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【1〜2歳児】楽しく社会性を育む♪た〜かくなあれ!の遊び方【室内】

つみきやおもちゃを積み上げて遊べるようになってきたら是非やってみてほしい遊びがこの「た〜かくなあれ!」です♪
友達や保育者と協力して行う遊びのため、ひとり遊びからの成長も見られます。
「順番に」「積み上げる」という単純なルールですが、ルールのある遊びに取り組む前段階としての遊びにもピッタリです!

今回もあらたうがこさんのイラストを使ってお伝えしていきます。

1.た〜かくなあれ!とは

友達と協力し、つみきを高く高く積み上げていく遊びです。
単純な遊びですが、順番を守り他者と協力して積み上げていくことで協調性を育み、みんなで遊ぶ喜びを感じることができます。
月齢に合わせてつみきの種類や大きさを変えたり、ルールを追加することで何度でも楽しめる遊びです!

準備物

  • つみき(ソフトつみきや大型つみきなどを使用してください)

対象年齢

1歳児/2歳児

必要な知識・経験

  • つみきを積む

2.遊びのねらい

つみきを積んでいくというシンプルな手の動きの成長に加え、順番を守ってつみきを積み上げたり友達や保育者と関わりながら遊ぶことで、協調性を育むことが期待できます。
また簡単なルールのある遊びができるようになることで、理解力の成長を促します。

ねらい

  • 順番を守って遊びに取り組むことで社会性を育む
  • 他者と関わって遊ぶ楽しさを知る
  • 高く積み上げられた達成感を味わう

期待される姿

  • 保育士に促されながら自分の番が来るまで待つことができる
  • つみきを友達に渡したり、応援したりする
  • 高く積み上がったことに喜び、つみきが倒れたらもう一度積み上げようとする

3.事前準備

  • 安全のため遊ぶスペースにジョイントマットを敷きましょう
  • 積み上げるスペースを空けてつみきを広げておきます

4.注意点と対策

  • 積み上げたつみきが豪快に倒れることがあるため広いスペースを確保して遊びましょう
  • 床にジョイントマットを敷き、倒れた衝撃を緩和できるようにしましょう
  • つみきが倒れる際に子どもにあたらないように注意しましょう

5.た〜かくなあれ!の遊び方・ルール

1. ジョイントマットの外につみきを囲むように座って待ちます
2. 名前を呼ばれた子から順番につみきを1つずつ積み、積んだら元の場所に戻って座ります
3. 待ってる子はた〜かくなあれ!た〜かくなあれ!と言って応援します
4. れるまで保育士の手を借りながら積んでいきます!

6.遊びを成立させるポイント

  • 1歳児クラスの低月齢児は順番がわからずに自由につみきに触れようとする場合がありますが、保育士がそばについて一緒に待ち、順番が回ってきたら教えてあげるようにしましょう
  • 高く積み上がり届かなくなったら台を用意するか、保育士が抱き抱えて一緒に積んであげてください
  • 「た〜かくなあれ!」の掛け声は保育士が息を合わせ子どもたちと一緒にいうようにしましょう

7.遊びの展開方法

月齢が上がりもう少しルールを追加できそうな場合は、つみきとマットを2セットずつ用意し、チーム対抗戦にしても盛り上がります!

また、保育士が名前を呼ぶのではなく自分達で考えて順番につみきを詰めるように見守ることでも遊びのグレードが上がり、さらに社会性や考える力を伸ばします。

8.新聞紙を使った別の遊び

  • ・まねまねまねっこ遊び【1〜2歳児向け】
    保育士が作った見本と同じようにつみきを組み立てる遊びです
  • ・おままごと【2歳児】
    つみきを食べ物に見立てて遊びます

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