Favorite

【保育知識】慣らし保育とは?4月の保育園の様子を紹介【園の活動・行事】

4月になると新年度が始まります。初めて保育園へ通う子どもたちは、突然保育園での生活が始まり、保護者と離れて過ごす時間に不安を抱くこともあります。そんな子どもたちが少しでも保育園に慣れて、安心して過ごせるようにと設定されているのが「慣らし保育」です。

今回はそんな慣らし保育について、どのような配慮がされているのか、どのように子どもたちが過ごしているのかを紹介していきます。

1-1.保育園に慣れる

1-1.保育園に慣れる

まずはなんといっても子どもたちが保育園に慣れることが大事です。
保護者の方とお家で過ごしてきた子どもが大半で、初めて保育園に通う子がほとんどだと思います。
家とは全く違った環境であったり、知らない保育士に囲まれて不安がいっぱい。
そんな子どもたちが、無理せず保育園に慣れていくために短時間ずつ保育園で過ごす時間を作っていきます。

1-2.生活のリズムを作る

保育園は集団生活の場です。たとえ乳児であっても、ある程度の生活のリズムやスケジュールが決まっているため、保育園のおおまかなリズムに合わせられるように、朝寝や昼食、遊びの時間を体験して身体に慣らしていきます。
お家でのリズムと保育園があまりにも違っている場合は、保護者と相談をして家庭との連携を図ります。

1-3.保育士と信頼関係を築く

慣らし保育中は、知らない保育士や子どもたちの中で心細い思いをしている子もいるでしょう。
そんな子どもたちと、たくさんの楽しい時間を共有したり、ふれあい遊びやコミュニケーションを通して;信頼関係を築いていきます。
あの先生がいるから保育園にいきたい!ちょっぴり不安だったけど大好きな先生がいるから大丈夫!と、子どもたちの心の拠り所になれるよう、慣らし保育期間を使ってしっかりと子どもたちと関わるようにしましょう。

1-4.保護者が保育園に預けることに慣れる

慣らし保育は子どもだけでなく、保護者の方の練習の期間としても有意義に使われます。
保育園に通うまで子どもとずっと一緒にいた保護者は、預けることに不安を感じたり、後ろ髪を引かれる思いをしているはず。余裕を持って仕事復帰ができるように、復帰後の新しい生活リズムを見通す期間として有効に使いましょう

2.慣らし保育の流れやスケジュール

園によってもさまざまですが、初めは1時間からスタートし、徐々に保育園で過ごす時間を伸ばしていきます。

例)
1日目:1時間
2日目:2時間
3日目:3時間
4日目:給食を食べた後
5日目:午睡の後

保護者の仕事復帰日との兼ね合いで変更はありますが、だいたい5日〜10日ほど慣らし保育期間を設けることが多いです。

2-1.1日の流れ

慣らし保育期間中はとにかく無理をせず、保育園が楽しいと思えるようにたくさんの玩具や遊具であそびます!
1日の流れは以下の通りです。

①登園
②自由遊び・午前睡
③排泄、おむつ替え
④朝のおやつ
⑤活動(園庭遊び、知育遊び、運動遊びなど)
⑤給食
⑥午睡
⑦午後のおやつ
⑧自由遊び
⑨降園

3.どうやって保育士と信頼関係を築くの?

新しい環境に慣れず、泣いたり不安そうにしている子どもたちとどのように信頼関係を築いていくのか。保育士は以下のポイントを意識して関わっています。

【例】
・その子の好きな遊びを見つける
・保育園ならではのおもちゃや遊びを設定する
・保護者に事前に好きな遊びや歌などを聞いておく
・優しく話しかけて、抱き上げてあやすなどスキンシップをとる  など

相手は子どもとはいえ1人の人間です。信頼関係を築くためには、大人と同じように少しずつ距離感を縮めていくことが大切です。そのためにも慣らし保育期間で徐々に一緒に過ごす時間を伸ばしていくことは効果的だと考えられます。

4.慣らし保育中のNG行動

4-1.慣らし保育中のNG行動【保育士編】

「早く泣き止んで」とイライラする
保護者と離れて心細くて泣いている子どもたちは仕方のないこと。イライラした気持ちを子どもたちにぶつけることは御法度です。

お迎え時間を把握していない
家庭ごとに慣らし保育の時間や期間が違うため、慣らし保育中は誰が何時にお迎えに来るのかなどとてもややこしくなりますが、対策をせずにうっかり忘れてしまうと、保護者としても不安を覚えます。
メモなどを活用し、しっかり把握するようにしましょう!

4-2.慣らし保育中のNG行動【保護者編】

なかなか子どもから離れない
子どもが保育園に慣れるためには、保護者が「お迎えくるからね!楽しんでね!」と明るくさっぱりと預けることが大事です。保護者の不安は子どもたちに伝わってしまいます。なかなか離れずにいることはかえって保育園に慣れることを長引かせてしまいます。

持ち物に名前を記入していない
持ち物に名前がないと、誰のものかがわからず、保育士が困ってしまいます。慣らし保育が始まる前に持ち物を確認し、名前の記入漏れがないか確認まとめしましょう!

まとめ

いかがでしたか?慣らし保育は子どもたちが保育園での生活に慣れるための大事な時間です。
無理なく少しずつ保育園に慣れていけるように、今回の記事を是非参考にして新年度を迎えましょう!

Favorite

この記事を書いた人

りんごせんせい

りんごせんせい

保育士

現在大阪で保育士として、一児の母として活躍中。 これから先生を目指す学生のみなさんや、さらにレベルアップしたい先生のみなさんへ 「今まで培った経験や知識、スキルを共有して子供たちの笑顔をたくさん増やすお手伝いをしたい!」 という思いから、 ほいくnoteライターとして日々ごはんを食べるのも忘れて執筆中。

リクエストフォーム

記事の企画やダウンロード素材の
リクエストを募集中!