保育の学び

【2月の指導計画(月案)】文例とフォーマット<0歳児クラス>

2022年度版、【2月の指導計画(月案)】<0歳児クラス>となります。

 前月の子どもの姿、保育目標、「ねらい」「環境・構成」「予想される子どもの活動」「配慮事項」を養護と教育(五領域)毎に記載。食育、健康安全、家庭や地域との連携など、さまざまな例を見ながら、自分なりの計画が作れる参考文例・フォーマットをご紹介!

前月の子どもの姿

わらべうたやタッチング遊び、抱っこなど、保育士との触れ合いによって安定して過ごしている。

保育目標

何度も繰り返す遊びを心ゆくまで楽しむ。
室内で過ごすことが多くなるが、天候や体調に合わせて散歩に出かけ、元気よく過ごす。 

養護・教育(五領域)

ねらい

冬の感染症を予防する。
安心できる保育士と抱っこなど触れ合って安定して過ごす。
天候や体調に合わせて散歩に出かけ、元気よく過ごす。
保育士と簡単なやり取りを楽しむ。
何度も繰り返す遊びを心ゆくまで楽しむ。
語尾をオウム返ししたり、言葉にすることを楽しむ。
「鬼のパンツ」の踊りを楽しむ。

環境・構成

保育士が感染源にならないよう、手洗い・うがいを心がけ、継続する。
特に病後に触れ合いを求めることが増えるので、ひとりひとりに寄り添って抱っこなど対応する。
登園時に体調について保護者の方に必ず確認し、無理のない活動ができるようにする。
やり取り遊びが楽しめるよう、子どもたちと積極的に関わる。
ポットン落としやボールの出し入れなどの玩具を用意しておく。
オウム返しの喃語を言葉にして、気持ちに応える。
保育士が楽しく踊ることで、楽しい雰囲気をつくる。

予想される子どもの活動

鼻汁や顔色が良くないことが見られる。 嘔吐・下痢の症状が出ている。
特定の保育士の姿が見えなくなると涙することもある。
靴箱に行くと自分の靴を嬉しそうに持ってくる子もいる。
「ちょうだい」の言葉掛けに、手に持っているものを保育士に手渡している。
玩具の出し入れを繰り返し楽しんでいる。
「まい(おしまい)」「ないない(片付け)」など、大人の真似をして喃語で言葉にしている。
保育士の真似をして、体を揺らしたり、自分なりに表現しようとする。

配慮事項

嘔吐物の処理方法や、適度に換気を行うなど、改めて保育士間で確認をしておく。
午睡時や夕方など、疲れが出てくる子もいるので、特定の保育士が関われるようにする。
抱っこでの外気浴や、カートに乗って散歩など、寒い季節でも元気よく過ごせるようにする。
一つ一つのしぐさや行為に、保育士が丁寧に応じることで、周りの人への関心を育てるようにする。
家庭でも繰り返して遊ぶ楽しさに集中ができるよう、見守る大切さを保護者の方に伝えていく。
言葉に出来たことを十分に褒めて、もっとやってみようと自信につながるようにする。
まだ歩行が確立していない子は、抱っこで保育士と音楽を楽しむようにする。

食育

保育士や友だちと食事の時間を楽しむ。
進級に向けて一人でスプーンを使う中で、出来たことを褒め、楽しく食事がとれるようにする。
出来たことを喜び、保育士や友だちと目が合うと微笑んでいる。
気分などでスプーンを使わなかったり、食べさせてもらいたい時もあるので、必要に応じて介助スプーンを使用する。

健康・安全

冬の感染症が発症しやすい時期なので、保育士が感染源とならないよう、手洗い・うがいを徹底する。

保護者支援

何度も繰り返す遊びを保育園で行っていることを知らせ、家庭でも遊びに集中できるよう、遊びを見守る大切さを伝えていく。

今月のポイント

行事

節分
建国記念の日
天皇誕生日

手遊び・お歌

製作・折り紙

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すぐに使える月案【2月・0歳児クラス】
月案22年2月0歳児

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その他の参考ノート