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【3〜4歳児向け】最後まで楽しめる♪雨の日の新聞遊び 三段階【室内】

雨の日が続くと、遊びもマンネリ化して子どもたちも飽きてきますよね。
そんな時、1日の保育のメインにも出来る【新聞遊び】!
1人1枚の新聞があれば、十分な時間じっくり楽しめますよ♪

最後は雨の日ならではの作品を作って、大満足な子どもたち。今回もあらたうがこさんのイラストを使ってお伝えしていきます。

1.新聞遊びとは

まとめて捨ててしまう【新聞】を使って、さまざまな遊びをする事ができます!
新聞の大きさを島に見立ててジャンケンゲームをしたり、長い棒にしてみたり、、、、慎重に破ってへびを作ることもできますよ♪
最後は思いっきりビリビリ破いてしまいましょう!手に溜めて、「せーの!」で、天井に向かって投げると、ヒラヒラ舞ってとても綺麗です。
最後はみんなでゴミ拾い。ゴミ袋に入れて、紐でしばれば、、、、てるてる坊主の出来上がり!
連続性のある保育が1日で出来ます!
子どもたちは、どんどん形が変わる新聞紙に飽きる事なく楽しんでくれる子ども間違いなし!

準備物

  • 新聞紙(1人1枚程度)
  • 45リットルのゴミ袋(20人以下であれば30リットルでも可、大きい方が楽しい)
  • 紐やすずらんテープ
  • 目を付けるなら、画用紙や折り紙

対象年齢

3歳児/4歳児

必要な知識・経験

  • ジャンケンのルールがわかり、楽しく遊べる。
  • 新聞紙を折りたたむ事ができる。

2.遊びのねらい

新聞紙などの大きな廃材を使うことにより、全身を使った粗大運動と細かい作業を両方行うことができます。
また、感触や音、見た目の変化など、さまざまな感覚を養うことができます。

ねらい

  • 新聞紙に触れることにより、粗大運動と微細運動に親しむ。
  • 五感を使って新聞遊びを楽しみ、感覚を養う。

期待される姿

  • 大きな新聞紙を折りたたむ、破る、丸める、投げるなど全身を使って遊ぶ。
  • 見た目の変化や、触った感触、音、匂いなどを感じながら楽しむ。

3.事前準備

  • 新聞紙は1人1枚ずつ渡せるようにバラしておきましょう。
  • てるてる坊主の目を貼る場合は事前に作っておくとスムーズに進みます。

4.注意点と対策

  • 広い場所を確保し、隣の人とぶつかって怪我をしないよう配慮しましょう。
  • 新聞紙で滑って転ばないように、「走らない」「身勝手な動きをしない」など約束事を決めておきます。

5.新聞遊びの遊び方・ルール

5種類の新聞を使った簡単な遊びを組み合わせることで一日のメイン遊びとして楽しむことができます!

●新聞遊び その①【ふれあい】
新聞紙をもらったら、まずは新聞紙と触れ合います。匂いを嗅いだり、手足で大きさを測ったり、お布団にして寝て見ましょう。

●新聞遊び その②【新聞ジャンケン】
1.新聞紙の上に立って先生と一斉にジャンケンをします。負けたら新聞紙を半分に折りましょう。
2.負けたら折るを繰り返し、新聞紙に立てなくなったらアウトです。

●新聞遊び その③【へび作り】
新聞紙をじゃばらにゆっくり切っていき、なるべく長くちぎることができた人が勝ちです。みんなで並べて長さを競いましょう♪

●新聞遊び その④【ビリビリ大会】
おもいきり新聞紙を破きましょう。小さくなった新聞を手の中に集めて、「せーの!」で上に向けて投げると、ヒラヒラして綺麗です。新聞の中を泳いだり、ぎゅっと丸めてボールにしても楽しめます。

●新聞遊び その⑤【てるてる坊主作り】
1.「てるてる坊主作り」最後はゴミ袋にみんなで新聞紙を集めます。集まった新聞紙は、先生が袋ごと紐でくくりましょう。
2.袋をひっくり返すと、大きなてるてる坊主の出来上がり!目を貼って、雨が降っている間は窓際に吊るすなど、遊んだ事を目で見て思い出せるようにします。

6.遊びを成立させるポイント

  • 子どもの発達や、時間配分に合わせて遊びを減らしてOK。最後の破っててるてる坊主にするだけでも十分遊びは成立します!
  • 新聞紙は廃材であり、何が書いてあるのか、どんなものなのか、元の形なども丁寧に説明してあげると子どもたちもより興味を持って遊ぶ事ができます。

7.遊びの展開方法

  • 新聞遊び その①~⑤の流れで行うことで、連続性のある保育となるのでおすすめです!
  • 新聞紙を大きく使う→小さくなっていく→一つの大きな物になる、という流れを楽しむ事ができます。
  • 雨の日にはてるてる坊主でしたが、小さなビニール袋を1人1枚配り、1人ずつ新聞紙を集めてボールを作ってあげても喜びます。軽くひねってテープで留めてあげましょう。最後はみんなでボールを並べて青虫を作るのも楽しいですね!

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この記事を書いた人

鈴木美都

鈴木美都

保育士

現在浜松市で保育士として活躍中。 子どもの頃から夢だった、自身が卒園した幼稚園型認定子ども園で勤務した後、結婚で浜松市へ移転したことを機に、新たに保育園で全力取り組み中! 「子どもたちの成長の為、常にヒントを探していた自分」と同じ悩みを抱えている誰かの役に少しでも立ちたい!という思いを抱き、 子どもたちの無限の可能性を引き出すために、今日も何かを食べ歩きながらアイデアを考えてくれている。

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