についての知識を学ぶことができます。

 

離乳食後のご飯

取得にかかる時間は?

 学習期間はわずか3か月です。通信講座で勉強することができます。子育てをしている忙しいお母さんやお父さんでも一日わずか15分と学びやすいです。勉強をしていてわからない問題が出たりした時には、スマホで講師に無料で質問できます。短い期間で資格を取得できます。

 

資格説明

幼児食インストラクターとは

 幼児インストラクターとは幼児食の基礎知識から、幼児期の発育・発達と食事の関わり、子どもの成長に合わせた献立の工夫、栄養素の基礎知識、病気・食物のアレルギーの対処法など、幼児インストラクターに必要な幅広いスキルを備えていることを証明する資格です。
(出典:一般財団法人 日本能力開発推進協会より)

上級幼児食インストラクターとは

 食を通じて子どもの成長を助けるプロフェッショナルです。幼児の成長を助ける栄養学を幼児食で実践できるようになり、さらに幼児が自発的に行動できるようになる教育法をレクチャーできるだけのスキルを習得したことを証明する資格です。保育関係など子どもと接する機会が多い方に推奨している資格です。
(出典:一般財団法人 日本能力開発推進協会より)
どちらもしっかりと子どもの食や栄養について学ぶことができます。

受講資格

1. 幼児インストラクターの資格を取得するためには、一般財団法人日本能力開発推進協会指定の認定教育機関等が行う教育訓練においてその全カリキュラムを修了した者。

2. 全カリキュラムを修了後、一般財団法人日本能力開発推進協会のホームページの「検定試験申込」にて必要記載事項を入力し申し込んでください。振込用紙にて受験料の支払いが確認されると、試験問題が発送されます。

 

合格難易度

 合否判定は得点率70%以上を合格とし、合否結果は答案受付後約1か月で送付になります。実技などの試験はありません。試験は何回でも受けることができるので合格するまで目指しましょう。

幼児の給食

受けられる場所(オンラインは可能?)

講座について

 幼児食インストラクターの講座は在宅で受けることができます。1日15分勉強すれば3か月で試験を受けることができます。専門用語もわかりやすく、イラスト付きなので覚えやすいです。勉強していてわからないところがでてきたら、無料で講師に聞くことができるので悩みも解決しますね。

受験について

 カリキュラム修了後は在宅で、幼児食インストラクターの試験を受験することができます。幼児食インストラクターの講座も受験も在宅可能です。

まとめ

幼児食インストラクターの取得方法とは

一般財団法人日本能力開発推進協会指定の認定教育機関等が行う教育訓練においてその全カリキュラムを修了した者。

全カリキュラムを修了後、一般財団法人日本能力開発推進協会のホームページの「検定試験申込」にて申し込み、試験に合格した者。カリキュラムを受講する時も試験を受ける時も在宅で行うことができます。

 幼児食について学びたい、子どもの遊び食べ、アレルギー対応について学びたい、保育士や栄養士になりたいと考えている人は幼児食インストラクターの講座を受けて受験をすると良いでしょう。また、「幼児食」や「子どもの食と健康」などのセミナー講師になることができます。

 将来飲食店で働き自分でメニューを考えたいというときにも役に立ちますよ。子育て中のお母さんやお父さんは、子どもの食について悩む方は多いはずです。そんな悩みが少しでも解決できるように勉強し活かすのも良いでしょう。

 子どもに携わる仕事に就きたい、食に関わる仕事をしたい、知識を身につけたいという方におすすめです。キャリアアップを目指してみてくださいね。応援しています。