子ども達にとって一大イベントである「クリスマス」。
園によっては、大規模なクリスマス会をするところも多いのでは?
近年では、キリスト教に関係なくてもクリスマス会を行う園は少なくありません。
当日に向けての導入方法や、子どもたちが大喜びなオススメの催しを紹介していきます♪
1.はじめに【他宗教の子どもへの配慮を】
「クリスマス」は元々「イエス・キリストの誕生を祝うお祭り」です。
宗教的な背景がある為、他の年中行事以上に繊細な配慮が必要となるイベントですね。
キリスト教以外の宗教を信仰しているご家庭では、そもそもクリスマスを祝う習慣のないところもあるでしょう。
園選びの際にクリスマス会がある事を把握している事がほとんどだと思いますが、中には「クリスマス会には参加させたくない」と感じる保護者の方もいるかもしれません。
その場合は別室で他の遊びをするなど、何らかの配慮が必要です。
しかし、そんなご家庭の子どもでも「お友達と一緒にクリスマス会に参加したい」と希望する子はもちろんいます。
園側と保護者、子どもそれぞれが納得できるように、しかり保護者とコミュニケーションをとって決めていくようにしましょう。
2.クリスマス会のねらい
どんな行事も子どもの成長に合わせた「ねらい」を定め、意味のある保育をしていきたいですね。ここでは「クリスマス会」を行うねらいについて3つ紹介します。
2-1.「クリスマス」について知る
まずは、「クリスマス」が「どこで」「どのように生まれた」行事なのか、などを理解して親しむことがねらいの1つです。「外国のお祭り」である事も伝えておきたいですね。
合わせて「キリスト教」や「神様」など宗教的な内容にも触れる機会になります。
クリスマスにあわせて他国を紹介した絵本を読むのも良いですし、「イエス・キリスト」の生誕のお話をペープサートなどで紹介するのも良いでしょう。
日本古来の行事ではないクリスマスを楽しむことが、外国の文化や伝統に関心を持つきっかけになるかもしれませんね。
2-2.先生やお友達と一緒に楽しむ
先生やお友達と一緒に、クリスマスという一大イベントを楽しみましょう。
ツリーの飾りをお友達と作ったり、保育室を飾り付けたり、歌やダンスを練習するなど、みんなで協力し合うよい機会です。
1人では出来ない「クリスマス会」という1つの目的に向かって、みんなで「協力」したり、認め合いながら進めていきまきょう。
2-3.他の行事にも意欲的に取り組む
クリスマスは日本由来のお祭りではないですが、現在では街中が装飾されていたり、家庭でもツリーを飾るなど私たちにとって身近な行事の1つになっています。
クリスマス会を行うことにより、ほかの年中行事にも興味や関心を持つきっかけになるのではないでしょうか。
クリスマスからお正月、節分、ひなまつりと、他の年中行事が続きますが、「この行事にはどんな由来があるのかな」「クリスマス会が楽しかったから次も楽しみだな」「またみんなと協力したいな」など自然と関心が向くことが期待できます。

3.前日までの導入
「クリスマス会」は、当日だけ楽しむものではありません。
会に向けてみんなで準備をしたり、行事について知る過程が大切であり、成長のための重要な時間なのです。
では、「導入」とはどのようなことをすれば良いのでしょうか?例をいくつか紹介したいと思います。
3-1.クリスマスの由来を伝える
まずは「クリスマス」の由来について子どもたちにもわかるように伝えていきましょう。
「クリスマスの絵本を読む」「イエス・キリストの生誕劇を見る」など様々な方法があります。
クリスマス会当日まで、毎日1冊ずつクリスマスの絵本を読み聞かせするのもワクワクして楽しいですね。
「由来」と聞くと難しく考えてしまうかもしれませんが、「クリスマス=イエス・キリストのお誕生日」ということが子どもたちへ伝われば幼児のうちは十分ですよ。
3-2.飾り付けをする
クリスマスといえば、キラキラした街並みやイルミネーションを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
子どもたちは自分で作ったものを飾ることで、ワクワクや嬉しさも倍増です!
折り紙の輪飾りや、星、ツリーのオーナメントを作るなど、年齢に合った製作を楽しみましょう。
3-3.衣装・装飾品製作
クリスマスといえば、サンタさんやトナカイを思い浮かべますね。
「会=パーティー」なので、手作りの衣装を作ってドレスコードを合わせるのもよいでしょう。
カラーポリ袋や毛糸を使って簡単な衣装を作ると、見た目や雰囲気でさらに盛り上がります!
