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はないちもんめ|イラスト解説付き

今回は『はないちもんめ』をあらたうがこのイラストとともにご紹介します!遊びを考えるうえで大切なことは、その遊びはいったいどういうねらいがあって今後の活動にどう繋がっていくのか。また、どうバリエーションを広げていくのかだと思います。特にバリエーションという部分でいうと、ワンパターンで終わらないようにと思ったら難しく考えてしまうかもしれません。でも大丈夫!考え方次第で遊びは無限に広がります!

はないちもんめ とは

2チームに分かれ横一列に手を繋いで向かい合い、「花いちもんめの歌」を歌いながら前後に動き、相手チームの子をじゃんけんで取り合う伝承遊びの一つです。

イラスト:あらたうがこ

クリエイター紹介

あらたうがこ

あらたうがこ

イラストレーター

1991年生まれ、大阪出身。ASOBINEXT所属。 フリーで絵描きや、被写体、ハンドメイドアクセサリー販売として活動。その他にもバンド活動など多数で活動している。

ねらい

昔ながらの伝承遊びを楽しみながら知る
異年齢児と関わりながら遊ぶ
じゃんけんのやり方を知る
仲良く友だちと言葉のやり取りをする

用紙する道具・材料

なし

対象年齢

3歳児/4歳児/5歳児

遊び方

1.各チームは横一列に並んで手を繋ぎ、相手チームと向かい合いあってゲームスタート!はないちもんめ12.じゃんけんに勝ったチームから、歌い始め、勝ったチームは、歌を歌いながら前に進みます。相手チームの前で、片足を蹴り上げます。はないちもんめ23.次に、負けたチームは歌を歌いながら前に進み、相手チームの前で、片足を蹴り上げます。それぞれ、自分のチームが歌う時は前に出て、相手チームが歌う時は後ろに下がります。花いちもんめの歌を歌いながら、前に出たり、後ろに下がったりを繰り返します。はないちもんめ34.歌を歌い終わったら、各チームは集まり、相手チームの、どの子が欲しいかを相談します。はないちもんめ45.相談が終わったら「き~まった!」と言って、また列になります。はないちもんめ56.勝ったチームは「〇〇さんが欲しい~」と言って欲しい人の名前を呼びます。はないちもんめ67.負けたチームも「〇〇君が欲しい~」と言って欲しい人の名前を呼びます。はないちもんめ78.名前を呼ばれた2人は前に出て、じゃんけんをします。はないちもんめ89.じゃんけんに負けた子は、相手チームに加わります。はないちもんめ910.繰り返して遊びます。一方のチームに誰もいなくなったら、ゲーム終わります。

歌詞

勝「勝って嬉しい 花いちもんめ」

負「負けて悔しい 花いちもんめ」

勝「となりのおばさん ちょっと来ておくれ」

負「鬼が怖くて 行かれない」

勝「おかまかぶって ちょっと来ておくれ」

負「おかまないから 行かれない」

勝「お布団かぶって ちょっと来ておくれ」

負「お布団やぶれて行かれない」

勝「あの子が欲しい」

負「あの子じゃ分からん」

勝「この子のが欲しい」

負「この子じゃ分からん」

勝「相談しよう」

負「そうしよう」

ポイント

大人がいれば2歳児の子どもも一緒に遊ぶ事が出来ますが、注視してください。特に、小さい子どもがすると『後退りする事』が危ないので配慮がいります。多い人数で行う時は広い場所がいりますが、とても面白くなります!

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この記事を書いた人

ほいくnote編集部

ほいくnote編集部

ライター

“ほいくnote〟は、エンターテイメントを切り口に楽しく保育や日常生活で使える情報を発信する保育メディアです。 現役保育士はもちろん、臨床心理士や専門家が監修したコンテンツ、保育系タレント・インフルエンサー達による動画なども楽しめます。

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