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あめふりくまのこ|近藤夏子による振り付き動画

どもが大好きで色んな場面で活躍する「お歌」や「手遊び」。保育士や幼稚園教諭の皆さんはたくさん知っておききたいですよね!今回はその中からシンガーソングライターの近藤夏子さんが「あめふりくまのこ」を実演してくれます。ぜひ動画でチェックしてみてください。

実演のポイント

歌唱はゆったりと、物語を語るようにすすめる語りかけ調で臨場感を生み出します。

「おやまにあめがふりました」では、両手を頭上で軽く動かして雨を表現し、「ちょろちょろおがわができました」では指を流れに見立てて動かすと視覚的にも伝わります。
「いたずらなくまのこ」がやって来た場面では、子どもたちと一緒にそっとのぞき込む手の仕草を。
魚がいないことに気づいた後、「おててですくって のみました」ではコップを持つように手の形を作ると感情の動きも伝わります。

物語性を大切にし、声のトーンや表情を柔らかく変えながら進めることで、自然観察力・情緒・模倣力を三位一体で育む実演になります。

実演:近藤夏子

クリエイター紹介

近藤夏子

近藤夏子

シンガーソングライター

2歳からピアノを始め、高校卒業後、大阪で本格的に音楽活動を始める。 ストリートライブで注目を集め、2010年にメジャーデビュー。2015年3月には、島根県大田市の観光大使に任命され、地元の愛唱歌を宮根誠司氏と共作。現在は、テレビやラジオで多数のレギュラー番組を持ち、タレントとしても精力的に活動している。

優しい歌声で語りかけるように歌いましょう。物語を読んでいくように、歌うというより、読み聞かせる気持ちで!雨の歌ですが、”くまのこ”の行動に少しクスッと笑う感覚を大切にして歌うと、軽やかに歌えます♪絵本の世界を歌うイメージを忘れずに♪

対象年齢

3歳児/4歳児/5歳児

全5番ある物語的な内容と歌詞の長さから、全体を通して楽しめるのは3歳児以降がおすすめです。自然情景やくまのこの小さな冒険に共感しやすくなります。

年齢別の「ねらい」

⚫︎3歳児
くまのこの動きを真似ながら、小川や水たまりの情景を身体で感じる模倣体験を育む。

⚫︎4歳児
くまのこが魚を探すストーリーを理解し、状況に応じた感情表現(のぞく/がっかり)を楽しむ。

⚫︎5歳児
物語の登場人物や展開を自分なりに語ったり、別の展開を考えたりする創造的想像力を養う。

年齢別の「導入の仕方」

⚫︎3歳児
「雨の後にできた小川ってどんなかな?手で流れを作ってみよう」と誘導。

⚫︎4歳児
「くまのこは魚がいるかな?そっとのぞいてみようね」と問いかけながら導入。

⚫︎5歳児
「くまのこが魚を見つけられなかったらどうする?自分だったら何をする?」と発展的に導入。

あめふりくまのこ」について

雨が降ると少し嫌な気持ちになることがあります。この曲はそんなら気持ちを優しく包んでくれるような曲です。可愛らしい”くまのこ”の行動が、癒してくれます♪絵本の世界のような曲なので、物語も音楽と一緒に楽しめます♪

雨が生む自然の営みを、くまのこの姿を通して優しく語りかけるように進む物語構造が特徴です。どこかほのぼのとしていて軽やかなユーモアも感じられ、雨の日でも子どもたちの心が晴れるような印象を残します。

梅雨の時期に歌うことで、雨への見方を変えるきっかけとなり、観察力・共感力・感情表現を育む保育素材として幅広く活用できます。

おすすめの季節や月

梅雨(6月)/通年使用可
雨が多い梅雨時期にうってつけ。水たまりや雨音と実際の自然体験と結びつけ、屋内活動や感覚遊びの導入として活用できます。

歌詞

上記「なっちゃんねる」の動画、もしくは外部サイトにてご確認ください。

作詞・作曲

作詞:鶴見正夫
作曲:湯山昭

カラオケバージョン

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この記事を書いた人

ほいくnote編集部

ほいくnote編集部

ライター

“ほいくnote〟は、エンターテイメントを切り口に楽しく保育や日常生活で使える情報を発信する保育メディアです。 現役保育士はもちろん、臨床心理士や専門家が監修したコンテンツ、保育系タレント・インフルエンサー達による動画なども楽しめます。

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