
「だるまさんがころんだ」に飽きてきたらおすすめな遊びが、【だるまさんの1日】です!
ルールはほとんど同じですが、自由度がUP!
鬼が出したお題に対して、自由表現を楽しみましょう♪
こんなお題は盛り上がった!という経験を踏まえた例と共に、あらたうがこさんのイラストを使ってお伝えしていきます。
1.だるまさんの1日とは
【だるまさんの1日】とは、「だるまさんが〇〇した」という鬼の掛け声に合わせて、〇〇の部分を自由表現するあそびです!基本的なルールは「だるまさんがころんだ」と同じで、動きを止める部分だけが変わります。
出されたお題を一瞬でイメージして表現する事は難しいですが、面白いお題が出た時はみんなで大爆笑!
人数制限もなく、3人以上いれば楽しく遊べますよ♪
準備物
なし
対象年齢
4歳児/5歳児
必要な知識・経験
- 「だるまさんがころんだ」の経験がある
2.遊びのねらい
鬼役はみんながわかりやすいお題を出し、他の人は鬼に伝わるよう表現することで、考える力や表現力を育みます。また、友だち同士の動きを見て意見を伝えたり、笑い合うことで関わりが生まれます。
ねらい
- お題に沿って自由表現することを楽しむ。
- ゲームの中で友だちとの関わりを深める。
期待される姿
- お題に合う動きを考えて、他の人が見てわかるように表現をする。
- 友だちの表現を認めたり、意見を伝える。
3.事前準備
- 「だるまさんがころんだ」のルールを確認しておきましょう。
- はじめはお題を出す鬼役の方が難しく、スムーズにゲームが進まない場合があります。保育者が鬼になってお題を出したり、みんなで「こんなお題があるね」と事前に例を出し合うと良いでしょう。
4.注意点と対策
- 自由表現の際に近くの人に手足がぶつからないよう、十分な広さの場所で遊びましょう。
- 「切った」とチョップをするときは手と手を切り離すだけで強く叩かない事を約束しましょう。
5.だるまさんの1日の遊び方・ルール
1.
鬼は壁や木の近くに立ちます。鬼以外の人は、鬼から10メートルほど離れたスタート線に立ち、「はじめのいっぽ!」と言いながら全員で一歩進んでゲームスタートです。

2.
鬼はみんなに背を向けて、「だるまさんが〇〇した」と大きな声で言い、最後の「した」の発声と同時に振り返りましょう。
3.
鬼以外の人は、鬼が背を向けている間に鬼に向かって進みます。鬼が振り返ったら、その場で〇〇に合った表現をしましょう。※歯磨きした!の場合歯磨きしてる真似っこをします

4.
鬼に表現が伝わらず、指摘されるとアウトです。(歯磨きなのに、顔を洗ってるように見える等)アウトになった人は鬼と手を繋ぎ、次にアウトになった人は、その前にアウトになった人と手を繋いでいきます。


5.
2〜4を繰り返します。捕まらず鬼に近づけた人は、鬼と捕まった人が繋いでる手を「切った!」と言ってチョップし、切り離します。アウトの人がいない場合は鬼にタッチします。

6.
誰かが「切った」と言ったら、鬼以外は捕まっていた人も含めて全員で鬼から逃げましょう。鬼は、繋いだ手を切られたらすぐに振り返り「ストップ!」と叫びます。逃げた人は「ストップ」と言われた位置で止まります。

7.
鬼は、10歩以内で逃げた人にタッチします。鬼がすすむときは、他の人全員で「いっぽ!」「にほ!」と歩数を数えると盛り上がります! 鬼にタッチされた人が次の鬼になって、再度1へ戻って遊びます。 もし10歩進んで誰にもタッチできない場合は「鬼役がもう一度鬼役をする」「鬼が進んでいい歩数を追加する」など事前にルールを決めておきましょう。

6.遊びを成立させるポイント
- 表現の方法は人それぞれのため、面白い表現をした子がいたら積極的に認める声かけをしていきましょう。他の子たちが真似したり、自分も認められたいという思いから表現力のアップに繋がり、ゲームもスムーズに進みます。
7.遊びの展開方法
【子どもがわかりやすいお題例】
- 歯磨きした
- 体操した
- ジョギングした
- ご飯を食べた
- ジャンプした
- ケンケンした
など、その場で1人で出来る単純な動きがオススメです!
【実際に盛り上がった!お題例】
- 変な顔をした
- 変なポーズをした
- 面白いダンスをした
- 悲しんだ
- 大喜びした
- お友だちとぎゅーってした
- お友だちと握手した
など、抽象的な表現だったり、1人では出来ない動きは難易度も高く、表現がそれぞれ違っているため面白いです!
8.関連する遊び
- だるまさんがころんだ