保育の学び

【12月の指導計画(月案)】文例とフォーマット<4歳児クラス>

2021年度版、【12月の指導計画(月案)】<4歳児クラス>となります。

 前月の子どもの姿、保育目標、「ねらい」「環境・構成」「予想される子どもの活動」「配慮事項」を養護と教育(五領域)毎に記載。食育、健康安全、家庭や地域との連携など、さまざまな例を見ながら、自分なりの計画が作れる参考文例・フォーマットをご紹介!

前月の子どもの姿

作品展の経験から、何かを作ったり、作ったものを使って遊ぶことを楽しんでいる。
いろいろな友だちとかかわりながら、簡単なルールのある遊びの楽しさを味わっている。

保育目標

発表会を通して、みんなで気持ちを揃えて取り組むことの心地良さを感じる。
年末に向けて大掃除の事を知り、掃除道具の使い方を知る。

養護・教育(五領域)

ねらい

小グループでの当番活動を、自信を持って取り組む。
年長児とお互いに発表会のリハーサルを行うことで、憧れの気持ちを育てながら、自分から練習に取り組む。
ルールのある遊びを楽しみ、戸外で体を動かして遊ぶ。
発表会の練習を通して、みんなで作り上げることの達成感を感じる。
年末に向けて大掃除の事を知り、掃除道具の使い方を知る。
生活の中で、自分の名前や散歩コースの表示など、文字に興味を持つ。
クリスマスの製作を、色々な素材を使って取り組む。

環境・構成

子どもの個性に偏りがないよう、グループ分けをしておく。
年長児の担任とリハーサルの日程を調整をしておく。
しっぽ取りのしっぽを用意しておく。
練習の後は戸外で遊ぶなど、集中して取り組めるような目標を知らせておく。
年末の大掃除について話し、自分から取り組もうとする気持ちを育てる。
文字の書いてある積み木などの玩具など、積極的に遊びに取り入れ、もっと知りたいという気持ちを引き出す。
個性の出る作品になるよう、色々な素材を用意しておく。

予想される子どもの活動

当番活動の内容が分かり、友だちと協力しながら取り組んでいる。
堂々と発表する年長児を見て、憧れの気持ちを持っている。
全身を使ってしっぽ取りを楽しみ、取ったしっぽの本数を比べて、喜んだり、悔しがったりしている。
褒められた喜びから、一生懸命取り組んでいる。
自分たちで使ったものを整える気持ち良さを感じている。
自分や友だちの名前の積み木を並べたり、自由画に文字を書いたりしている。
何度も練習を重ねるうちに、みんなで取り組むことの心地良さを感じている。

配慮事項

友だち同士で困り事を相談している時には、必要以上に介入せずに見守る。
リハーサルは、出来るだけ本番に近い流れで行うことで、当日子どもたちが安心して過ごせるようにする。
ルールがある遊びの中で、友だちの良いところに気がつき、普段の人間関係にとらわれずに遊びの輪が広がるようにする。
無理なく活動できるように、集中できる練習時間を設定する。
みんなで大掃除が出来た喜びを分かち合い、家庭でも保護者の方と大掃除に取り組めるよう言葉をかける。
自分の名前のひらがなが読めたり書けた事を褒め、その様子を見て自分もやってみようと思えるような言葉をかける。
発表会では、いつもと同じ姿で安心して発表が出来るよう、子どもたちに安心できるような言葉をかけておく。

食育

クリスマス会の会食を、友だちや保育士と会話を楽しみながら食事の時間を過ごす。
クリスマス会での出来事を振り返りながら食事ができるよう、きっかけの言葉をかけ、子どもたちの会話の様子を見守る。
クリスマス会について話し、楽しく食事の時間を過ごしている。
会食を通して、食べる楽しさや食事のマナーなど、自分から関心を向けられるよう、必要に応じて個別に言葉をかける。

健康・安全

自分から健康について知り、感染症の予防を意識した生活をする。

保護者支援

発表会では、気持ちを揃えて取り組んできたことを伝え、個人で出来るようになった事だけでなく、周りの友だちと作り上げた喜びを、家庭でも共有していただく。

今月のポイント

行事

文化の日
勤労感謝の日

手遊び・お歌

製作・折り紙

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すぐに使える月案【12月・4歳児クラス】

【ほいくnote】月案_4歳児_2021年12月

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その他の参考ノート