
秋になると、朝の園庭には大量の落ち葉が落ちていますね。この落ち葉どうしよう…と困った経験はありませんか?
掃いても掃いても落ちてくる落ち葉は保育に活用しちゃいましょう!
0歳児クラスから遊べる楽しい落ち葉あそびのポイントや導入方法などをあらたうがこさんのイラストを使って詳しく解説します。
ぜひ保育に取り入れてみてください!
1.落ち葉遊びとは
園庭や公園に落ちている落ち葉を使った自然あそびです。
0歳児クラスから楽しむことができ、自然に触れて遊ぶことで季節の自然に興味や関心を持つことが期待できます。
準備物
- 大きめの袋(ゴミ袋など)
- ほうき
- ちりとり
対象年齢
0歳児/1歳児
必要な知識や経験
- 特になし
2.遊びのねらい
乳児の外遊びでは外気に触れて気持ちよく過ごすことがほとんどですが、自然遊びを実施する際もしっかりとねらいを定め、子どもたちの成長やさまざまなものに興味関心を持てるように促すことが大事になってきます。
ねらい
- 秋の自然物に興味を持つ
- 身近にある自然から新しい発見を得る
期待される姿
- 保育士に促され、落ち葉を見たり触れて遊ぶことを楽しむ
- 落ち葉の重なる音や形、色などを見て楽しむ
3.事前準備
- 危険なもの(石や長い枝など)がないかを事前に確認して落ち葉を中央に集めておきましょう
4.注意点と対策
- 0歳児クラスでは手に触れたものを口に入れてしまう月齢の子がいる場合があるため、必ず複数の保育士がそばについて遊ぶようにしましょう
- 石や枝など危険なものは事前に取り除き、安全に遊べるようにしましょう
5.落ち葉あそびの遊び方
1.
中央に集めた落ち葉のところに子どもたちを誘導し、「これなんだ〜?」と興味を誘う声かけをします

2.
自由に触ったり、見たりして思い思いに遊べるように促します

3.
保育士が落ち葉を集めて子どもたちの目の前で巻き、落ちてくる落ち葉を見て楽しんだり、保育士の真似をして遊ぶ姿を見守りましょう

4.
最後は大きめの袋を出し、「お片づけ競争よ〜いどん!」と声をかけ、子どもと一緒に落ち葉を袋に詰めて遊びましょう♪

6.遊びを成立させるポイント
- 「どんな音がするかな」「カサカサしてるね」などと気持ちを代弁したり、一緒に落ち葉の感触を楽しめるような声かけをすることがポイントです♪
7.遊びの展開方法
1歳児以上で歩行が安定している子どもと遊ぶ際は、落ち葉を集める袋を小さいビニール袋にし、しっかりと口を括ることで「落ち葉ボール」ができます。
ふわふわの落ち葉ボールでキャッチボールをしたり、袋を解いて遊具の上から落ち葉を巻いてみたりとあそびの幅が広がりますよ♪