保育の学び

【5月の指導計画(月案)】文例とフォーマット<2歳児クラス>

2022年度版、【5月の指導計画(月案)】<2歳児クラス>となります。

 前月の子どもの姿、保育目標、「ねらい」「環境・構成」「予想される子どもの活動」「配慮事項」を養護と教育(五領域)毎に記載。食育、健康安全、家庭や地域との連携など、さまざまな例を見ながら、自分なりの計画が作れる参考文例・フォーマットをご紹介!

前月の子どもの姿

登校時に泣いたり保護者から離れようとしないことがある 
休み中の出来事を保育者に伝えようとする 
友達や保育者と戸外で体を動かして遊ぶことを楽しむ

保育目標

休み中の生活リズムを整えながら健康に過ごす

養護・教育(五領域)

ねらい

休み中の生活リズムを整えながら、ゆったりと過ごせるようにする。
清潔で安全な環境の中で、安心して過ごせるようにする。
天気の良い日が戸外に出て、思いきり体を動かして遊ぶ。
保育者や友達と一緒に遊ぶことを楽しむ。
戸外遊びの中で、様々な発見をする。
休み中の出来事を、自分の言葉で保育者や友達に伝えようとする。
様々な素材に触れて自由に遊ぶ。

環境・構成

好きな遊びに集中できるよう様々な玩具を用意したり、コーナーを区切ったりする。
好きな遊びを思い切りできるよう、玩具や室内外の安全チェックを行う。
遊びを妨げることのないよう、事前の安全確認を行う。
追いかけっこなど、複数人でできる遊びを取り入れる。
遊びの場を工夫したり、声掛けなどを行いながら子どもの発見を導く。
会話の中で休み中の様子を尋ねる。複数人で話すことで、子ども同士のかかわりを広げていく。
砂遊びや芝遊びなど、自然物に触れる機会を作る

予想される子どもの活動

自分の好きな遊びを見つけて集中して遊ぶ
久しぶりの登園で戸惑う姿を見せる子どももいる。 好きな玩具で思い切り遊ぶ。
戸外で思い切り体を動かして遊ぶ。 遊びすぎて疲れてしまう子どももいる。
追いかける保育士から走って逃げることを楽しむ。
葉っぱや虫を見つけて保育士に伝え、受け止めてもらえたことを喜ぶ。
「ぼくね」「わたしね」と嬉しそうに休み中の出来事を話そうとする。
形の変化や、色の違いについて気付きながら楽しく遊ぶ。

配慮事項

落ち着かない子には遊びを提供したり、寄り添ったりして安心できるようにする
それぞれの子どもの様子をしっかりと観察し、適切な援助を行うことで安定感をもって過ごせるようにする。
疲れが見られた時には適度な休息をとれるようにする。
全体の姿を把握し、全員が楽しめる工夫をする。
子ども達の発見を一緒に喜び、達成感を味わえるようにする。
生活環境や家庭環境に十分配慮する。
苦手な感触がある子どもには無理強いをすることなく楽しめるようにする。

食育

食具を正しく使って食べようとする
無理に持たせることはせず、遊びの中で正していけるようにする。
スプーンやフォークを使って自分で食べることを喜ぶ。
子どもの様子を観察し、さりげなく正しい持ち方を示していく。食事中ではなく遊びの中で正していくようにする。

健康・安全

休み中の様子を保護者から詳しく伺い、それらを考慮しながら健康観察を行う。何か変化のあった場合には保護者に知らせる。 戸外遊びの後は手洗いを徹底し、できる子どもにはうがいも取り入れていく。

保護者支援

5月特有の子どもの様子を保護者に伝えると同時に、それぞれの子どもの様子を詳しく伝え安心して預けていただけるようにする。

今月のポイント

行事

ゴールデンウィーク
憲法記念日
みどりの日
子どもの日
母の日

手遊び・お歌

製作・折り紙

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すぐに使える月案【5月・2歳児クラス】
月案22年5月2歳児

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その他の参考ノート