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【保健児童ソーシャルワーカー】保育士が気になる人気資格を解説

保育の現場では、保育士資格だけでなく、プラスアルファの資格があるとさらに活躍の幅が広がります。子どもとの関わりを深めたり、保護者対応やキャリアアップに役立つ資格もたくさんありますよね!今回は保育士さんや幼稚園教諭の皆さんにおすすめの、保育資格以外でぜひ取得しておきたい資格についてご紹介します。現場で役立つポイントもあわせてチェックしてみてください。

「保健児童ソーシャルワーカー」とは

勉強する女性

保健児童ソーシャルワーカーとは、「一般社団法人 医療教育協会」が認定する民間資格です。保健児童ソーシャルワーカーとは心理学や医療を学び、子どもやその保護者を支援します。近年、いじめや虐待など様々な問題が起きています。いじめや虐待を受けると子どもは心に多くの傷を作ります。その傷を癒すことができるように、子どもの心に寄り添い、問題を解決できるように支援するのが保健児童ソーシャルワーカーです。

 いじめや虐待などの問題が起きたときどう解決したら良いか悩みますよね。プロに頼む?専門家は誰?未来あるこどものために何ができるのだろうか。繊細な問題だからこそ解決することが難しいこともありますよね。「学んだことをこどものために」「家族のために」「悩んでいる人の力になりたい」そんな人は最後まで読み進めましょう。

保健児童ソーシャルワーカーの資格を得るためにかかる費用について

受験料は5,000円
合格後資格登録料として10,000円
この他に受講料が必要

合格したら資格登録料の10,000円が必要となりますので、ぜひ試験を受けてみましょう。

取得にかかる時間は?

この資格を取得するためには、一般社団法人 医療教育協定が指定した全国各地の大学・短期大学・専門学校に通学し、必要な専門知識を養い、年に2回(11月、1月実施)行われる全国統一試験に合格し、申請します。

(出典:一般社団法人 医療教育協会)

指定された学校に通学しないといけないので、短くても2年はかかりそうですね。

保健児童ソーシャルワーカーの試験は、全体の6割以上の正解で合格することができます。100点を必ず取らないといけないわけではないので少し気が楽ですね。 

資格説明

資格の特徴

今日、子どもを取り巻く環境は目覚ましく変化しています。2010年合計出生率が1.39と上昇を見せるも、人口減少・少子高齢化は進む傾向にあります。

また、社会の形態も大きく変わり、家庭環境も多様化しています。その中で、子どもや親の持つ様々な問題を解決する手助けとなるものが必要となります。

この資格は、保育士・幼稚園教諭・養護教諭のいずれかを専門的に履修した学生を対象に行っている試験であるため、それぞれの専門職に就かれたときに、また、それぞれの社会で児童に関する問題に直面した時に、専門知識と技術をもつものとして活躍することが期待されます。

出典:[資格発行元]一般社団法人 医療教育協会

資格認定規定必修科目

1:医学一般
2:児童ソーシャルワーカー

受講義を受けるために

保育士、幼稚園教諭、養護教諭などの資格が必要です。 

合格難易度

介護士と福祉士

全体の6割以上を正解すると合格といわれています。何問あるかわかりませんが、諦めずに試験を受けてみて下さいね。

受験申し込み方法(オンラインは可能?)

受験申し込みは各教育指定校にて行っております。

【問い合わせ先】一般社団法人医療教育協会

どんな仕事に向いているの?

保健児童ソーシャルワーカーがどんな仕事に向いているのか気になりますよね。

保育士、幼稚園教諭、小児病棟や小児クリニックなどの医療施設、乳児院、児童養護施設などです。子どもに関わる仕事をしている人におすすめの資格です。

虐待やいじめなどに悩んでいる子どものケアや、保護者の方へのアプローチなど、子どもと関わる仕事だからこそ役に立つ資格だと思います。興味がある人はぜひ試験を受けて、自分のスキルアップを目指し、資格を取得してみて下さいね。

まとめ

保健児童ソーシャルワーカーについてまとめてみました。

一般社団法人医療教育協会が認定する「民間資格」のことです。幼稚園教諭、保育士、乳児院、児童養護施設で働く方におすすめの資格です。子どもと関わる仕事についていると、保護者の方からたくさん質問されますよね。

子育てに悩んでいるお母さん達の役に立ちたい、いじめや虐待を受けた子どもの心のケアをしてあげたい、と思った方にお勧めの資格になっています。
専門的な知識を身につけ正しい支援の方法を身につけたいという方にもおすすめです。 子どもや家族に寄り添い一つ一つの話を聞き、心のケアをしてあげてくださいね。

民間資格なので、国家資格となる「社会福祉士」や「精神保健福祉士」とは異なりますが虐待やいじめで悩んでいる子どもや保護者のために役に立つことができるのであれば知識を身につけ、資格を取得してみてくださいね。
子どもの役に立ちたい、キャリアアップを目指したいと思う方のみなさまの役に立ちますように。応援しています。

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この記事を書いた人

ほいくnote編集部

ほいくnote編集部

ライター

“ほいくnote〟は、エンターテイメントを切り口に楽しく保育や日常生活で使える情報を発信する保育メディアです。 現役保育士はもちろん、臨床心理士や専門家が監修したコンテンツ、保育系タレント・インフルエンサー達による動画なども楽しめます。

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