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【食育|11月】「みんなでやってみよう♪きのこほぐし体験」

秋の味覚「きのこ」を使った楽しい食育活動♪ 子どもたちが自分の手で“ほぐす”体験を通して、食材への興味を深め、食べることへの喜びを育みます。

1.きのこの種類

活動で使用するきのこの種類を紹介します。

  • しめじ
    小さなかさと細い茎が特徴。ほぐしやすく、子どもに人気。
  • まいたけ
    房状で香りが良い。少し硬めなので、しっかり手を使ってほぐせる。
  • えのき
    白くて長い姿が特徴。手触りや形の違いを楽しめる
  • しいたけ
    かさと軸の部分で違いを感じられる。においも特徴的。

2.活動のねらい

「いろんな種類のきのこをほぐす」という体験には、もちろん楽しいだけではなく下記のような狙いがあります。

  • 食材に触れることで、食への興味や関心を育む。
  • 手先を使うことで、手先の器用さを養う。
  • 友だちと一緒に作業することで、協力する楽しさを感じる。
  • 「自分が準備に関わった料理」を食べることで、食べる喜びや達成感を味わう。

3.きのこほぐし体験のすすめ方

子ども達がしっかりときのこほぐし体験を満喫できるよう、順を追って進めていきましょう。

  1. テーブルの上に、洗ったきのこをトレーにのせて用意する。
  2. 子どもに「きのこを小さく分けてみよう」と声をかける。
  3. 手で裂いたり、ちぎったりしながら食べやすい大きさに分けていく。
  4. みんなで分け終わったら、給食やおやつの料理に使う。
  5. 完成した料理を一緒にいただき、「自分が手伝ったきのこだ!」と実感できるようにする。

4.注意すべきポイント

活動における注意すべきポイントを簡単に紹介します。

4-1.衛生面

手をしっかり洗ってから行う。必要に応じて手袋を使う。

4-2.安全面

包丁は使わず、必ず手でちぎれる種類のきのこを選ぶ。

4-3.量の調整

子どもが取り組みやすいよう、小分けにして渡す。

4-4.においや感触への配慮

苦手な子どもには無理をさせず、見ているだけの参加でもOK。

5.おすすめのきのこ料理

給食に使える、子どもたちが大好きなおすすめのきのこ料理を紹介します♪

きのこごはん

・特徴:炊き込みご飯にすると香りがよく、子どもたちも食欲アップ。

・おすすめポイント:しめじやまいたけを使うと食感も楽しい。醤油やだしの優しい味付けが子どもに安心。

きのこスープ

・特徴:えのきやしめじをスープに加えると、つるっと食べやすい。

・おすすめポイント:季節の野菜と一緒に煮込むことで栄養価アップ。風邪予防にも◎。

きのこ入りハンバーグ

・特徴:細かく刻んだしいたけやしめじを混ぜ込むとジューシーに。

・おすすめポイント:野菜が苦手な子も「きのこが入ってる」と気づきにくく、食べやすい。

まとめ

きのこほぐし体験は、秋ならではの自然の恵みを感じられる食育活動です。
子どもたちが「食べる」だけでなく、「調理の一部に関わる」ことで、食材に親しみを持ち、食べることがもっと楽しくなります。

日々の給食や季節の行事に取り入れて、食への興味をさらに広げていきましょう。

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