
2022年度版、【11月の指導計画(月案)】<3歳児クラス>となります。 前月の子どもの姿、保育目標、「ねらい」「環境・構成」「予想される子どもの活動」「配慮事項」を記載。食育、健康安全、家庭や地域との連携など、さまざまな例を見ながら、自分なりの計画が作れる参考文例・フォーマットをご紹介!
保育目標
- 秋の自然に触れるなかで様々な発見をし、友だちと共有できることを喜ぶ。
- 楽器遊びを通して、みんなで音を合わせることの楽しさに気づく。
子どもの姿
- 自然物を集めたり、触ったりすることに喜び、夢中になる。
- 大きな音や楽器の音が苦手な子がいる。
ねらい
健康
- 心地よい気候の中、戸外で体を動かす楽しさを味わう。
- 生活習慣の中で手洗い・うがいを身につける。
人間関係
- 友達と一緒に遊ぶ楽しさを感じる。
- 相手の気持ちに気づき、やりとりを楽しむ。
環境
- 秋の自然に触れて、季節の変化を感じる。
- 身近な自然を大切にする気持ちを持つ。
言語
- 季節や行事に関心を持ち、言葉で表す。
- 少し長いお話の絵本を集中して聴く。
表現
- 秋の素材を使って表現する楽しさを味わう。
- カスタネットやマラカスなど簡単な楽器遊びを楽しむ。
食育
- 秋の味覚に関心を持ち、食べる楽しさを知る。
- 感謝の気持ちをもって食事をする。
環境・構成
教育
- 落ち葉や木の実を使って遊べる園庭や公園を整える。
- 手洗い場にイラストや歌を掲示し、分かりやすく楽しくできるようにする。
- やりとりが生まれる絵本やごっこ遊びの素材を置く。
- 園庭や散歩コースに落ち葉や木の実を探せるように工夫する。
- どんぐりや木の実を作品に使えるよう制作コーナーを用意する。
- 秋や七五三に関連した絵本・紙芝居を用意する。
- ごっこ遊びで会話が広がるようなコーナーを整える。
- 秋の歌やリズム遊びの楽器を準備する。
食育
- 給食やおやつにさつまいもやきのこを取り入れる。
- 「勤労感謝の日」にちなんで、食べ物を作る人の話を紹介する。
予想される子どもの活動
健康
- 落ち葉を集めてかけ合う、木の実を拾う、友達と追いかけっこをするなど関わりを深める。
- 遊びや食前後に友達と一緒に手洗い・うがいを繰り返すことができるようになる。
人間関係
- 「どうぞ」「ありがとう」と言いながらやりとりを楽しむ。
- ごっこ遊びを通して関わり方を学ぶ。
環境
- 落ち葉の色や形を比べる、木の実を集めたがる。
- 拾った自然物を使って貼り絵や工作をする子がいる。
言語
- お店屋さんごっこで「いらっしゃいませ」「ください」とやりとりする。
表現
- 秋の歌を歌い、リズムに合わせて体を自由に動かす。
- 音が鳴る、みんなで合わせることを楽しむようになる。
食育
- 「甘い!」「いいにおい!」と感想を言い合いながら食べるようになる。
- 食材を育てた人、作った人へ「ありがとう」と言いながら食べる。
配慮事項
健康
- 衣服調整や体調を一緒に確認できるようにする。
- できた時に褒め、習慣化につながるように声をかける。
人間関係
- 仲間に入れずにいる子に気づき、遊びに参加できるよう支援する。
- トラブルの際は気持ちを言葉で伝えられるよう仲立ちする。
環境
- 自然物を安全に扱えるように伝える。
- 取りすぎない・捨てないなど自然への配慮を伝える。
- ビニール袋を持ち歩く。
言語
- 言葉が出やすいように保育者も言葉を添えて返す。
- 言葉が出にくい子も役割をもって参加できるよう援助する。
表現
- 素材の扱い方を伝えつつ、自由に表現できるようにする。
- 一人ひとりの表現を認め、安心して参加できる雰囲気をつくる。
食育
- 食べ慣れないものも少しずつ挑戦できるようにする。
- 無理に完食を求めず、楽しく食事ができるようにする。
健康・安全
- 外遊びの前後に「自分で着る」「自分で脱ぐ」をする。
- 事故につながる前に声をかけ、安全な遊び方を一緒に考える。
保護者支援
- 「風邪予防」や「衣服調整」について知らせ、自宅でも自分で取り組めるように協力を促していく。
- 制作物や写真を掲示して活動を伝える。
ダウンロード
