
9月の『お便りの文例』紹介です。
園では保護者さん向けに様々なお便りを作成・配布しますが、「保育者さんに伝えたいことはたくさんあるけど」
・わかりやすい文章になっているか不安
・保護者にどう思われるか悩んでしまってなかなか先が進まない
・先輩保育士みたいに文章が出てこない
など、お便りに関する悩みが尽きない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もしお悩みでしたら、ぜひこの『お便りの文例』を参考に、あなたが保護者のみなさんへ伝えたい文章を作ってみてくださいね♪
0歳児クラス用
パターン① 秋のはじまりを感じながら
虫の声が聞こえはじめ、朝夕の空気に少しずつ秋の気配が感じられるようになってきました。
園では、落ち葉や風の音など、季節の変化にふれながら、0歳児さんたちがゆったりと過ごせるような環境づくりを行っています。
子どもたちは、保育者に声をかけてもらったり、抱っこで安心したりしながら、自分の気持ちを笑顔や喃語で表現しようとする姿が見られます。
保育者は、個々の生活リズムや気分の波に合わせて、無理なく過ごせるよう丁寧に関わっています。
園庭では、風に揺れる草花や落ち葉の色の変化を見つめたり、ハイハイやつかまり立ちで探索を楽しんだりと、自然とふれあう経験を取り入れています。
9月は、季節の素材に触れる感触あそびや、リズム遊びも取り入れながら、一人ひとりが安心して楽しめるようにしていきます。
日ごとに寒暖差も大きくなるため、体調や衣服調整へのご協力をよろしくお願いいたします。
パターン② 季節のうつろいを五感で感じて
朝夕に少し涼しさを感じるようになり、園内にも秋の足音が少しずつ届きはじめています。
9月は、風や虫の声など、自然の変化に気づきやすい時期。0歳児さんたちも、ゆれる葉っぱや光の差し込みにじっと目を向けるなど、五感を通して季節を感じる姿が見られます。
保育者は、一人ひとりの声やしぐさにしっかり応えながら、安心して気持ちを表せるような関わりを大切にしています。
気温の変化が大きい時期でもあるため、室温や衣服の調整をこまめに行い、体調の変化にすぐ気づけるよう配慮しています。
今月は、木の実や布素材を使った感触遊びや、秋の歌に合わせて手を動かす遊びも取り入れていきます。
身近な自然にふれながら、子どもたちがのびのびと表現できる時間を大切にしていきたいと思います。
送迎時や連絡帳を通して、お子さまのちょっとした成長も丁寧にお伝えしてまいります。
パターン③ 小さな成長が実る秋へ
涼しい風が通り抜ける季節になり、園庭やお部屋にも秋の空気が流れ込みます。
9月の保育では、どんぐりや落ち葉など季節の素材を使った遊びや、音やリズムを楽しむ活動を通して、0歳児さんの好奇心や表現を引き出していきます。
子どもたちは、自分のペースで動いたり、気になる物に向かってハイハイやつかまり立ちで近づいたりと、行動範囲がどんどん広がってきています。
保育者は、安全に探索できるよう環境を整えつつ、一人ひとりの気持ちにことばを添えながら関わっています。
食事の場面でも、自分でスプーンに手を伸ばしたり、表情で「もっと食べたいよ」と伝えたりと、小さな意欲が日々芽生えています。
体調を崩しやすい季節の変わり目でもありますので、園とご家庭で連携をとりながら、子どもたちが安心して過ごせるようにしていきましょう。
1歳児クラス用
パターン① 秋の風を感じながら
秋の風が心地よく感じられるようになり、園庭の木々も少しずつ色づきはじめます。
9月は、外遊びにぴったりの気候。子どもたちは落ち葉の揺れや風の音に気づき、指をさしたり、不思議そうな表情を見せたりしながら、自然の変化をたっぷり感じています。
1歳児さんたちは、「じぶんでやってみたい」という気持ちが芽生える時期。
園では、スプーンやクレヨンを使った活動など、一人ひとりの「やりたい!」を大切にしながら、無理のない範囲で挑戦できるよう見守っています。
室内では、音楽に合わせて体を動かしたり、お友だちのまねをして遊んだりと、日々たくさんの表現が広がっています。
今月は敬老の日に向けて、心をこめた製作にも取り組む予定です。
