子どもが大好きで色んな場面で活躍する「お歌」や「手遊び」。保育士や幼稚園教諭の皆さんはたくさん知っておききたいですよね!今回はその中からまな&ゆうの二人が「おひなさまどうぞ」を実演してくれます。ぜひ動画でチェックしてみてください。
実演のポイント
「おひなさまどうぞ」は、ひなまつりにちなんだ可愛らしい手あそび歌です。
歌詞の中には、「おひなさま」「おだいりさま」など、お人形をひとつずつ紹介していく構成があり、それぞれに合った手ぶりやポーズを取り入れることで、より楽しく表現することができます。
「どうぞ」の場面では、丁寧に手を差し出すしぐさを入れると、思いやりや丁寧な所作を自然に身につけるきっかけになります。
保育者は穏やかな表情とやさしい声で歌い、子どもたちが“おもてなし”や“季節行事の意味”を感じられるように進めていくことがポイントです。
実演:まな&ゆう
ゆったりとした手遊び歌です。これからの時期にぴったりの曲なのでぜひ歌ってみてください!テンポや音程が少し難しいのでゆっくり練習してみてください♩最初は上手に歌えなくても大丈夫♪
対象年齢
2歳児/3歳児/4歳児/5歳児
手あそびの動作がシンプルで模倣しやすく、2歳児から楽しめます。
年齢が上がるごとに、ひなまつりの意味を理解しながら“行事に親しむ姿勢”へとつながります。
年齢別の「ねらい」
⚫︎2歳児:
歌と動きをまねしながら、季節行事に触れる体験を楽しむ。
⚫︎3歳児:
登場する人形の名称や手ぶりから、ひなまつりの雰囲気を感じる。
⚫︎4歳児:
行事の意味や飾りの名前を知り、自分なりに表現しようとする力を育てる。
⚫︎5歳児:
ひな人形やひなまつりの由来を知り、生活や文化と結びつけて理解を深める。
年齢別の「導入の仕方」
⚫︎2歳児:
「おひなさまってかわいいね〜♪いっしょにまねっこしてみよう」とやさしい声かけから導入。
⚫︎3歳児:
「このうたには“おひなさま”や“おだいりさま”が出てくるよ」と人形を見せながら導入。
⚫︎4歳児:
「どうして“ひなまつり”っていうのかな?うたにヒントがあるかも!」と行事への興味から導入。
⚫︎5歳児:
「ひなまつりってどんな意味があるの?みんなでうたって感じてみよう」と文化的な背景に触れて導入。
「おひなさまどうぞ」について
「おひなさまどうぞ」は、ひなまつりをモチーフに、やさしく穏やかな気持ちを育てる手あそび歌です。
「おひなさま」「おだいりさま」などの呼びかけや、「どうぞ」というしぐさを通じて、思いやりや日本文化の美しさを自然に体験することができます。
歌いながら実際にひな人形を飾ったり、行事に関するお話を交えたりすることで、伝統行事の大切さを実感しやすくなります。子どもたちが“行事に参加する喜び”を感じられるような活動へとつなげられる一曲です。
おすすめの季節や月
春(2〜3月)
ひなまつり(3月3日)の時期に合わせて導入することで、行事の意味をより深く感じられます
歌詞
上記「まなゆうチャンネル」の動画にてご確認ください。
作詞・作曲
作詞:香山美子
作曲:小森昭宏