しかし、衣装を作るのはハードルが高い、、、という方も多いはず。そんな時は、「帽子」をおすすめします♪
画用紙で三角帽子を作り、ツリーやサンタさんに見立てて装飾していくと簡単で楽しいですよ♪
当日にみんなお揃いで被るのも嬉しいですね。
3-4.ゲームの遊び方確認
クリスマス会にゲームをする予定がある時は、事前に遊び方やルールを子どもたちと確認しておきましょう。
初めてのゲームは、説明やお約束に時間がかかるもの。せっかくのクリスマス会なのに話を聞くだけの時間は勿体無いですよね。
楽しいゲームは何度やってもよいものなで、一度クラスで経験しておくと当日スムーズに進行できますよ。
3-5.歌をうたう
クリスマスにちなんだ歌を歌いましょう。みんなで楽しく歌ったり、踊ったりすることで行事に親しみ、季節感も育てます。
「あわてんぼうのサンタクロース」「サンタが街にやってくる」「きよしこのよる」「赤鼻のトナカイ」「ジングルベル」「もろびとこぞりて」「そりすべり」など、子どもたちの成長に合った歌を選んで歌いましょう♪

4.当日のアイデア
いよいよクリスマス会当日です!「先生たちから何か出し物をしたい!」「このままじゃ時間が余りそう」という保育士さんのヒントになる当日の催しについて紹介します。
4-1.クリスマスの歌・ダンス
前日まで練習してきた歌やダンスをみんなで披露し合いましょう。学年毎に見せ合いっこするのも楽しいですね。異年齢でペアになってダンスをするなど、園全体で交流ができる時間になります。
4-2.クリスマスのゲーム
クリスマスにちなんだゲームをしましょう。
クラスで行う場合は、「クリスマスバスケット(フルーツバスケットのクリスマスバージョン)」や、「クリスマスのマルバツクイズ」などじっくり遊べるものがおすすめです。
園全体で行うときは「おちたおちた」など簡単な、その場で座ってできるゲームが良いでしょう。
4-3.楽器演奏
クリスマスの曲を簡単な楽器で演奏してみるのもおすすめです。ベルやタンバリンなどの鳴り物を使って、音楽に合わせて自由に音楽を楽しみましょう♪
また子どもたちがお客さんになって、先生達から演奏のプレゼントを贈るのもよいですね。
ハンドベルで静かに綺麗な演奏をしたり、木琴や太鼓も使って本格的な演奏会をするのも大盛り上がりです。
クリスマスの知っている曲を演奏することで、口ずさんだり手拍子が聞こえて来ると嬉しいですね。
4-4.先生たちから出し物のプレゼント
先生たちからのプレゼントは、ペープサートや人形劇、手品もオススメです!
出し物をするときは、クリスマスや冬の時期にちなんだお話を選ぶようにしましょう。
「あわてんぼうのサンタクロース」の曲に合わせてペープサートを動かしたり、年長児であれば「イエス・キリスト生誕劇」をするのもクリスマスへの理解が深まりよいでしょう。
4-5.サンタさん登場!
サンタさんが園に来てくれたら子どもたちは大喜びで、心に残る思い出になること間違いなし!
可能であれば、子どもたちの身近でない大人に依頼しましょう。
「◯◯先生がサンタさんなの?」などと子どもの夢を壊すことのない配慮が必要ですね。
来てくれたら、サンタさんへ質問タイムを設けたり歌やダンスを披露するなど夢のような時間を楽しみましょう。
4-6.プレゼントタイム
会の最後に、プレゼントタイムがあれば夢がありますね。
プレゼントは「園のみんなへ」「クラスへ」「個人へ」など園によって形は様々だと思います。
サンタさんから直接受け取ったり、人数の多い場合はサンタさんが「お部屋に置いといたよ」と伝えるなど、受け取り方を工夫しましょう。
そして、全員がサンタさんに「ありがとう」とお礼を言えるとよいですね。
まとめ
クリスマス会について紹介してきましたが、いかがでしたか?
クリスマス会は当日だけでなく「導入」も大切であり、ねらいを定めて取り組むことで子どもたちの成長に繋がることがわかりましたね。
当日の催しは、保育者同士で相談して子どもの夢を壊すことのないように進めて下さいね。
楽しいクリスマス会になりますように、応援しています!