2022年度版、【2月の指導計画(月案)】<2歳児クラス>となります。
前月の子どもの姿、保育目標、「ねらい」「環境・構成」「予想される子どもの活動」「配慮事項」を養護と教育(五領域)毎に記載。食育、健康安全、家庭や地域との連携など、さまざまな例を見ながら、自分なりの計画が作れる参考文例・フォーマットをご紹介!
●前月の子どもの姿
・ごっこ遊びの中で、言葉のやり取りを楽しんでいる。
●保育目標
・進級に向けて、自分から身の回りのことをやろうとし、自立につなげる。
・戸外で体を動かして遊ぶ。
●養護・教育(五領域)
ねらい
・進級を意識しながら、自分から身の回りのことをやろうとする。
・保育士との信頼関係を元に、安心して自分の思いを言葉で表す。
・戸外で体を動かして遊ぶ。
・進級するクラスの部屋で遊び、年少児と触れ合う。
・自分で作ったおめんを付けて、豆まきを楽しむ。
・不思議なことや知りたいことを言葉にして尋ね、知ろうとする。
・鬼のおめん作りを楽しむ。
環境・構成
・進級に期待が持てるような言葉をかけ、やる気を引き出し、出来たことを認める。
・子どもたちが安心できるよう、保育士はいつも安定した気持ちや態度で対応するようにする。
・しっぽ取りなど体が温まる遊びを用意しておく。
・進級後の環境の変化による不安を防ぐため、部屋に慣れながら好きな遊びを楽しめるようにする。
・豆まきのマスや豆など用意しておく。
・子どもたちの興味・関心が広がっていくよう、図鑑を用意しておく。
・色々な素材を使って楽しめるよう、材料を使いやすく小分けしておく。
予想される子どもの活動
・期待を持って身の回りのことを行っている。
・自分の思いを言葉にして知ってもらえることに安心しながら、園生活を送っている。
・友だちや保育士と寒さの中でも元気良く体を動かして遊んでいる。
・初めて見る玩具に目を輝かせながら遊んでいる。 年少児に遊び方を教えてもらっている。
・鬼が怖くて泣いてしまう子もいる。
・保育士に尋ねたり、図鑑を見たりして楽しんでいる。
・自分で材料を選び、思い思いのおめんを作っている。
配慮事項
・進級に対して不安な子もいるので、気持ちに寄り添いながら、出来ることを増やしていく。
・子どもの気持ちや言葉を丁寧に聞く姿勢を大切にし、子どものありのままの姿を受容することで自己肯定感につなげていく。
・保育士も一緒に遊び、体を動かす楽しさを知らせていく。
・進級することに期待と憧れの気持ちが持てるよう、年少児との交流の際はトラブルに気をつけながら見守る。
・豆まき後は気持ちが落ち着くような活動にしたり、午睡時に泣く子もいるので、ゆったりと関わるようにする。
・図鑑を見るきっかけになるよう、保育士も子どもに質問するなど、自主性を育てる。
・はさみを使う時は安全に使えるよう見守り、必要に応じて個別で側につく。
●食育
・食材によってお箸やスプーンを自分から使い分けて食べようとする。
・子どもの経験に合わせてお箸とスプーンを準備しておく。
・お箸を使ってみようとする。 コーンなど、スプーンに持ち替えて食べようとしている。
・保育士も一緒に食事を摂り、献立に合わせてお箸とスプーンを使い分け、子どもたちが模倣するきっかけを作る。
●健康・安全
・室内でも体を動かして遊べるよう、改めて危険箇所を点検し、玩具を片付けておく。
●保護者支援
・進級に向けて、家庭でも身の回りのことを進んで自分からやれるよう、出来たことを褒めて自信につながるよう、保護者の方にもご協力していただく。
●今月のポイント
行事
・節分
・建国記念の日
・天皇誕生日
手遊び・お歌
製作・折り紙
●ダウンロード
すぐに使える月案【2月・2歳児クラス】
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