子どもが大好きで色んな場面で活躍する「お歌」や「手遊び」。保育士や幼稚園教諭の皆さんはたくさん知っておききたいですよね!今回はその中からまな&ゆうの二人が「ガリガリかきごおり」を紹介します。ぜひ動画でチェックしてみてください。
実演のポイント
「ガリガリかきごおり」は、夏の風物詩“かき氷”をテーマに、手や全身を使って表現する季節感たっぷりの手遊び歌です。
実演の際は、「ガリガリ」の部分で氷を削る動作を力強く、「シロップかけて〜」ではふんわりと腕を広げるなど、メリハリある動きを見せることがポイントです。
動作の大きさやスピードに緩急をつけることで、子どもたちの模倣意欲を高め、リズム感や身体のコントロールにもつながります。想像をかき立てる語りかけ(「何味にしようか?」など)を交えながら、保育者自身が楽しく演じることで、子どもたちも自然と引き込まれます。
実演:まなゆう
シロップを変えて色を変えて歌ってもいいですね♪色遊びなどにも使えます♩
対象年齢
2歳児/3歳児/4歳児/5歳児
この歌は季節感のあるテーマ・楽しい擬音語・簡単な振り付けが揃っているため、模倣が発達する2歳児から導入可能です。年齢に応じて創作表現や味のやりとり遊びに発展できる柔軟性もあり、広い年齢で活用できます。
年齢別の「ねらい」
・2歳児
「ガリガリ」などの擬音語に合わせて、手の動きをまねる力を育む。
・3歳児
リズムに合わせて歌と動作を一致させる経験を通じて、集中力や語彙を広げる。
・4歳児
味や色を想像しながら表現遊びに発展させ、想像力とコミュニケーション力を育てる。
・5歳児
「〇〇味にしよう!」など自分で選んで演じたり、友達とペアで見せ合う活動につなげる。
年齢別の「導入の仕方」
・2歳児
保育者が氷をけずる動作をゆっくり見せ、「まねっこしてみようね」と誘導する導入。
・3歳児
「今日はかきごおりを作るよ!いちご?メロン?」と味の話を交えて楽しく導入。
・4歳児
実際にかき氷の写真や絵を見せて「どんな味を作ろう?」と展開を予感させる導入に。
・5歳児
「だれに食べてもらおうかな?」「アイス屋さんになってみよう」などごっこ遊びとつなげて導入。
「ガリガリかきごおり」について
「ガリガリかきごおり」は、夏の風物詩“かき氷”を題材にした、リズムとことば遊びを楽しむ手遊び歌です。
「ガリガリ〜」「ぴゅ〜」「いちご〜!」「めろん〜!」など、五感に訴える擬音語や味の名前が繰り返され、子どもたちは歌いながら自然と身体を動かしたくなります。
歌のテンポは緩急があり、“氷を削る”動きと“味をかける”動きで身体表現が広がる構成になっています。さらに、「いちご」「めろん」「れもん」など、自分で選んで叫ぶ楽しさが加わることで、自己表現力も育まれます。
また、夏の食べ物をテーマにしたこの曲は、食育や季節感を伝える導入にも最適であり、歌と遊びを通して自然に学びが広がる一曲です。
おすすめの季節や月
夏(6月下旬〜8月)が最適です。
暑い時期に「涼しさ」や「氷の音・冷たさ」を感じながら楽しむことで、季節の変化を身体で味わえる活動になります。
歌詞
上記「まなゆうチャンネル」の動画にてご確認ください。
作詞・作曲
作詞:荒巻シャケ・平井敬人・キッズプランナー
作曲:荒巻シャケ・平井敬人・キッズプランナー