
雨の日の室内遊び、新聞紙を使って様々な遊びができますよね。その中の1つ、【新聞紙リレー】について紹介します!
お友だちをゴールに運ぶ役、新聞の上を歩く役と役割分担をして競うゲームです♪
今回もあらたうがこさんのイラストを使ってお伝えしていきます。
1.新聞紙リレーとは
【新聞紙リレー】とは、新聞紙の橋の上を渡ってゴールを目指すゲームです!
1人は橋を渡る役、1人は新聞紙を移動させる役になり、2枚の新聞紙を使って橋が途切れないよう協力しましょう♪
準備物
- 新聞紙(1チームに2枚ずつ必要)
- スタートとゴールの線(ビニールテープを床に貼る、縄跳びを置くなど何でもOK)
対象年齢
3歳児/4歳児/5歳児
必要な知識・経験
- 新聞紙で遊んだ事があるとよい
2.遊びのねらい
新聞紙などの大きな廃材を使うことにより、全身を使った粗大運動と細かい作業を両方行うことができます。
また、感触や音、見た目の変化など、さまざまな感覚を養うことができます。
ねらい
- 友だちと協力して遊び、協調性やチームワークを育む。
- 勝つために、自分の役割を果たすことで考える力を培う。
期待される姿
- 友だちに声をかけたり、一緒に作戦を立てるなど相談しながら進める。
- どうすれば早くゴールにつけるか、自分の役割を考えて遊ぶ。
3.事前準備
- スタートとゴールの位置を決めます。3〜5メートルの距離から始めましょう。
- 新聞紙は、扱いやすい四つ折りにした状態から始めましょう。慣れてくると折り方を自由に決めて、長細くしたり折らずに大きいまま使うことも可能です。
4.注意点と対策
- 新聞紙を置くときに手を踏まれてしまう可能性があります。歩く役、運ぶ役共に気をつけるように注意喚起しましょう。
- 園の環境によっては滑って転ぶ危険性も考えられます。マットを敷くなど十分な安全配慮を行いましょう。
5.新聞遊びの遊び方・ルール
1.
2人1組になってスタート線に立ちます。

2.
1人は四つ折りにした新聞紙の上に乗り、スタートの合図でゴールに向かって新聞紙の上を歩きます。もう1人は、相方の移動に合わせて2枚の新聞紙を交互に置いていき、ゴールまでの道を作ります。 相方が通り過ぎた新聞紙を取って前方へ運び、新聞紙同士をくっつけて置いたらその上を相方が歩くイメージです。新聞紙を移動させる作業を繰り返し、ゴールに向かって進みます。

3.
早くゴールの線に着いたチームの勝ちです。

6.遊びを成立させるポイント
- 新聞紙を運ぶ役は戻ったり、先回りしたり大忙しです。ずっと同じ人が運ぶ役にならないように、2回戦では交代して遊びましょう。
7.遊びの展開方法
【3人組で遊ぶ】
1人は新聞の上を歩く役、2人が運ぶ役になります。他のルールは同じです。運ぶ役は忙しいため、2人に増えることでゴールまでの時間が短くなります。スタートとゴール間を長くしても楽しめますよ♪
【新聞同士を離して置く】
慣れてくると、新聞と新聞の距離をあけて置くのも作戦のひとつです。「くっつけて置く」というルールを無くして、少し離して置いてもOKにします。ただし、距離がありすぎるとジャンプした先で滑って転んでしまう可能性があるため、足を伸ばしたら届く距離に調節できる年齢になったら取り入れましょう。
8.新聞紙を使った別の遊び
新聞紙ジャンケン