2025年度版、【12月の指導計画(月案)】<1歳児クラス>です。
前月の子どもの姿、保育目標、「ねらい」「環境・構成」「予想される子どもの活動」「配慮事項」を養護と教育(五領域)毎に記載。食育、健康安全、保護者支援など、さまざまな例を見ながら、自分なりの計画が作れる参考文例・フォーマットをご紹介!
保育目標
- 冬の寒さに留意しながら、室内外で心地よく体を動かし健やかに過ごす。
- 保育者や友だちとの関わりを楽しみ、模倣や「自分で」を大切に生活する。
子どもの姿
- 保育者に守られながら冬の外気や光を感じて遊ぶ。
- 「じぶんで!」の気持ちを示し、挑戦する姿が見られる。
ねらい
養護
生命
- 安全な環境の中で、快適に冬を過ごす。
- 欲求や不快を泣き声や言葉で伝えられるようにする。
情緒
- 保育者に受け止められながら安心して過ごす。
- 季節の行事を通じて温かい雰囲気を味わう。
教育
健康
- 室内外で体を動かし、十分に活動できるようにする。
- 体調の変化に気を配り、健康に過ごす。
人間関係
- 保育者や友だちと関わりを楽しむ。
- 簡単なやりとりを模倣し、共に遊ぶ。
環境
- 冬の雰囲気や行事を感じられる環境に親しむ。
- 自分でやってみたい気持ちを満たす環境を整える。
言語
- 保育者の語りかけや歌を楽しみ、簡単な言葉を使って表現する。
- 自分の気持ちを言葉で少しずつ伝える。
表現
- 音楽やリズムに合わせて体を動かす。
- 季節の素材や制作を楽しむ。
食育
- 温かい食事を味わい、食べる楽しさを感じる。
- 食具を使って自分で食べる意欲を育む。
環境・構成
養護・教育
- 室内で体を十分に動かせるよう、滑り台やトンネルなど小型の運動遊具を配置する。
- 季節感を感じられる絵本やパネルシアター(クリスマス・冬の動物)を設置する。
- 模倣遊びを楽しめるままごとセットや簡単な食器玩具を用意する。
- 衣服や靴の着脱が試せるよう、子どもが自分で手を伸ばせるロッカーや棚を整える。
- 手先を使う製作や感触遊び(紙ちぎり・スタンプ・布素材)を安心して楽しめる机上環境を準備する。
食育
- 食べられないものは写真などを用意しておく
予想される子どもの活動
養護
生命
- 「寒い」「いや」などで意思を示す。
- 保育者に守られて安心して遊ぶ。
情緒
- クリスマスの飾りや音楽に目を輝かせる。
- 保育者の表情や声に安心して過ごす。
教育
健康
- 滑り台やトンネルで体を動かして遊ぶ。
- 寒い日も外気に触れて心地よさを感じる。
人間関係
- 「どうぞ」「ありがとう」のやりとりをする。
- 他児の遊びをまねて一緒に楽しむ。
環境
- クリスマスの装飾に関心を示す。
- ロッカーから自分で衣服を取り出そうとする。
言語
- 「もう一回」「ちょうだい」と言葉で要求する。
- 歌や手遊びに声を合わせる。
表現
- 鈴やタンバリンを鳴らして楽しむ。
- 紙や布を使った制作で表現をする。
食育
- スプーンを持ち、自分で食べようとする。
- 温かい汁物を飲んで満足そうにする。
配慮事項
養護
生命
- 室温・湿度を調整し、衣服の着脱をこまめに見る。
- 子どものサインにすぐ応答し、安心感を与える。
情緒
- 行事は無理のない範囲で雰囲気を楽しめるようにする。
- 子どもの安心できる存在・物を活用する。
健康
- 感染症流行期のため、手洗い・消毒を徹底する。
- 汗をかいたら着替えをして冷えを防ぐ。
人間関係
- 模倣ややりとりを自然に促す遊びを取り入れる。
- トラブルは受け止め、言葉や態度で代弁する。
環境
- 行事の雰囲気を感じられる装飾や絵本を配置する。
- 自分で挑戦できるよう、子どもの手が届く場所に必要物を整える。
言語
- 子どもの発した言葉を受け止めて返す。
- 絵本や歌を生活の中に取り入れる。
表現
- 簡単な楽器や素材を用意し、自由に触れられるようにする。
- 子どもの表現を受け止めて広げる。
食育
- 食具の持ち方や使い方を見守る。
- 食事の温度や雰囲気に配慮する。
健康・安全
- 室温や湿度の調整を行い、乾燥対策をする。
- 遊具や環境を安全に整備する。
保護者支援
- 感染症予防や衣服の調整について丁寧に伝える。
- 行事や日常の成長の様子を共有する。
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