保育の学び

【10月の指導計画(月案)】文例とフォーマット<0歳児クラス>

2021年度版、【10月の指導計画(月案)】<0歳児クラス>となります。

 前月の子どもの姿、保育目標、「ねらい」「環境・構成」「予想される子どもの活動」「配慮じこう」を養護と教育(五領域)毎に記載。食育、健康安全、家庭や地域との連携など、さまざまな例を見ながら、自分なりの計画が作れる参考文例・フォーマットをご紹介!

前月の子どもの姿

気温差が大きくなり、鼻汁が出ている子が増えてきている。
自分でコップやスプーンなどを持つ姿が見られている。
はいはいや歩行など、自分の興味のある場所に行こうとしている。

保育目標

衣類を調節してもらい、快適に過ごす。
安全な環境で、探索活動を十分に楽しむ。

養護・教育(五領域)

ねらい

保育士についてもらい、安心して眠る。
安定した生活の中で落ち着いて過ごす。
気温に合わせた衣類を着て、快適に過ごす。
興味のあるものや絵本をみて指差ししたり、保育士に教えようとする。
自分の好きな場所にいって探索活動を楽しむ。
保育者の声かけになん語や発語で応じる。
音楽にあわせて体を動かすことを楽しむ。

環境・構成

活動や体調にあわせて午前睡や午睡の時間を調節する。
活動や気温に合わせてエアコンを使用し、快適に過ごせるようにする。
衣類調節しやすいように、薄手のものや羽織ものを用意していただく。
はっきりとしたイラストや知っている素材が載っている絵本を用意して、子どもたちの興味関心を引き出すようにする。
棚の角などにある保護シートを点検し、事故防止を徹底する。
ゆったりとした気持ちでかかわり、気持ちを代弁していく。
くりかえしのある手遊びや絵本を用意する。

予想される子どもの活動

生活リズムに合わせて眠る。
安定した生活リズムで過ごすことができる。
登園時に厚着をしている子は気温にあわせて衣類を調節するようにする。
絵本の中にある知っているものを見つけて伝えようとする。
興味のあるものを見つけてはいはいや伝い歩き、歩行したりする。
見つけたものや声かけに「ア、アー」と発語したり指差しをする。
なじみのある音にあわせて体を動かそうとする。

配慮事項

入眠や覚醒時に不安定になる子は、ゆったりとかかわるなどできるだけ個別に対応する。
体調を崩しやすい時期でもあるので、保護者と体調面をしっかりと共有し無理のない活動を行う。
薄手の大切さをクラスたよりを通してお知らせし、薄手のはおりものを用意していただく。
子どもが絵本をもってきたときにはなるべく受け取ることでしっかりと気持ちを受けてとめていくようにする。
探索活動ができるスペースには床にものを置かないなど安全を確保していく。
発語とともに指差しをして伝えるときは「これがほしいんだね」と内容をしっかり受け取っていく。
子どもがくりかえし楽しめるようにゆったりと関わるようにする。

食育

日中十分に体を動かし、自分から食べらようとする。
日中は気温や体調に合わせて粗大運動などを取り入れる。
食材に手を伸ばし、口に運ぼうとする。
食事時間については活動量が増え午睡が早くなる子も予想されるので、給食室と連携をとっていく。

健康・安全

子どもの行動範囲が広がってきているので、室内など安全点検をしっかりと行う。

保護者支援

気温差が出てくる時期なので、持ち物の種類やサイズ、記名などの確認をお願いする。

今月のポイント

行事

スポーツの日
ハロウィン

手遊び・お歌

製作・折り紙

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すぐに使える月案【10月・0歳児クラス】

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その他の参考ノート