保育の学び

【4月の指導計画(月案)】文例とフォーマット<5歳児クラス>

2022年度版、【4月の指導計画(月案)】<5歳児クラス>となります。

 前月の子どもの姿、保育目標、「ねらい」「環境・構成」「予想される子どもの活動」「配慮事項」を養護と教育(五領域)毎に記載。食育、健康安全、家庭や地域との連携など、さまざまな例を見ながら、自分なりの計画が作れる参考文例・フォーマットをご紹介!

前月の子どもの姿

年長クラスになったことで落ち着かない様子を見せる。 
友達と簡単なルールのある遊びを自ら楽しむ。
年長クラスになることを喜ぶ。 

保育目標

進級を喜び、意慾的に活動する。

養護・教育(五領域)

ねらい

清潔で安全な環境の中で、自分の好きな遊びを十分に楽しめるようにする。
進級による不安を受け止めてもらいながら安心して過ごせるようにする。
天気の良い日は戸外へ出て、十分に体を動かして楽しむ。
友達と一緒に新担任に慣れ親しんでいく。
図鑑などを用いて、春の自然に親しむ
見たり聞いたりしたことを保育士や友達に伝える。
様々な素材を使って思い思いのこいのぼり製作を楽しむ。

環境・構成

室内にいるときは無理のない範囲でマスクの着用ができるようにする。手洗いや消毒も徹底できるよう導いていく。
自分のロッカー等が分かりやすいようにマークを用いたり、活動内容をイラストにして示したりする。
固定遊具の安全点検を行い、危険の内容にする。
簡単なルールのある遊びやごっこあそびを行い、保育者も一緒に楽しむ。
事前に春の植物や虫などを図鑑で見つけ、発見することを期待して散歩に行けるようにする。
子ども達が自分の好きな話ができるよう、ゆったりとした時間を設ける。
事前に散歩などでこいのぼりを見に行く。 子ども達が自由に制作に取り組めるよう、様々な素材を準備する。

予想される子どもの活動

マスクの着用を嫌がる子どももいる。 次の活動に気持ちが移ってしまい、手洗い等を忘れてしまう子どももいる。
保育士の声掛けで、身の回りのことを自分でやろうとする。
好きな遊びを十分に楽しむ。 慣れた遊具では危険な使い方をすることもある。
「せんせいもあそぼう」と保育者を誘って一緒に遊ぼうとする。
図鑑を見ながら知っている花や虫を共阿知や保育者に知らせる。 散歩中に発見したものを喜んで伝える。
我先にと自分の意見を伝えようとする。 恥ずかしくてなかなか話せない子どももいる。
「こいのぼりしってる!」と自分の見たこいのぼりについて話したり、それを作ってみようとする。

配慮事項

清潔の大切さを伝え、少しずつ習慣づけられるようにしていく。
子どもの様子をしっかりと観察し、戸惑いを見せた時にはさりげなく援助をすることで達成感を味わえるようにする。
遊具等の正しい使い方を示しながら、保育者も一緒に体を動かして遊ぶ。
子どもの様子を観察しながら、ひとりひとりに合った適切なかかわりをする。
子ども達が興味を示すよう、図鑑だけでなく絵本なども用いてみる。
話をするのが苦手な子どもには、閉じた質問をしたり、友達の話を一緒に聞いたりして楽しむようにする。
製作が苦手な子どもには側についてされげなく援助をしたり、友達同士で協力するなどして取り組めるようにする。

食育

食具を正しく使って食事をしようとする。
箸の持ち方を見直して、正しく持てていない場合は遊びの中で正しい持ち方を伝えていく。
箸を使って食べようとするが、正しい持ち方ができていない子どももいる。
食事の時ではなく、遊びの中で正しい持ち方を伝えていく。箸が難しい場合はスプーンやフォークを用いることもある。

健康・安全

感染症について保健師度を行い、子どもたち自身が予防をしようと務められるようにしていく。 手洗い、うがいの徹底や、様子を見てマスクの着用も行っていく。

保護者支援

年長になったプレッシャーから、家庭で甘える姿が見られることがあることを伝え、十分に気持ちを満たしてあげられるよう協力していただく。

今月のポイント

行事

お花見
入園式
昭和の日

手遊び・お歌

製作・折り紙

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すぐに使える月案【4月・5歳児クラス】
getsuan220405

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その他の参考ノート