季節の変わり目で体調を崩しやすい時期でもありますので、登園時には体調や気になる様子をお知らせいただけると助かります。
パターン② たくさんの「できた」に出会う秋
朝夕に涼しさを感じるようになり、園にも秋の気配が届きはじめました。
9月は、園庭でのびのびと遊べる心地よい季節。しゃぼん玉を追いかけたり、虫の音に耳を澄ませたりと、子どもたちは自然とのふれあいを通して、さまざまな反応を見せてくれます。
1歳児さんたちは、保育者のことばや動作をよく見てまねをしたり、自分の気持ちをジェスチャーやことばで伝えようとしたりと、表現がどんどん豊かになってきます。
保育者はその一つひとつに丁寧に応じながら、安心して過ごせる環境を整えています。
室内では、手先を使った感触あそびや、リズムあそびなども取り入れながら、一人ひとりの発達に合わせて無理なく楽しめるようにしています。
今月は敬老の日にちなんだ製作活動も予定しています。完成した作品は、子どもたちの成長とともにぜひご家庭でも楽しんでいただけたらと思います。
パターン③ 秋の実りとともに
空が高く澄みわたり、園庭には秋の虫の声が聞こえてきます。
9月の園生活では、自然の変化に目を向けながら、子どもたちの「やってみたい」という気持ちを大切にした活動を行っていきます。
1歳児さんたちは、気の合うお友だちに近づいたり、まねっこをして遊んだりと、人との関わりが楽しくなってくる時期。
ときにはおもちゃの取り合いや言い合いもありますが、その中で少しずつ関わり方を学んでいけるよう、保育者がそっと見守りながら仲立ちしています。
また、手づかみやスプーンでの食事も「じぶんで!」という意欲が見られるようになり、保育者も応援の気持ちを込めて関わっています。
今月は、敬老の日にちなんだ製作あそびや、戸外での秋探しなどを予定しています。
毎日の小さな「できた!」を積み重ねながら、元気いっぱいに過ごしていきたいと思います。
2歳児クラス
パターン① 自然の変化を感じながら
朝夕の風に少しずつ秋の気配が感じられるようになりました。
園庭ではトンボの姿や落ち葉を見つけて、「これなに?」「あかいね」と言葉にしながら楽しむ姿が見られそうです。
2歳児さんたちは、自分の気持ちや経験を言葉で伝えたいという思いがどんどん育ち、日々の会話の中でも「〇〇したよ」「あついね」など、自分なりの表現をたくさん聞かせてくれます。
園では、一人ひとりのことばをしっかり受け止めながら、丁寧にやりとりする時間を大切にしています。
また、戸外では元気いっぱい体を動かしながら、汗をかいたり「ぬぎたい」と伝えたりと、自分の状態に気づいて言葉にする場面も増えていきます。
保育者はその気持ちに寄り添いながら、気温や体調に配慮して、快適に過ごせるようにしています。
今月は敬老の日の製作も予定しています。子どもたちがどんなふうに思いを込めてつくるのか、楽しみにしていてくださいね。
パターン② 言葉と気持ちがぐんと育つ季節
少しずつ日差しがやわらぎ、秋の気配が感じられる季節となりました。
園庭では虫の音に耳をすましたり、落ち葉を拾ったりと、季節の変化に触れる遊びが増えていきます。
2歳児さんたちは、「じぶんで!」の気持ちがぐんと育ち、衣服の着脱やスプーンでの食事など、自分でやろうとする姿がたくさん見られるようになります。
その気持ちに丁寧に寄り添いながら、うまくいかないときの葛藤にも共感的に関わることを大切にしています。
また、保育者や友だちとのやりとりが楽しくなる時期でもあり、「なにしてるの?」「いっしょにあそぼ」といった言葉も出てきます。
保育室では、言葉が自然に交わされる環境を整え、自信をもって表現できるようにしています。
今月は、敬老の日に向けての製作や、お散歩での秋探しなど、季節ならではの体験をたくさん楽しみたいと思います。
パターン③ 秋の風とともに広がる子どもの世界
空が高く澄みわたり、園庭の草花も少しずつ秋の表情を見せてくれる頃です。
子どもたちは落ち葉やどんぐりに気づいて立ち止まったり、風に乗る虫の音に耳を傾けたりしながら、自然とふれあう喜びを感じています。
2歳児さんたちは、自分の思いや欲求を言葉にしたり、お友だちに伝えようとしたりと、ことばの世界がぐんと広がっていきます。
