保育の学び

【10月の指導計画(月案)】文例とフォーマット<4歳児クラス>

2021年度版、【10月の指導計画(月案)】<4歳児クラス>となります。

 前月の子どもの姿、保育目標、「ねらい」「環境・構成」「予想される子どもの活動」「配慮じこう」を養護と教育(五領域)毎に記載。食育、健康安全、家庭や地域との連携など、さまざまな例を見ながら、自分なりの計画が作れる参考文例・フォーマットをご紹介!

前月の子どもの姿

運動会に向けてダンスやかけっこなどを目標をもって頑張ろうとする姿が見られている。
園庭にある草木の変化に興味を示し、観察することを楽しんでいる。
友だちとのかかわりの中で、うまく伝えられずにトラブルになってしまうことがある。

保育目標

秋の自然にふれて興味をもつ。
友だちとイメージを共有しながら、様々な活動を楽しむ。
身の周りのことを自分でしようとする。

養護・教育(五領域)

ねらい

気温に合わせて水分補給や衣類調節を行い、健康に過ごそうとする。
友だちや保育者に安心して自分の気持ちを伝える。
汗をかいたら自分で気がついてふこうとする。
保育者や友だちと一緒にすることを喜びながら行事に取り組む。
身の回りのことを自分で片付けようとしたりする。
保育者が間に入ることで、友だちの話をきいたり自分のことを伝えたりする。
ダンスやかけっこなどで体を動かすことをことを楽しむ。

環境・構成

活動量に合わせて休憩時間を設定することで、子どもたちが気づくような声かけをしていく。
友だちと一緒にしたい気持ちを大切にし、保育士が仲介することで気持ちを表すことを経験できるようにしていく。
友だちと一緒に頑張っていることを伝えていき、当日はその達成感を味わえるようにする。
衣類を脱いだ後の片付け方について子どもたちに伝える。
運動会など行事の後に、感想などを友だちの前で伝える機会をつくる。
運動会当日は会場の安全点検やプログラムの進行について他保育士と協力していく。
運動会でつかった小道具は整理して戸外あそび時に子どもが出し入れしやすいよう工夫する。

予想される子どもの活動

喉がかわいたときに自分で水筒のお茶を飲む。
思っていることを保育者や友達に話す。
体を動かした後、自分で汗を拭く。
運動会に参加し、友達と一緒に体を動かす。
脱いだ衣類をハンガーやカバンに片付けることができる。
自分の知っていることや思ったことを友だちに伝える。

配慮事項

自分から気づきにくい子には保育者が自分で気づけるような声かけをし、褒めることでできることを増やしていくように配慮する。
うまくいかず気持ちが沈んでいる子には個別に関わり、ゆったりと受け止めることで気持ちの安定を図る。
日中はまだ汗をかくことがあることを保護者に伝えて、引き続きタオルの用意をお願いする。
当日不安な子には個別にやるべきことを丁寧に伝えてスムーズに参加できるようにしていく。
衣類のサイズや記名などの確認について掲示板などを使って保護者におしらせする。
集団の前では言いづらい子は保育者があらかじめ個別に聞き取りをし、保育者から発表するようにする。
運動会ごっこでは参加を無理強いせず、自分のペースで参加できるようにしていく。

食育

収穫する喜びや季節の変化を感じ、さつまいもをつかった活動を楽しむ。
竹串の使い方について、良い例と悪い例をつかって教える。
芋ばん作りを行う。
指先に力が入れにくい子などは保育士があらかじめデザインした芋ばんを用意しておく。

健康・安全

活動量や気温の変化によって体調を崩しやすいことを話し、自分で調節しながら過ごす大切さを伝える。

保護者支援

行事が続くので、準備物などは早めに連絡をし、家庭でも体調管理に気をつけるよう呼びかけていく。

今月のポイント

行事

スポーツの日
ハロウィン

手遊び・お歌

製作・折り紙

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すぐに使える月案【10月・4歳児クラス】

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その他の参考ノート