子どもが大好きで色んな場面で活躍する「お歌」や「手遊び」。保育士や幼稚園教諭の皆さんはたくさん知っておききたいですよね!今回はその中からまな&ゆうの二人が「ドレミのうた」を実演してくれます。ぜひ動画でチェックしてみてください。
実演のポイント
歌い出しの「さあ おけいこをはじめましょう」では明るく笑顔で呼びかけ、手拍子や拍手を交えて導入すると子どもの意欲が高まります。
「ドはドーナツのド/レはレモンのレ」など各音名に合わせて空想のミニカードや実物(ドーナツやレモンなどの絵)を見せて提示すると視覚→言語→音楽がつながります。
「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」は鍵盤ハーモニカやピアノで音を鳴らしながら歌うと、音の響きと楽譜の関係が感じられます。
掛け合い形式やリズム変化を取り入れ、テンポの良さを活かし、音名習得・模倣力・音楽的な理解を促します。保育者が笑顔で楽しさを伝えることが重要です。
実演:まな&ゆう
みなさん必ず口ずさんだことのある楽しい曲です♪お友達と、家族とたのしみながら歌ってください♪
慣れて来たらハモリも入れて是非歌ってみてください♩音符なのでピアノや楽器を交えて歌っても楽しいですね!
対象年齢
3歳児/4歳児/5歳児
音名や音階の概念が身につき始める時期で、簡単な英語や音楽体験として楽しめます。3歳でも真似しながら参加でき、4〜5歳では音と意味のつながりを感じられます。
年齢別の「ねらい」
⚫︎3歳児:
「ドはドーナツ」「レはレモン」などの覚えやすい語呂合わせを通して、音名への親しみを育む。
⚫︎4歳児:
鍵盤やシアターなど視覚教材と一緒に音と文字をリンクさせ、音階の構造に関心を持たせる。
⚫︎5歳児:
音名を自分で順に歌いながら鍵盤ハーモニカや手拍子で音を確認し、音感と表現力を深める。
年齢別の「導入の仕方」
⚫︎3歳児:
「ドってどんな音でしょう?ドーナツかな?パンかな?」と語りかけながら導入。
⚫︎4歳児:
「次はミは“みんなのミ”。みんなで歌ってみよう!」と参加型で楽しむ。
⚫︎5歳児:
「自分で他の言葉に置き換えてもいいよ」と創造的に展開させます(例:ド→ドリームのド)。
「ドレミのうた」について
歌詞では「ドはドーナツのド」「レはレモンのレ」など、覚えやすい語呂合わせで音名を紹介。ミュージカル内では音楽の基礎(Do‑Re‑Mi)を子どもたちに教える情景から始まり、日本でも広く親しまれています。
単なる遊び歌ではなく、音楽教育の導入としても優れた構成であり、歌と音階のつながりを身体で感じられる教材です。保育現場では、歌詞と鍵盤ハーモニカや楽器演奏、手あそびなどを組み合わせることで、音楽性と創造力を育てる一曲として活用できます。
おすすめの季節や月
通年使用可
特に 音楽教育の導入、新年度や進級時の歌音楽活動、鍵盤・合奏練習の前などに活用すると効果的です。
歌詞
上記「まなゆうチャンネル」の動画、もしくは外部サイトにてご確認ください。
作詞・作曲
作詞:オスカー・ハマースタイン2世/リチャード・ロジャース
訳詞:ペギー葉山
作曲:オスカー・ハマースタイン2世/リチャード・ロジャース