
春から夏にかけて、園庭の木や草花も生き生きとしてくる季節になりますね!
少し見渡してみると、子どもの顔ほどの大きさになる葉っぱを見つけられませんか?
青々とした大きな葉っぱを使って、お面を作ったり、覗き穴を開けて夏探しをしてみましょう♪
このページでは、3〜5歳児クラスでの遊び方や導入方法などをあらたうがこさんのイラストを使って詳しく解説します。ぜひ保育に取り入れてみてください!
1.葉っぱでお面作りとは
青々とした葉っぱを見つけたら、その場で綺麗に根元からちぎります。
その葉っぱに穴を開けて、のぞいてみましょう。
月齢が上がると、目、鼻、口の位置に穴を開けてお面作りができるでしょう。
葉っぱから覗いた世界は、いつもより楽しい世界になっているはずです♪
準備物
・なし
対象年齢
3歳児/4歳児/5歳児
必要な知識や経験
- 園庭遊びをしたことがある
- 夏の訪れを感じている
2.遊びのねらい
夏の自然に触れることで、季節の移り変わりを五感で感じることができます。
また、葉っぱを通して自然を覗く事で想像力を働かせてワクワクした気持ちになるでしょう。
ねらい
- 夏の自然を見つけたり、関心を深める。
- 想像力や探究心を膨らませながら遊びを楽しむ。
期待される姿
- どんな葉っぱがちぎりやすいか、大きさはどんなものが面白いかなど、自分で考えて試す事を繰り返す。
- 覗き穴の大きさや形を工夫して自分だけのお面を作る。
3.事前準備
- 園庭に十分な自然がない場合は、遠足や園外保育などで実施すると良いでしょう。
- 葉っぱの穴を開け方を手本を見せながら伝えましょう。
(ちぎりたいところを折って、そーっと折り目をくり抜く等)
4.注意点と対策
- 危険な場所の確認を子どもたちと一緒に行い、入っては行けないなどルールを決めましょう。
- 尖った木の枝などがある事を伝え、覗き穴を見る時は視界が狭くなる旨も手本を見せながら伝えます。
5.葉っぱのお面作りの遊び方
1.
自分の好きな形や大きさの葉っぱを探します。

2.
穴を開けたい箇所を折り、折り目をそーっとくり抜きます。

3.
好きなだけ穴があいたら、覗いてみましょう。

6.遊びを成立させるポイント
- 青々とした葉っぱがたくさんあるところでしか実施できないため、保育者が事前に調査する必要があります。
枯葉や落ち葉だとパリパリして上手く穴を開けられないため、青い葉っぱの方が良いでしょう。
また、大きめの葉っぱだけでなく色々な形の葉っぱがあると楽しめます。
7.遊びの展開方法
葉っぱのお面を作ったら、園に持ち帰りボンドで画用紙に貼ってみましょう。
クレパスで絵を書き足したり、様々な自然物を貼って作品を完成させるとより満足感が得られます。