園では、子どもたちの発した言葉にしっかり耳を傾け、丁寧に返すことで、対話の楽しさを育んでいます。
また、おもちゃの貸し借りや思いのぶつかり合いも多くなる時期ですが、その一つひとつのやりとりを大切に見守り、気持ちを受け止める関わりを心がけています。
9月は敬老の日の製作活動や、秋を見つけに行くお散歩などを通して、子どもたちの気づきや表現の豊かさを一緒に楽しんでいきたいと思います。
3歳児クラス
パターン① 季節のうつろいとともに、ことばや関わりが育つ秋
朝晩の風に少しずつ秋の気配が感じられるようになってきました。
園庭のすみっこでは落ち葉やどんぐりを見つけて夢中になる姿が見られそうです。
3歳児さんたちは、友だちとの関わりがますます楽しくなってくる時期です。
「かして」「いっしょにしよう」と言葉を交わしながら、思いを伝える喜びや、うまくいかないもどかしさも経験しています。
保育者はそのやりとりを見守りながら、必要に応じて仲立ちし、気持ちが伝わる嬉しさを味わえるようにしています。
また、今月から運動会に向けた活動も少しずつ始まります。はじめて挑戦する表現遊びやかけっこに、ワクワクしたりドキドキしたり…。
子どもたちの気持ちに寄り添いながら、楽しく取り組めるような雰囲気づくりを大切にしています。
残暑も続く中、体調管理にも気を配りながら、子どもたちがのびのびと過ごせるようにしていきます。
パターン② 行事に向けて心も体も成長中!
日差しの中にも秋の気配が感じられるようになってきました。
園では、朝の戸外遊びの時間にトンボを追いかけたり、落ちている葉っぱや木の実に目を向けたりと、季節ならではの自然との触れ合いが広がっていきます。
3歳児さんたちは、友だちの存在がますます大きくなってきて「いっしょにやろう」と誘い合ったり、おもちゃの取り合いを通して気持ちのぶつかり合いも経験したりしています。
保育者は、その一つひとつの関わりが安心の中でできるよう、そっと見守りながら言葉のやりとりを支えています。
今月から運動会の練習が少しずつ始まります。元気に走ったり、音楽に合わせて体を動かしたり、ひとりひとりのペースに合わせて楽しみながら取り組めるように工夫しています。
夏の疲れが残る子もいるため、休息の時間や水分補給にも気をつけながら、毎日を穏やかに過ごしていきたいと思います。
パターン③ 関わりが広がる秋、ひとつずつできることが増えていく季節
少しずつ風が心地よく感じられるようになり、園のまわりでも秋の気配が感じられるようになってきました。
3歳児さんたちは、夏を経てぐんと成長した姿を見せてくれそうです。
友だちとのやりとりの中で「どうぞ」「かして」など、気持ちを言葉で伝えようとしたり、「〇〇ちゃんといっしょがいい」と関わりを楽しんだりする姿が増えていきます。
保育者はそうした関わりを見守りながら、子どもたちが自分の言葉で思いを届けられるようにサポートしていきます。
園では運動会に向けた準備が少しずつ始まります。かけっこやリズム遊びなど、どの子も無理なく楽しめるように進めていきます。
少しドキドキしてしまう子の気持ちも大切にしながら、一緒に取り組んでいきたいと思います。
暑さが残る中でも、子どもたちが快適に過ごせるよう、室温や水分補給などにも気を配りながら丁寧に保育をしていきます。
4歳児クラス
パターン① 秋の自然とともに広がる遊びと関わり
日差しの中にも少しずつ秋の気配が感じられるようになってきました。
園庭では落ち葉や木の実を見つけて、自然に目を向ける姿が見られそうです。
4歳児さんたちは、好奇心がますます旺盛になり、「なんで?」「どうして?」とたくさんの質問が飛び交う毎日になりそうです。
自分の感じたことや考えたことをことばで伝え、友だちと気持ちのやりとりを楽しむ様子も増えていきます。
そうした気持ちの動きを受け止めながら、一人ひとりが安心して関われるよう、保育者もそばで見守り声をかけていきます。
また、今月からは運動会に向けて、かけっこや表現あそびが始まります。体をたっぷり動かしながら、達成感や仲間との一体感を味わえるようにしていきます。
まだ暑さが続く時期でもあるため、体調管理に留意しながら、秋のはじまりを楽しんでいきたいと思います。
