登ったり降りたり、潜ったりを全身で楽しむ運動遊び「赤ちゃんサーキット」です!
簡単なルールや約束がわかるようになってくる0歳児クラスの後半から取り入れてみて欲しい遊びの紹介です。子どもたちが一生懸命サーキットを回る姿が可愛いですよ♪
今回もあらたうがこさんのイラストを使ってお伝えしていきます。
1.赤ちゃんサーキットとは
マットや室内遊具を使って障害物を作り、それらをサーキット状に並べたコースを子どもたちが全身を使って進んでいくサーキット遊びです。
全身運動の促進や身体の使い方を知り、運動能力の発達が期待できます。
準備物
家庭や保育園にあるものを組み合わせてオリジナルのコースをつくりましょう♪
【準備物 例】
- マット
- 跳び箱
- バランスストーン
- バルーン遊具
- 階段&スロープ
- フラフープ など
対象年齢
0歳児
必要な知識・経験
- ハイハイや歩行で移動ができる
2.遊びのねらい
今回は0歳児バージョンのサーキット遊びです。ハイハイや歩行が安定した頃の、運動量や身体面の発達を促す遊びの為、ねらいを意識しながら安全面に注意して保育に取り入れていきましょう!
ねらい
- 身体を動かして遊ぶ楽しさを味わう
- 身体の動かし方・コントロールする力を養う
- 保育者と関わって遊び、他者との信頼関係を育む
期待される姿
- 意欲的に活動に参加し、自発的に障害物を乗り越えて遊ぶ
- 登る、またいで進む、くぐるなどの運動動作ができるようになる
- 保育者と関わりながら遊ぶことで心の情緒が安定する
3.事前準備
- 広い遊戯室や保育室にサーキットをセットしておきましょう
- 子供たち一人一人の発達段階を把握しておきましょう
4.注意点と対策
- 転倒したり、怪我をしないようにジョイントマットを敷いて安全を確保しましょう
- 子ども1人につき1人の保育士が側で見守りましょう。配置人数に限りがある場合は、1〜2人ずつ遊べるように順番を決めましょう
5.赤ちゃんサーキットの遊び方・ルール
1.スタート位置につきます

2.保育士の「レッツーゴー!」などの声かけを合図に障害物を進んでいきます
3.全ての障害物を乗り越えられたらゴールです!

6.遊びを成立させるポイント
- 全てのコースで遊べるように保育者が誘導しましょう
- 月齢や発達的に難しい部分は保育者が抱き抱えたり、身体を支えて無理なく取り組みましょう
7.室内遊具を使った別の遊び
- マット遊び
- マット山登り遊び