子どもが大好きで色んな場面で活躍する「お歌」や「手遊び」。保育士や幼稚園教諭の皆さんはたくさん知っておききたいですよね!今回はその中からまな&ゆうの二人が「げんこつやまのたぬきさん」を実演してくれます。ぜひ動画でチェックしてみてください。
実演のポイント
「げんこつやまのたぬきさん」は、手合わせ・スキンシップ・模倣遊びの要素が詰まった定番のふれあい遊び歌です。
実演では、子どもと向かい合ってアイコンタクトをとりながら、テンポよく進めることが大切です。
「おっぱいのんで、ねんねして」などの部分では、動作の意味をやさしく伝えながら、表情豊かに演じることで、子どもの安心感を引き出せます。
ペア遊びの基本となる手の動き(たたく・つかむ・なでる)が含まれており、乳児からの対人関係づくりの導入としても有効です。保育者自身が丁寧にゆっくり楽しむ姿勢を見せましょう。
実演:まなゆう
きょうのタヌキさんはどんな1日を過ごしているのかな。あれ、寝ちゃってる…?ぜひみんなで歌いながら一緒に手あそびしてみよう!
対象年齢
0歳児/1歳児/2歳児/3歳児
簡単な動作とリズム、そしてふれあいを通じて、模倣や人との関わりが育まれるため、発達初期の子どもたちに適しています。
年齢別の「ねらい」
・0歳児
保育者とのスキンシップを通して安心感を得る。音と動きを楽しむ。
・1歳児
手の動きに注目してまねをする力を養う。簡単な言葉と動作の一致を体験する。
・2歳児
ペアでのやりとりを通じて人と関わる楽しさを感じる。リズムに合わせた動きで集中力を高める。
・3歳児
歌詞の意味を理解しながら、動作や表情を工夫する表現力を伸ばす。
年齢別の「導入の仕方」
・0歳児
保育者がひざに乗せたり、抱っこした状態でやさしく手を動かす。
・1歳児
保育者が目の前で実演しながら、子どもの手をとって一緒にまねる。
・2歳児
「〇〇ちゃんとやってみよう!」とペア遊びの要素を取り入れて導入。
・3歳児
「どんな動きだったかな?」と思い出しながら一緒に考える導入で、記憶や表現を促す。
「げんこつやまのたぬきさん」について
「げんこつやまのたぬきさん」は、親子や友だちとのふれあいを深めることができる手遊び歌です。
「げんこつやまの〜たぬきさん〜♪」のリズムに合わせて手を動かしながら、子ども同士や保育者とのやりとりが楽しめます。
この歌は、「視覚」「聴覚」「触覚」の刺激を同時に受けることで、子どもの感覚統合を促す効果も期待されています。
また、「なでなで」「ぎゅっぎゅ」などの動作を通じて、「ふれあいの心地よさ」や「信頼関係の構築」が自然と育まれる点が魅力です。
歌詞の一部に配慮が必要なこともありますが、「子どもたちの発達と社会性を育てる」手遊びとして多くの場面で活用されています。
おすすめの季節や月
4月〜5月がおすすめです。
新しい環境に慣れはじめる季節に、人とのふれあいを楽しむ導入に適しています。
歌詞
げんこつやまの たぬきさん
おっぱいのんで ねんねして
だっこして おんぶして
またあした
げんこつやまの たぬきさん
おっぱいのんで ねんねして
だっこして おんぶして
またあした
げんこつやまの たぬきさん
おっぱいのんで ねんねして
だっこして おんぶして
またあした
だっこして おんぶして
またあした
作詞・作曲
作詞:不詳
作曲:不詳
カラオケバージョン
この動画を使って、子ども達と一緒に歌って遊んでください。