2022年度版、【1月の指導計画(月案)】<5歳児クラス>となります。
前月の子どもの姿、保育目標、「ねらい」「環境・構成」「予想される子どもの活動」「配慮事項」を養護と教育(五領域)毎に記載。食育、健康安全、家庭や地域との連携など、さまざまな例を見ながら、自分なりの計画が作れる参考文例・フォーマットをご紹介!
●前月の子どもの姿
・年末年始に経験した事を、友だちや保育士と話している。
・もうすぐ1年生になる事を意識し、苦手な事でも挑戦している。
●保育目標
・就学に向けて目標を設定し、根気よく挑戦しようとする。
・正月遊びを楽しみ、友だちとルールを守りながら遊ぶ。
●養護・教育(五領域)
ねらい
・規則正しい生活を意識して過ごす。
・自分に自信を持って園生活を送る。
・就学に向けて目標を設定し、根気よく挑戦しようとする。
・友だちの良さが分かり、認め合う。
・正月遊びを楽しみ、ルールを守りながら遊ぶ。
・干支を覚えたり、興味を持つ。
・友だちと意見を出し合いながら、工夫して作ろうとする。
環境・構成
・年末年始で崩れている生活リズムを整え、時間を見て活動を行う。
・自信が持てるような言葉をかけ、認める。
・縄跳びや鉄棒、マラソンなど、目標となるものを設定し、やり遂げた満足感を味わえるようにする。
・相手の話を聞く時の注意点など知らせ、落ち着いて友だちと関われるようにする。
・カルタ、すごろく、お手玉など、コーナー遊びを設置しておく。
・干支が題材の絵本を読み、興味が持てるようにする。
・遊びに必要なものを自分たちで考えて作れるよう、様々な材料や用具を用意しておく。
予想される子どもの活動
・時計を見ながら見通しを持って遊ぼうとする。
・最終学年としての意識を持って生活しようとする。
・就学への憧れの気持ちを持って、目標に根気よく取り組んでいる。
・相手の話を、目を見て聞いたり、思いを受け止めようとしている。
・正月遊びに興味を持ち、ルールを確認し合いながら遊ぼうとする。
・ねずみのずる賢さや、犬猿の仲の言葉の始まりなど知り、友だちと会話を楽しんでいる。
・意見を出し合ったり、役割分担をして作ろうとしている。
配慮事項
・その日のスケジュールを掲示しておき、いつでも確認できるようにしておく。
・異年齢児との交流の機会をつくり、自信を持って自分の役割を果たせるようにする。
・縄跳びカード等、目標が分かりやすいものを準備し、意欲的に取り組めるようにする。
・お互いの考えを伝えながら相手を認め合えるよう、必要に応じて保育士が助言する。
・ルールを守りながら遊べたことを認め、自分たちで遊びを進める喜びを感じられるようにする。
・自分の干支、家族の干支など、もっと知りたいと思えるように言葉をかけ、興味が広がっていくようにする。
・一人では難しくても、友だちと協力して作ると出来る事を知り、達成出来た喜びを感じられるようにする。
●食育
・七草粥の由来を知り、積極的に食事をとる。
・七草粥の由来や、入っている野菜を紹介して、興味が持てるようにする。
・苦手な味だと感じる子もいる。 効能を理解しながら食べてみようとする。
・健康的に過ごすために、残さず食べる事の大切さを伝える。
●健康・安全
・冬の感染症が流行しやすいので、生活リズムを整え、十分な睡眠が取れるよう、家庭での協力をお願いする。
●保護者支援
・就学に向けて、先輩保護者などに話をしてもらう機会をつくり、見通しを持って子どもの成長を見守れるようにする。
●今月のポイント
行事
・お正月
・成人の日
手遊び・お歌
製作・折り紙
●ダウンロード
すぐに使える月案【1月・5歳児クラス】
▼その他の参考ノート