パターン② ひとりの世界から、みんなとつくる楽しさへ
夏の終わりとともに、園庭の木々や空の色も少しずつ変化しはじめ、秋の気配が感じられるようになります。
4歳児さんたちは、自分の好きな遊びに没頭しながらも、友だちとイメージを共有したり、ルールを作ったりして、一緒に遊ぶ楽しさを感じ始める時期です。
保育者は、子どもたちのやりとりを見守りながら、ときに仲立ちし、思いが伝わったり、工夫が形になったりする嬉しさを味わえるようにしています。
また、運動会に向けた活動も始まります。リズムに乗って体を動かしたり、仲間と力を合わせて取り組む中で、自然と「やってみたい!」の気持ちが育っていきます。
まだまだ暑さが続く日もありますので、体調の変化にも気を配りながら、季節の移り変わりを感じる保育をしていきます。
パターン③ 思いを伝え合う力がぐんぐん育つ秋
セミの声がトンボの羽音に変わり、園の周りも秋の訪れを感じる季節になってきました。
4歳児さんたちは、感じたことをことばで表現する力が育ち、保育者や友だちに「こんなことがあったよ」「こうしたい!」と、やりとりを楽しむ姿がたくさん見られることでしょう。
その思いを丁寧に受けとめながら、みんなで過ごす楽しさや、協力する喜びを感じられるように関わっていきます。
今月からは、運動会に向けての活動が少しずつ始まります。
かけっこやリズムあそびなど、子どもたちの「できた!」「たのしかった!」を大切にしながら、無理なく進めていきたいと思います。
季節の変わり目で体調を崩しやすい時期でもあるため、園でも休息の時間をしっかり取りながら、一人ひとりが心地よく過ごせるようにしていきます。
5歳児クラス
パターン①:心も体もぐんと成長する秋のはじまり
秋風が心地よく吹き抜ける季節になり、空の色や虫の声からも秋の訪れを感じられるようになります。
9月の子どもたちは、運動会に向けての活動が始まり、一人ひとりがやる気いっぱいに取り組んでいく姿が見られそうです。
走るのが苦手な子にも自信を持てるように、それぞれの頑張りを認めながら、クラスみんなで励まし合う雰囲気を大切にしていきます。
勝ちたい気持ちが強くなる時期だからこそ、ことばの使い方や思いやりの気持ちを育めるよう、子どもたち同士の関わりを丁寧に見守っていきます。
また、敬老の日に向けてのプレゼント製作も始まります。感謝の気持ちをこめて、思いのこもった贈り物を作っていきますので、ご家庭でも話題にしていただけたら嬉しいです。
パターン② 仲間と力を合わせる楽しさを感じる9月
日中はまだ暑さが残るものの、朝夕には秋の気配が感じられるようになります。
5歳児さんたちは、いよいよ運動会に向けた練習が始まり、仲間と力を合わせて頑張る経験が増えていきます。
その中で「もっと上手にやりたい」「勝ちたい」といった気持ちが強くなり、時には友だちにきついことばをかけてしまう姿もあるかもしれません。
そんなときこそ、クラス全体で話し合いの場を持ち、お互いの得意・不得意を認め合う時間を大切にしていきます。
室内ではことばあそびやルールのあるゲームを楽しみながら、心をほぐす時間も取り入れていきます。
また、敬老の日には大好きなおじいちゃん・おばあちゃんへ感謝の気持ちを届ける製作にも取り組んでいきます。
パターン③ 挑戦と思いやりを育む秋の園生活
空が高く感じられるようになり、園庭にも少しずつ秋の風が吹き始めます。
5歳児さんたちは、運動会に向けてリレーや表現あそびなどに取り組み、自信を持って挑戦する姿が見られることでしょう。
一方で、得意・不得意が見えやすくなる時期でもありますので、子どもたちが無理なく楽しく取り組めるよう、それぞれに合わせた声かけを心がけていきます。
活動の合間には、室内での静かな遊びやことばあそびも取り入れ、気持ちを整える時間も大切にします。
また、今月は「敬老の日」に向けた製作活動も予定しています。おじいちゃん・おばあちゃんのことを思い浮かべながら、子どもたちが心を込めて準備を進めていきます。
家庭でも季節の変わり目に合わせて、体調管理にご協力いただけますと助かります。
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