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【4〜5歳児向け】観察力とチームワークが勝利のカギ!?フープ玉入れ【室外】

玉入れの玉を使って、少し違った遊び方が出来る【フープ玉入れ】。
大きなカゴを用意しなくても、フラフープさえあればOK!!子どもたちにとっても身近な物で遊びの幅を広げていきましょう♪

遊び方やルールについて、あらたうがこさんのイラストを使って解説していきます!

1.フープ玉入れとは

【フープ玉入れ】とは、フープを円状に並べ、自分のチームカラーのフープに玉を入れていくゲームです!
2チームでも、3チームでも遊べます♪
仲間と協力して数えたり、玉を運ぶことで仲良くなるきっかけ作りにもなる遊びです。

準備物

1チーム3人、赤チームと青チームに分かれて合計6名で遊ぶ場合
※色は赤、青でなくても構いません

  • 赤色のフラフープ×3本、青色のフラフープ×3本 合計6本
    (参加する人数と同じ数のフラフープが必要)
  • 玉入れの玉 18個
    (フープの数の3倍必要)
  • 笛(保育者用)

対象年齢

4歳児/5歳児

必要な知識や経験

  • 自分のチームカラーがわかる。
  • 4までの数が数えられる。

2.遊びのねらい

お友だちと声を掛け合ったり、応援することで仲を深めます。
またしゃがんで拾う、走るなどの全身運動をすると同時に、数を数えたり空いてるフープを探すなど頭も使うため、考える力や判断力も身につきます。

ねらい

  • 友だちと協力してゲームに取り組み、協調性やチームワークを育む。
  • 自分の役割を考えながら行動をする。

期待される姿

  • 友だちを応援したり、声を掛け合ったり関わりを深める。
  • チームの状況を見ながら玉を数えたり、声をかけるなど自分の役割を探して行動する。

3.事前準備

  • 玉を中央にまとめて置き、その周りで子ども達が円になります。
    さらにその周りにフラフープを円状に並べましょう。
    フラフープ同士はくっつけなくても大丈夫です。大きい円になるほど難しくなります。
  • 1つのフープには、玉を4つまでしか入れることができません。
    1から4までを一緒に数えて、数の数え方を確認しておきましょう。

4.注意点と対策

  • 玉の取り合いでトラブルになる可能性があります。
    玉は必ず「ひとつだけ」しか持てない事を確認しておきましょう。
    取り合いになったら保育者が審判となり、必要に応じてジャンケン等で解決しましょう。

5.遊び方解説

イラスト
あらたうがこ

あらたうがこ

イラストレーター

1991年生まれ、大阪出身。ASOBINEXT所属。 フリーで絵描きや、被写体、ハンドメイドアクセサリー販売として活動。その他にもバンド活動など多数で活動している。

1. 子どもたちは2チームに分かれます。玉を全て中央に置き、その周りで子ども達が円になります。さらにその周りに円状にフープを並べましょう。この時にフープと子どもたちはチームカラーで赤、白、赤、白など交互になるようにします。
2. スタートの合図で、進行方向を決めて玉の周りをぐるぐる歩きます。
3. 笛の合図で子どもたちは中央の玉を1つ取り、自分のチームカラーのフープに入れます。再び笛が鳴るまで何度も繰り返しましょう。ただし、1つのフープに入れられる玉は4つまでです。
4. 笛が鳴ったら運ぶ途中の玉はその場に置き、再び最初の円の形に並びます。スタートの合図で進行方向に歩きましょう。
5. 再び笛の合図で玉入れを再開します。玉が4つ以下のフープを探して玉を運びましょう。 笛が鳴ったら円になり歩き、さらに笛の合図で玉入れすることを何度か繰り返します。(笛を鳴らすタイミングは保育者の裁量でOK。数回繰り返すとより楽しめます。)
6. 中央の玉がなくなったら、自分のチームのフープから玉を取って移動させます(※相手チームのフラフープから取ってはいけません)。「玉が4つ入ったフープ」をなるべく沢山作りましょう。
7. 保育者の掛け声と共に最後の笛の合図で終了です。全員中央に集まって座りましょう。保育者が確認し、「玉が4つ入ったフープ」が多いチームの勝ちです。

6.遊びを成立させるポイント

  • 「玉が4つ入ったフープ」を作るためにはどうすれば良いか考えるのがこのゲームのミソです!
    場合によっては自分がせっかく運んだ玉を別のフープに移動させなければいけません。
    限られた時間の中でよく考えて、相談しながら遊べるようにしましょう。
    初めての場合は保育者が「こっちは後一つ入るよ」など声かけをしながら進めていくと良いでしょう。

7.遊びの展開方法

【3チーム以上で遊ぶ場合】
例:4人ずつの赤、青、黄チーム合計12名で遊ぶ場合

カラーフープの必要数:各色それぞれ4本ずつ、計12本
     玉の必要数:フラフープの数の3倍、36個

例:4人ずつの赤、青、黄、緑チーム合計16名で遊ぶ場合
カラーフープの必要数:各色それぞれ4本ずつ、計16本
     玉の必要数:フラフープの数の3倍、48個

ルールは同じで、「玉が4つ入ったフープ」を沢山作ったチームの勝ちです。
同じチーム同士でしか玉の移動が出来ない事を注意しましょう。

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この記事を書いた人

鈴木美都

鈴木美都

保育士

現在浜松市で保育士として活躍中。 子どもの頃から夢だった、自身が卒園した幼稚園型認定子ども園で勤務した後、結婚で浜松市へ移転したことを機に、新たに保育園で全力取り組み中! 「子どもたちの成長の為、常にヒントを探していた自分」と同じ悩みを抱えている誰かの役に少しでも立ちたい!という思いを抱き、 子どもたちの無限の可能性を引き出すために、今日も何かを食べ歩きながらアイデアを考えてくれている。

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