Favorite

【2025年度11月の指導計画(月案)】文例とフォーマット<4歳児クラス>

2025年度版、【11月の指導計画(月案)】<4歳児クラス>です。
前月の子どもの姿、保育目標、「ねらい」「環境・構成」「予想される子どもの活動」「配慮事項」を養護と教育(五領域)毎に記載。食育、健康安全、保護者支援など、さまざまな例を見ながら、自分なりの計画が作れる参考文例・フォーマットをご紹介!

保育目標

  • 積極的に戸外へ出て遊び、元気な身体を作る。
  • 楽器や廃材などに関心を持ち、考えながら工夫して遊ぶ。

子どもの姿

  • 自然物の収集に夢中になったり、自分なりの作品作りを楽しむ。
  • 鍵盤ハーモニカに苦手意識を持つ子がいる。
  • 様々な楽器を触って経験することを喜ぶ。

ねらい

教育

健康

  • 積極的に戸外へ出て体を動かし、丈夫な体をつくる。
  • 自分の体調に気づき、休む・遊ぶを調整できるようにする。

人間関係

  • 廃材製作や、ルールのある遊びで友達と協力する楽しさを感じる。
  • 相手の気持ちを考えて行動する。

環境

  • 自然に触れ、季節の移り変わりを感じる。
  • 自由に素材を使って廃材遊びを楽しむ。

言語

  • 自分の思いや発見を言葉で表す。
  • 話を聞いて理解し、やりとりを楽しむ。
  • 感じたことや出来たこと、作ったものを発表する。

表現

  • 自然物や素材を工夫して、自由に表現する。
  • 音楽や体の動きで気持ちを豊かに表す。
  • お気に入りの楽器を選び、みんなで合わせることを楽しむ。

食育

  • 秋の味覚を知り、食に関心を持つ。
  • 食べ物を作ってくれる人に感謝する気持ちを持つ。

環境・構成

  • 広い場所で思いきり走れる環境を用意する。
  • 衣服の着脱が分かりやすいように整理する。
  • 集団で協力して取り組める遊びや制作を計画する。
  • 散歩や園庭で自然を観察できる機会を設ける。
  • 秋の自然物を集めて自由に使えるようにする。
  • 様々な素材を用意しておく。
  • 落ち葉や木の実、身近な素材を使える制作コーナーを整える。

食育

  • 給食で旬の食材を取り入れ、紹介する。
  • 食べ物や農家の人を紹介する絵本を用意する。

予想される子どもの活動

教育

健康

  • 友達と鬼ごっこやリレーを楽しむ。
  • 「ちょっと暑い」「寒い」と感じて自分で調整しようとする。

人間関係

  • 「どうする?」「一緒にやろう」と友だちの気持ちを確認したり、話し合う姿がみられる。
  • 好きな楽器や道具を友だちと共有できるようになる。

環境

  • 拾ったものを観察したり、制作に取り入れようとする。
  • 散歩など、特別な時間を喜ぶ。

言語

  • 人前で大きな声で発表することに苦手意識を持つ子がいる。
  • 思いを言葉で伝える際、感情が高ぶり乱暴な言葉を使う姿がみられる。

表現

  • どんぐりでマラカスを作る、落ち葉で模様を描くなど自然物で工夫する。
  • 秋の歌に合わせて体を動かしたり演奏することを楽しむ。

食育

  • 「農家さんが作ってくれたんだよ」などと会話をする中で感謝の気持ちが生まれる。

配慮事項

教育

健康

  • 活動量や体調に応じて休憩を促す。
  • 自分で着替えやすいように声をかける。気付けるように進める。

人間関係

  • トラブルが起きた時は、気持ちの橋渡しをする。
  • 協力できた経験を認め、喜びを共有する。

環境

  • 危険な自然物(とげ、虫など)への注意を促す。
  • 自然を壊さず、大切に扱うように伝える。
  • 廃材の素材を仕分けして、自由に扱いやすいよう準備しておく。

言語

  • 言葉に詰まる子には保育者が補い、表現を認める。
  • 友達の言葉を聞き合う経験を大切にする。

表現

  • 素材の扱い方や表現方法を押しつけず、自由に楽しめるようにする。
  • 一人ひとりの工夫を認め、友達と共有する場をつくる。

食育

  • 苦手な食べ物も少しずつ挑戦できるように声掛けを工夫する。
  • 楽しく食べられる雰囲気を大切にする。

健康・安全

  • 衣服の調節について自分で判断しやすいように、気候の状態や変化について声をかける。
  • 事故が起きる前に声かけをし、安全な遊び方を知らせる。

保護者支援

  • 家庭でもできる簡単な運動や生活習慣を紹介する。
  • 健康や安全に関する情報を共有する。

ダウンロード

Favorite

この記事を書いた人

鈴木美都

鈴木美都

保育士

現在浜松市で保育士として活躍中。 子どもの頃から夢だった、自身が卒園した幼稚園型認定子ども園で勤務した後、結婚で浜松市へ移転したことを機に、新たに保育園で全力取り組み中! 「子どもたちの成長の為、常にヒントを探していた自分」と同じ悩みを抱えている誰かの役に少しでも立ちたい!という思いを抱き、 子どもたちの無限の可能性を引き出すために、今日も何かを食べ歩きながらアイデアを考えてくれている。

リクエストフォーム

記事の企画やダウンロード素材の
リクエストを募集中!