2026年度版、【01月の指導計画(月案)】<3歳児クラス>となります。 前月の子どもの姿、保育目標、「ねらい」「環境・構成」「予想される子どもの活動」「配慮事項」を記載。食育、健康安全、家庭や地域との連携など、さまざまな例を見ながら、自分なりの計画が作れる参考文例・フォーマットをご紹介!
保育目標
- 寒さに負けず、身体を動かすことを楽しむ。
- 季節の移り変わりに気付き、自然や行事に関心を持つ。
子どもの姿
- 冬の自然に触れてのびのび遊ぶ。
- 生活発表会に期待をしながら表現する。
ねらい
健康
- 冬の感染症から身を守る方法を知り、自分で取り組もうとする。
- 生活リズムを整え、寒さに負けずに元気に過ごす。
人間関係
- 友達との関わりを楽しみ、簡単な役割分担をしようとする。
- 伝承遊びを通して保育者や友達とやりとりを楽しむ。
環境
- 冬ならではの自然や感触に気付く。
- 季節の変化を身近な環境から感じる。
言語
- 行事や季節に関する言葉を知り、興味をもつ。
- 絵本などを通して気持ちや思ったことを言葉で表す。
表現
- 季節の素材に触れて製作を楽しむ。
- 音楽に合わせて全身で表現する。
食育
- 温かい食べ物で体が温まることを知る。
- 冬の食材に興味をもつ。
環境・構成
教育
- 手洗い場にイラストを掲示して、正しい洗い方がわかるようにする。
- 戸外で体を動かせる遊具を準備し、活動しやすい環境を整える。
- 少人数で遊べる伝承遊びコーナーを設ける。
- 友達と向かい合って遊べる机やスペースを確保する。
- 霜柱など季節の変化に気付きやすい場所に出て探索できるようにする。
- 気温や天気を確認する掲示物を用意する。
食育
- 冬に旬の食材の写真を掲示する。
- 温かい汁物など季節に応じた提供を行う。
予想される子どもの活動
健康
- 手洗いの歌を口ずさみながら手洗いをする。
- 外で走ったり、全身を使って遊ぶ。
人間関係
- 順番を意識しながら遊びに参加する。
- 保育者に教わりながら伝承遊びを楽しむ。
環境
- 霜を触ったり、息が白くなる様子に気づく。
- 天気の違いを自発的に比べる子がいる。
言語
- 「お正月」「雪」など季節の言葉に触れる。
- 感じたことを一言でも伝えようとする。
表現
- 福笑いや正月製作を楽しむ。
- 音楽に合わせて体を動かす。
食育
- 「あったかいね」と感触を楽しむ。
- 進級を意識して苦手な食材に少し挑戦する。
配慮事項
健康
- 一緒に手洗いをしながら成功体験を増やし、自信をもって取り組めるように声をかける。
- 寒さで体調を崩さないように、衣服調整を促し体が温まる活動を取り入れる。
人間関係
- 順番が分かりやすいように言葉を添えて、安心して遊べるようにする。
- 挑戦できたことをその場で認め、やってみようとする気持ちを育てる。
環境
- 寒い中でも短時間で自然に触れられるようにする。
- 行事の飾り付けを子どもと一緒に作り、達成感を味わえるようにする。
言語
- 発見したことを言葉で伝えられるように、保育者が興味を引き出す声かけをする。
- 寒さが強い日は活動時間を調整して無理なく自然と触れられるようにする。
表現
- 子どもの話を最後までゆっくり聞き、ことばにする喜びを感じられるようにする。
- 新しい言葉は実物や絵と合わせて提示し、理解につなげる。
食育
- 作品を掲示して友達と見合えるようにし、達成感につなげる。
- 「楽しい」「気持ちいい」と感じられるよう活動量やテンポを調整する。
健康・安全
- 冬は滑りやすい場所があることを一緒に確認し、危険回避につなげる。
- 体調変化に早く気付けるように、普段との違いを丁寧に観察する。
保護者支援
- 家庭でも感染症予防を続けられるように情報を提供し、協力して健康を守る。
- 冬休み後の生活リズムを整えられるように、就寝や食事時間の目安を伝える。
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