保育の学び

【2月の指導計画(月案)】文例とフォーマット<4歳児クラス>

2022年度版、【2月の指導計画(月案)】<4歳児クラス>となります。

 前月の子どもの姿、保育目標、「ねらい」「環境・構成」「予想される子どもの活動」「配慮事項」を養護と教育(五領域)毎に記載。食育、健康安全、家庭や地域との連携など、さまざまな例を見ながら、自分なりの計画が作れる参考文例・フォーマットをご紹介!

前月の子どもの姿

正月遊びを友だちと一緒に楽しんでいる。 
ピアニカの演奏や文字を読むことなど、出来ることが増えて自信を持って過ごしている。

保育目標

節分について意味を知りながら、豆まきに参加しようとする。 
興味を持ったことに繰り返し取り組み、自分なりに工夫したりして力を発揮しようとする。

養護・教育(五領域)

ねらい

歯磨きを自分から進んで行おうとする。
クラスの友だちと一緒に考えたり、思いを共有することに喜びを感じて、安定して過ごす。
興味を持ったことに繰り返し取り組み、工夫しながら力を発揮しようとする。
年長児を通して、動植物のお世話の仕方を知り、やってみようとする。
節分について意味を知りながら、豆まきに参加する。
お手紙ごっこを取り入れて、文字への興味を持つ。
節分のおめんとマスや、ひな人形を作って楽しむ。

環境・構成

歯を磨くことで冬の感染症の予防につながることを伝えていく。
進級に向けて、みんなの前で考えを話す活動を、無理のない範囲で行う。
様々なことに取り組む年長児の姿を見て、やってみたい気持ちを育てる。
年長児と関わり、お世話の仕方を教えてもらう機会をつくる。
節分について保育士が由来など話し、意味を分かりやすく伝える。
葉書に見立てた画用紙に自分の名前を書く経験が出来るよう、あいうえお表や宛名の書き方の見本など用意しておく。
製作を通して季節の行事を心待ちに出来るよう、それぞれの表現を認める。

予想される子どもの活動

歯を磨くことで感染症を予防しようとしている。
自分のイメージしたことが相手に伝わることに安心して遊んでいる。
縄跳びやフラフープなど、興味を持ったことに自分から取り組んでいる。
年長児に憧れを持ちながら、来年度は自分たちが中心となって行うことに自覚を持ってやってみようとする。
「弱い心」「食材の好き嫌い」など、追い出したい自分の中の鬼をイメージしながら豆まきをしている。
自分の名前を書くことを楽しんでいる。
自分のイメージする鬼や、お雛様を、様々な材料を使って表現している。

配慮事項

歯磨きをする際には、手洗い場が混雑しないよう見守り、歯ブラシによる事故を防ぐ。
友だちと力を合わせて取り組む楽しさを伝えながら、達成感を味わえるようにする。
出来たことを褒め、ひとりひとりのペースで取り組めるようにする。
年長児と年中児がペアや小グループになるよう、事前に年長の担任と話し合っておく。
自分の中の鬼をきっかけに、進級に向けて様々な事に意欲的に取り組めるよう、振り返る機会を持つ。
お手紙を全員受け取れるよう、事前に交換する相手を保育士がグループ分けしておく。
様々な表現を楽しめるよう、材料の種類を沢山用意しておく。

食育

節分の行事食を知り、食べてみようとする。
節分の由来や食事の意味を話し、保育士も一緒に食事をする。
意味を知った上で、健康的に過ごそうと自分から食べようとする。
豆を食べる際には事故に気をつけ、よく噛んで食べることを伝える。

健康・安全

風邪やインフルエンザなど、引き続き流行する時期なので、発生状況を知らせたり、手洗い・うがいを心がける。

保護者支援

懇談会を行い、1年間のひとりひとりの成長を伝え、年長児への見通しを伝え、親子で安心して進級を心待ちに出来るようにする。

今月のポイント

行事

節分
建国記念の日
天皇誕生日

手遊び・お歌

製作・折り紙

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すぐに使える月案【2月・4歳児クラス】
月案22年2月4歳児

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その他の参考ノート