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【1〜2歳児向け】子どもたちが盛り上がらないわけがない!傘袋チャンバラの遊び方【室内】

「傘袋チャンバラしたい!!」
そんなリクエストが毎日聞こえるほど、一度遊べば子どもたちが大好きになる遊びの一つを紹介します♪
雨の日の遊びに困ったときにもうってつけ!

今回も、遊び方や作り方のポイントをあらたうがこさんのイラストを使って詳しく解説します。
ぜひ保育に取り入れてみてください!

1.傘袋チャンバラとは

『傘袋チャンバラ』とは、傘袋へ自由に模様をつけて膨らまし、自分だけの剣を作って戦いごっこを楽しむ遊びです。危険な遊びのイメージがありますが、保育士が手を加えることによりみんなで楽しくできる遊びになります。
また、一定のルールに沿って遊ぶことで、ルールを守る力や協調性が身につくことが期待できます。

準備物

傘袋
シール
ポスターカラーペン

対象年齢

1歳児/2歳児

必要な知識や経験

・簡単なルールが守れる
・歩行が安定し、ある程度自由に身体を動かせる

2.遊びのねらい

傘袋チャンバラでは、ごっこ遊びの一つとして友達と一緒に登場人物や背景を考えたり、イメージしながら遊びを楽しむことができます。
子どもたちの想像力を育み、さらに遊びに対する意欲や興味を引き出すためには、遊びの「ねらい」を意識しながら子どもたちの遊びをサポートすることがポイントです。

ねらい

  • ルールに沿って遊び、協調性を身につける
  • 登場人物や背景をイメージしながら遊ぶことで想像力や発想力を養う
  • 自分だけの剣を作る楽しさを味わう

期待される姿

  • 友達の顔に当たらないように気をつけて遊ぼうとする
  • 警察官や消防士など憧れの人物になりきって戦いごっこ遊びを楽しむ
  • ペンやシールを使って思い思いに傘袋に模様をつけることを楽しむ

3.事前準備

傘袋に模様をつけるためのペンやシールを机に準備しておく
戦いごっこをする上での約束事を子どもたちと一緒に確認する

【約束事例】
友達の顔に剣を当てない
友達が嫌がっていたらすぐにやめる
棚の上のものなど、落ちたら危ないものを叩いて遊ばない
傘袋以外の物ではチャンバラ戦いごっこをしない
お家では保護者の方に聞いてから遊ぶようにする  など

4.注意点と対策

  • 傘袋に模様をつけた後、自由に戦いごっこを楽しめるように使用したペンやシールなどは必ず片付ける

5.傘袋チャンバラの遊び方

イラスト
あらたうがこ

あらたうがこ

イラストレーター

1991年生まれ、大阪出身。ASOBINEXT所属。 フリーで絵描きや、被写体、ハンドメイドアクセサリー販売として活動。その他にもバンド活動など多数で活動している。

1. 傘袋を一人一枚配り、ペンやシールで自由に模様をつけます
2. 模様をつけた子の傘袋を保育士が膨らまし、先をくくって剣をつくります
3. 全員が自分の剣を持ったら、広い場所に移動して自由に戦いごっこを楽しみましょう

6.遊びを成立させるポイント

  • 傘袋は空気が抜けたり破れやすいため、予備の傘袋を多めに準備しておきましょう
  • 保育士も一緒に遊んで力加減や戦い方の見本を見せ、トラブルなく安全に遊べるようにしましょう

7.遊びの展開方法

さらに楽しくなるアイデア例として、ミニポンポンを使った遊び方も紹介しますので参考にしてください。

1対1の戦いごっこの遊び方

ミニポンポンを、両面テープを使って一人一つ肩につけて向き合います。
保育士の合図で戦い、先にそのポンポンを剣で落とした子が勝ちです!

全員参加の戦いごっこの遊び方

1.ミニポンポンを一人一つ肩につけます。
2.保育士の合図で全員で一斉に戦い、最後までポンポンが残っていた子の勝ちです!

~ミニポンポンの作り方〜
1.15cm〜20cmほどの長さのダンボールや厚紙にすずらんテープを10回巻きます
2.板を外し、真ん中を紐や輪ゴムで縛ります
3.中心から左右に5cmのところで切り、長さを揃えます
4.重なったすずらんテープを一枚ずつ丸くなるように開いたら完成!

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