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【2026年度01月の指導計画(月案)】文例とフォーマット<1歳児クラス>

2026年度版、【01月の指導計画(月案)】<1歳児クラス>です。
前月の子どもの姿、保育目標、「ねらい」「環境・構成」「予想される子どもの活動」「配慮事項」を養護と教育(五領域)毎に記載。食育、健康安全、保護者支援など、さまざまな例を見ながら、自分なりの計画が作れる参考文例・フォーマットをご紹介!

保育目標

  • 年末年始の生活リズムを整え、安心して園生活に戻れるようにする。
  • 冬の寒さの中でも、体を動かして健康に過ごし、基本的な生活習慣の自立を促す。

子どもの姿

  • 生活リズムが整うにつれ情緒が安定し、活動に意欲的に参加する姿が見られる。
  • 保育者の声掛けや援助を受けながら、身の回りのことを自分でやろうとする姿が増える。

ねらい

養護

生命

  • 寒さや乾燥から体を守り、健康に安全に過ごす。
  • 生活リズムを整え、安定した生活ができるようにする。

情緒

  • 保育者との信頼関係を深め、安心して過ごす。
  • 気持ちを言葉や表情で受け止められる経験を増やし、情緒の安定を図る。

教育

健康

  • 体を動かす遊びを楽しみ、丈夫な体づくりをする。
  • 冬の感染症を予防し、健康に過ごす。

人間関係

  • 保育者へ安心して甘えながら、他児との関わりの芽生えを育てる。
  • 簡単なやりとりや模倣遊びを通して、人とのつながりを感じる。

環境

  • 安全に探索・運動できる環境を整え、自発的な遊びを促す。
  • 冬の自然を感じられる機会をつくる。

言語

  • 言葉や身振りを使って自分の気持ちを伝える経験を増やす。
  • 保育者の語りかけや絵本・歌を通して、言葉への興味を広げる。

表現

  • リズム遊びや体を使った表現を楽しむ。
  • 絵具・クレヨン・素材遊びなどで表現の幅を広げる。

食育

  • 自分で食べる意欲を育み、楽しい食事時間を過ごす。
  • 食具の使い方や、食事のリズムを身につける。

環境・構成

養護・教育

  • 運動遊びができるスペース(マット・大型積み木・平均台)を確保する。
  • 言葉・模倣遊びを促す玩具(おままごと・ごっこ遊び素材)を見やすく配置する。
  • 自分で選べるよう玩具棚を低く整え、量を厳選して見通しよくする。
  • 外気浴・散歩がしやすいよう、防寒具の準備や動線を整える。

食育

  • 使いやすい食具を用意する

予想される子どもの活動

養護

生命

  • 冬の気温差で体温調節が難しく、寒さを嫌がる姿がみられる。
  • 生活リズムが乱れやすく、眠気や不機嫌が出ることがある。

情緒

  • 年明け後、保護者と離れる際に涙が見られることがあるが、保育者の関わりで落ち着く。
  • 好きな遊びや場所で安心して過ごす姿が見られる。

教育

健康

  • 走る・登る・押す・引くなど、全身運動を楽しむ。
  • 鼻水・咳など、季節的な体調変化が見られる。

人間関係

  • 「イヤ」「ちょうだい」など簡単な意思表示をしながら関わろうとする。
  • 友だちの遊びを見て真似しようとする姿が増える。

環境

  • 自分でやりたい遊びを見つけ、遊び込もうとする。
  • 外気浴や散歩で風・光・音などに興味を示す。

言語

  • 「もっと」「いや」「あっち」など単語や身振りで意思表示する。
  • 絵本や手遊びに興味を持ち、簡単な言葉を真似する。

表現

  • 音楽に合わせて踊る・体を揺らすなどの表現が見られる。
  • 手指を使った遊び(スタンプ・シール貼り)を楽しむ。

食育

  • スプーンを自分で持ち、すくおうとする意欲が見られる。
  • 好き・苦手の食材に反応を示しつつ、食事の時間を楽しむ。

配慮事項

養護

生命

  • 室温・湿度や衣類調整をこまめに行い、快適に過ごせるようにする。
  • 午睡・排泄・食事などのリズムを丁寧に整える。

情緒

  • 登園時は子どもの気持ちに寄り添い、安心できる関わりを続ける。
  • 気持ちの揺れに即応し、丁寧な言葉がけで受け止める。

健康

  • 室内で体を動かせる遊びを取り入れ、“活動→休息”の切り替えを大切にする。
  • こまめな手洗い・環境消毒で感染症予防を行う。

人間関係

  • 子どもの気持ちを代弁し、友だちとのやりとりがスムーズにいくよう仲立ちする。
  • トラブル時は即対応し、気持ちの調整を丁寧に支える。

環境

  • 運動遊びのコーナーや玩具の配置を見直し、安全に遊べる環境にする。
  • 短時間の散歩や日光浴で季節を感じられる機会をつくる。

言語

  • 子どもの言葉に必ず応え、双方向のやりとりを大切にする。
  • 絵本や歌・語りかけを日常の中に多く取り入れる。

表現

  • スキンシップを伴う手遊びやリズム遊びを多く取り入れる。
  • 汚れてもよい環境で、素材に触れる遊びを安心して楽しめるようにする。

食育

  • 子どものペースで食べられるよう見守り、手助けは最小限にする。
  • 食具の練習は無理強いせず、成功体験を大切にする。

健康・安全

  • 冬の感染症を予防し、健康を守る。
  • 安全な環境で活動できるよう、危険を未然に防ぐ。

保護者支援

  • 年末年始で乱れがちな生活リズムを、家庭と園で協力して整える。
  • 育児の悩みや相談に気軽に話せる関係をつくる。

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この記事を書いた人

りんごせんせい

りんごせんせい

保育士

現在大阪で保育士として、一児の母として活躍中。 これから先生を目指す学生のみなさんや、さらにレベルアップしたい先生のみなさんへ 「今まで培った経験や知識、スキルを共有して子供たちの笑顔をたくさん増やすお手伝いをしたい!」 という思いから、 ほいくnoteライターとして日々ごはんを食べるのも忘れて執筆中。

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