保育の学び

【5月の指導計画(月案)】文例とフォーマット<5歳児クラス>

2022年度版、【5月の指導計画(月案)】<5歳児クラス>となります。

 前月の子どもの姿、保育目標、「ねらい」「環境・構成」「予想される子どもの活動」「配慮事項」を養護と教育(五領域)毎に記載。食育、健康安全、家庭や地域との連携など、さまざまな例を見ながら、自分なりの計画が作れる参考文例・フォーマットをご紹介!

前月の子どもの姿

友達同士声を掛け合って一緒に遊ぶ。 
少し難しい動きのある遊びもやってみるようになる。

保育目標

春の温かい日差しの中で、全身を使った遊びを楽しむ。

養護・教育(五領域)

ねらい

気温や活動に合わせて衣服の調節をし快適に過ごせるようにする。
安心して自分の気持ちを友達や保育者に伝えられるようにする。
約束事を守りながら、友達と一緒に遊ぶ。
遊びの中で見つけた様々な自然物について、自分で調べてみようとする。
ひらがなに興味を持ち、読んだり書いたりする。
散歩で見た草花や虫を自由に描く。

環境・構成

調節のしやすい衣服の準備を用意する。
自由遊びの空間を充実させ、自然と子ども同士のやり取りが行われる環境を作る。
簡単なルールのあるゲームをしたり、ごっこ遊びなどのコーナーを充実させる。
見つけたものを持ち帰るビニールを準備する。
五十音票を掲示するなどして、ひらがなに触れる機会を作る。
いつでも自由に描けるよう、手に届く場所に紙やクレヨンを準備しておく。

予想される子どもの活動

戸外遊びでは、少し汗ばみながら思い切り体を動かして遊ぶ。
友達同士のやり取りが活発になる。ぶつかり合うことも多くなる。
友達通しでやり取りをしながら遊ぶ。 自分たちで約束ごとを作ることもある。
見つけたものを友達や保育士に見せたり、園にも戻って図鑑で調べてみたりする。何で
自分の名前をひらがなで書いてみる。 読める文字を積極的に読む。
「これは○○」と説明をしながら一生懸命に描く。

配慮事項

ひとりひとりの様子に合わせて対応していく。 汗による冷えに気を付ける。
子どもの気持ちに共感することで、受け止めてもらえたという安心感を味わえるようにする。
子ども同士のやり取りを見守りながら、自分たちで解決できるようさりげなく援助をしていく。
あらかじめ図鑑などで春の自然物について調べる機会を作っておく。
無理強いはせず、ひとりひとりのペースや個性に合わせていく。
具体的に褒めることで満足感や達成感を得られるようにする。

食育

春の食材に触れ、見た目や触感の違いを知る。
たくさんの野菜や果物を準備する。
知っている食材について友達や保育者と話をしながら興味深く野菜に触れている。
普段自分達が食べているものと結び付けられるよう、給食のメニューを使って知らせていく。

健康・安全

活発な動きが増えるので、子どもの様子を常に把握し、危険のないよう留意する。 危険なことは回避できるよう、子ども達に伝えていく。

保護者支援

遊びの中で汗をかくこともあるので、十分な着替えの用意をお願いする。

今月のポイント

行事

ゴールデンウィーク
憲法記念日
みどりの日
子どもの日
母の日

手遊び・お歌

製作・折り紙

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すぐに使える月案【5月・5歳児クラス】
getsuaan220505

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その他の参考ノート