2022年度版、【4月の指導計画(月案)】<3歳児クラス>となります。
前月の子どもの姿、保育目標、「ねらい」「環境・構成」「予想される子どもの活動」「配慮事項」を養護と教育(五領域)毎に記載。食育、健康安全、家庭や地域との連携など、さまざまな例を見ながら、自分なりの計画が作れる参考文例・フォーマットをご紹介!
●前月の子どもの姿
・新しい環境に戸惑いながらも、積極的に様々なことに取り組もうとする。
・友達とぶつかり合いながらも、一緒に遊ぶことを楽しむ。
・進級したことを喜ぶ。
●保育目標
・新しい生活リズムに慣れ、意慾的に活動する。
●養護・教育(五領域)
ねらい
・保育者に見守られながら健康に過ごせるようにする。
・保育者に見守られて安心して過ごす。
・新しい生活リズムを知り、身の回りのことを自分でやろうとする。
・新しい担任と遊びを通して信頼関係を気付いていく。
・散歩に出て、春の自然を感じる。
・自分の想いを言葉で伝え、応えてもらうことを喜ぶ。
・季節の歌を楽しむ。
環境・構成
・体温調節のしやすい衣類を用意してもらう
・好きな絵本を用意したり、音楽をかけたりしてゆったりと過ごせる環境を作る。
・マークやイラストを準備して、自分でできるようにする。
・ごっこ遊びなどを通して保育者と子どもが一緒に遊べるようにする。
・春の花や虫などに触れあえる散歩コースを考える。
・子ども達からの働きかけに丁寧に答え、発語の意欲を育てていく。
・季節の歌を準備し、いつでも歌えるようにする。
予想される子どもの活動
・天気の良い日は戸外で体を動かして活発に遊ぶ。
・新しい環境に戸惑いながらも、好きな遊びを楽しむ。
・着替えや排泄など、身の回りのことを自分で行おうとする。
・友達と一緒に遊ぶことを喜ぶ。 新担任と遊ぼうと声をかけたり、遠くから声をかけてもらうのを待っていたりする。
・友達との会話を楽しみながら散歩をする。 散歩中に見つけたものを保育者や友達に伝える。
・家庭での出来事や楽しかったことなど言葉で伝えあう。
・好きな歌が流れると、楽しそうに歌ったり体を動かしたりする。
配慮事項
・子どもの様子を観察し、ひとりひとりの様子に合わせて衣類の調節をする。
・不安になっても我慢している子どもがいることもあるため、ひとりひとりの様子を観察し気持ちに寄り添っていく。
・新しい環境に戸惑う子どもにはさりげなく援助をし、達成感を味わえるようにする。
・人見知りのある時には無理をせず、その子どもに合わせて少しずつ遊びに誘っていく。
・花粉症など、アレルギー児も一緒に楽しめるよう工夫する。
・まだはっきりとした発音にならない時には言い直させたりせず、さりげなく言葉を繰り返したりして知らせていく。
・恥ずかしく歌えない時には無理強いはせず、その子なりに楽しむ姿を認める。
●食育
・楽しい雰囲気の中で、食事をすることを楽しむ。
・苦手なものを減らすなどして、全部食べられたという達成感を味わえるようにする。
・保育者に励ませれ手苦手なものも食べようとする。
・完食できたときには大げさにほめ、全部食べた喜びを味わえるようにする。
●健康・安全
・感染症について絵本などを用いて知らせながら、少しずつ感染対策がすすんで行えるようにしていく。
●保護者支援
・幼児組にの生活リズムについて伝えたり、家庭の様子を伺ったりして子どもの共通理解をし、安心して預けていただけるようにする。
●今月のポイント
行事
・お花見
・入園式
・昭和の日
手遊び・お歌
製作・折り紙
●ダウンロード
すぐに使える月案【4月・3歳児クラス】
▼その他の参考ノート